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『自分らしく生きる仕事の見つけ方―手打ちうどん人生』に想う [2011年10月17日(Mon)]


お話と実技指導:長尾 禎則氏
学校を出て、役所に勤めました。でも当時の役所の先輩方からの理に合わない指示や
慣習に嫌気がさし退官。両親たちに、それはもう勘当同然に家を追い出されました。

そこで、四国に「自分をゼロにリセットして自らの歩く道を考える」旅に出ました。
坂出のある店で食べたうどんが本当に美味しかった。ここの味が忘れられない。つい
働きたくなって、頼んだのですけど、小さな店で使ってもらえない。住み込みもダメ。仕方なく、ほかのうどん屋で、朝3時から晩の7時まで働きました。食事は、勿論、朝昼晩“うどん”です。でも、ここのうどんは美味しくないのです。どうしても、坂出のうどんの味が忘れられず、休みの日は、頼んでそこを手伝いました。そのうちにその店の奥さんが寝込んだこともあり念願かなって1年半修行が出来ました。その最後の方は、 “君に教えることはない”と太鼓判を押され、小さな店なので出ていってくれとばかりに邪魔もの扱いにされそうになったのが怖かったです。でもちょうどその頃、私も「機械うどん」について勉強したくなり大阪に出ました。大手の製麺所に採用して貰おうと、手紙を書きました。幸い製麺所でも手打ちうどんを手掛けたいと思っていたらしく無事採用されました。その時知り合ったのが、今日ここで講演を助けてくれている女房です。大変な苦労をかけました。
 「自分は、何が得意か」「人があの仕事は良いからやってみろで働くようではダメです。」私は、「“寄らば大樹の陰”になりたくなかったし、人からあァしろ、こうしろも嫌なのです。一城一国の主でありたい」が、私をこの道に突き進めました。



そのあと、受講生ひとり一人が、手打ちうどんの作り方を教えて頂きながら、悪戦苦闘してやっと、打ち終えました。その味の美味しさに皆して感動しました。
 人もうらやむ役人人生を自ら捨て、ご自身に合う仕事を旅に出てまで自分らしさ探しを求めた長尾さん。世の中には、こんな方もおられるだと思えば、“自分自身もう少し努力しなければ”の気持ちも湧いてきます。

 


でも肝心なことは、自分の職業は自分で決めたいものです。
「頼りになるのは、自分だけ」と面接に臨み採用されてこそ、職業人としてのわが人生が始まります。これを念頭に、わが職業を求めて、さァ一歩前進させようではありませんか。
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