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2020年02月01日(Sat)

経理規程E
NPO法人の経理規程のサンプルとして、NPO会計税務専門家ネットワークで作成している「NPO法人のための業務チェックリスト」に掲載した経理規程を紹介しています。

https://npoatpro.org/user/media/npoatpro/page/tool/NPOChecklist2018.pdf


今回は、第4章の財務について見ていきます。

青字は、業務チェックリストの経理規程のサンプル、黒字と赤字は私の解説です。


第4章  財    務


(資金の借入)
第19条 資金を借り入れる場合には、その理由及び返済計画に関する文書を作成し、理事会の決議を受けなければならない。


<解説>

第4章に財務としていますが、この章は、ないケースもあると思います。

19条では、資金の借り入れをする場合の手続きについて述べられています。

これは、定款との整合性も問題になります。

定款で、資金の借り入れについて、総会の決議事項の1つとしている場合には、経理規程もそれに合わせる必要があります。

所轄庁のモデル定款通りに定款を作成している場合に、資金の借り入れを理事会の決議事項に入れているケースがあるのですが、そうすると、借入をするたびに総会を開かなければいけなければならず、柔軟な運営がやりにくいケースもあります。

金融機関も、定款に、資金の借り入れを総会の決議事項としている場合には、総会の議事録などの提出を求めるケースがあります。

経理規程だけの問題ではなく、資金の借り入れを、総会の決議事項にするのか、理事会の決議事項にするのかなどは考えていく必要があります。


(資金の運用等)
第20条 余裕資金の運用及び特定の目的のための資金は、安全確実な方法によって行わなければならない。

2 会計責任者は、○月末日と○月末日に管理している現金及び預金口座等の残高を理事会に報告しなければならない。


<解説>

ここでは、定期的に理事会に試算表などを提出することを定めています。

企業などだと、毎月月次決算をする法人も多いのですが、NPO法人の場合にも、定期的に現在の経営状態などを理事会に提出し、事業の進捗状況等を資金の面からもチェックしていくことが推奨されます。


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