2020年03月12日(Thu)
新型コロナウイルスにより法人税の申告期限を延長する場合の取り扱い
新型コロナウイルスの影響で、3月までに総会が開けなかった場合に、法人税の取り扱いはどうなるのか、ということが気になっていまいた。
法人税の申告は、総会で承認された決算書をベースにして申告することが前提ですので、総会を延期すると、法人税の申告を期限内に提出できないからです。 |
確定申告については、4月16日まで延期になる旨の発表が早々と国税庁からありましたが、法人税についての取り扱いは、国税庁からはまったく聞こえてきませんでした。
そう思っていたら、3月3日に、国会答弁で、国税庁次長から、各法人が、新型コロナウイルスの影響で決算書等を組めない法人について、個別に所轄の税務署に申請をすることで、延長を認める旨の答弁がされているという情報が入ってきました。 つまり、個人の確定申告のように、一律に延長するのではなく、個々の法人の申請(期限後でもOK)で延長を認める、ということのようです。 3月10日現在でも、国税庁のHPには、記載はないのですが、法人は、おそらくこの方向で、新型コロナウイルスの影響による法人税の申告期限の延長は進むのではないかと思います。 新しい情報が入りましたらお知らせします。 @PROのHPにもう少し詳しく掲載しました。 https://npoatpro.org/topics/20200311.html |