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2020年06月17日(Wed)

ひとり親控除と寡婦控除B
ひとり親控除と寡婦控除についてみています。

今回は、改正された寡婦控除についてみていきたいと思います。


1.寡婦控除(改正後)

改正後の「寡婦」とは、次に掲げる者でひとり親に該当しないものをいいます。

⑴ 夫と離婚した後婚姻をしていない者のうち、次に掲げる要件を満たすもの

イ 扶養親族を有すること。

ロ 合計所得金額が 500 万円以下であること。

ハ その者と事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる者がいないこと。

⑵ 夫と死別した後婚姻をしていない者又は夫の生死の明らかでない一定の者のうち、次に掲げる要件を満たすもの

イ 合計所得金額が 500 万円以下であること。

ロ その者と事実上婚姻関係と同様の事情にあると認められる者がいないこと。



2.改正後の寡婦控除の内容

改正後の寡婦控除ですが、まず最初に「ひとり親に該当しないものをいいます」とありますので、子供がいる場合は対象外です。

それでは、子どもがいないのに、寡婦控除が受けられるのはどういう人かというと、2つのパターンが示されています。

(1)が、子供はいないが(あるいはいてもすでに扶養対象から外れていたか)子ども以外に扶養親族がいる場合です。

合計所得金額が500万円以下が条件です。

この場合には、本人は離婚や死別でも構いません。

(2)が、子供だけでなく、扶養親族もいない場合です。

ただし、この場合には、夫が死別したか、行方不明な場合です。

合計所得金額が500万円以下であることが条件ですが、その要件さえ満たせば、終身で寡婦控除が受けられます。



3.改正前の寡婦控除との違い

改正前の寡婦控除とは、以下の点が違います。

@ 子供がいる人は、ひとり親控除にすべて移管したので、寡婦控除の対象にはならない。

A 従来の寡婦控除は、合計所得金額が500万円を超える場合も、受けられましたが、改正後の寡婦控除は、合計所得金額が500万円を超える場合には適用がありません。

B 事実婚の場合には、寡婦控除の対象から外れました。

C 寡婦控除の特例(特別の寡婦)は廃止され、控除額は、27万円となりました。


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