2/9学習会「NPO支援の15年を現場からふりかえる」開催報告
[2015年03月13日(Fri)]
【2015.3.15 本文中に,関連記事・URLを追記しました。】
2015年2月9日(月),本会の最後のイベントとして,学習会「NPO支援の15年を現場から語る」を開催しました(開催概要は,以下のURLをご覧ください)。
https://blog.canpan.info/volunpo/archive/70
★ゲストとしてご登壇いただきました中尾さゆりさんのブログにも,参加レポートがございます。合わせてご覧ください。
NPO会計・税務リクツとコツ〜目指せ、NPO会計キュレーター
「NPO支援の15年を現場からふりかえる」~温故知新の場
https://blog.canpan.info/sally_nakao/archive/2197
県内の市町村市民活動センターや中間支援NPOスタッフから,11名の参加がありました。
参加者の市民活動支援の経験年数が1年未満から10年超まで,幅広い層の方にご参加いただきました。
学習会では,4名のゲストにお越しいただき,「NPO支援の15年」をテーマに,NPOの世界に関わるきっかけ,これまでの足跡や成果・課題などを語っていただきました。
NPO法が施行されたのが1998年12月で,約15年前にあたり,この周辺の時期を出発点に「NPO支援の15年」を語っていただくことを企図していました。
ゲストの皆さまは,このずっと前から市民活動に携わっていることもあり,実際には,このずっと前の出来事から語っていただくことになりました。
織田元樹さんからは,「ボラみみ」の活動を始めるきっかけや,名古屋市が「ボランティア情報センター」を運営していた時代からの名古屋市の市民活動施策の移り変わりや関わり,名古屋の中間支援NPOの系譜などをお話いただきました。
水野真由美さんには,市民活動に関わるきっかけから,そこでの活動で出会いから現在ご活躍のパートナーシップ・サポートセンター(PSC)の活動に関わるようになったこと,これまでPSCの事業に携わりながら感じたこと,そして,これからの自分の市民活動での関わり方をお話しいただきました。
三島知斗世さんは,市民活動に関わるきっかけや,イギリスのチャリティーを視察したこと,所属するボランタリーネイバーズの活動の成果や自分自身の課題,そして,調査研究などから得られた活動の成果をどう今後の活動としてつなげていくかについて,語っていただきました。
中尾さゆりさんは,NPO法人制度が市民が自由に自発的に作り活動できる設計になっていることや,NPO法人会計基準のを策定に関わって制度をつくる側として携わった経験から行政ではない自分たちでも仕組みは変えられることを実感したこと,しかし現実には所轄庁の助言を絶対視するNPO法人があることをお話しし,自分たちが決めて納得できる社会をどう作っていくかが課題であると問題提起しました。
最後に,短いながら,参加者からゲストへの質問の時間もありました。
3時間の中で4人ものゲストにスピーチをお願いしたために,進行に余裕がなく,参加者の皆さまと十分に意見交換できずに終えてしまったのが,主催者として心残りです。
私たちの活動が,NPO法施行の前から多くの積み重ねがあって現在に至ることを,ご参加いただいた皆様と共有できましたら,幸いです。
本会の主な活動は,この学習会をもって終えさせていただきます。このような現場スタッフの学びや交流の場が,何らかの形で設けられ続いていくことを願っております。
ありがとうございました。
2015年2月9日(月),本会の最後のイベントとして,学習会「NPO支援の15年を現場から語る」を開催しました(開催概要は,以下のURLをご覧ください)。
https://blog.canpan.info/volunpo/archive/70
★ゲストとしてご登壇いただきました中尾さゆりさんのブログにも,参加レポートがございます。合わせてご覧ください。
NPO会計・税務リクツとコツ〜目指せ、NPO会計キュレーター
「NPO支援の15年を現場からふりかえる」~温故知新の場
https://blog.canpan.info/sally_nakao/archive/2197
県内の市町村市民活動センターや中間支援NPOスタッフから,11名の参加がありました。
参加者の市民活動支援の経験年数が1年未満から10年超まで,幅広い層の方にご参加いただきました。
学習会では,4名のゲストにお越しいただき,「NPO支援の15年」をテーマに,NPOの世界に関わるきっかけ,これまでの足跡や成果・課題などを語っていただきました。
NPO法が施行されたのが1998年12月で,約15年前にあたり,この周辺の時期を出発点に「NPO支援の15年」を語っていただくことを企図していました。
ゲストの皆さまは,このずっと前から市民活動に携わっていることもあり,実際には,このずっと前の出来事から語っていただくことになりました。
織田元樹さんからは,「ボラみみ」の活動を始めるきっかけや,名古屋市が「ボランティア情報センター」を運営していた時代からの名古屋市の市民活動施策の移り変わりや関わり,名古屋の中間支援NPOの系譜などをお話いただきました。
水野真由美さんには,市民活動に関わるきっかけから,そこでの活動で出会いから現在ご活躍のパートナーシップ・サポートセンター(PSC)の活動に関わるようになったこと,これまでPSCの事業に携わりながら感じたこと,そして,これからの自分の市民活動での関わり方をお話しいただきました。
三島知斗世さんは,市民活動に関わるきっかけや,イギリスのチャリティーを視察したこと,所属するボランタリーネイバーズの活動の成果や自分自身の課題,そして,調査研究などから得られた活動の成果をどう今後の活動としてつなげていくかについて,語っていただきました。
中尾さゆりさんは,NPO法人制度が市民が自由に自発的に作り活動できる設計になっていることや,NPO法人会計基準のを策定に関わって制度をつくる側として携わった経験から行政ではない自分たちでも仕組みは変えられることを実感したこと,しかし現実には所轄庁の助言を絶対視するNPO法人があることをお話しし,自分たちが決めて納得できる社会をどう作っていくかが課題であると問題提起しました。
最後に,短いながら,参加者からゲストへの質問の時間もありました。
3時間の中で4人ものゲストにスピーチをお願いしたために,進行に余裕がなく,参加者の皆さまと十分に意見交換できずに終えてしまったのが,主催者として心残りです。
私たちの活動が,NPO法施行の前から多くの積み重ねがあって現在に至ることを,ご参加いただいた皆様と共有できましたら,幸いです。
本会の主な活動は,この学習会をもって終えさせていただきます。このような現場スタッフの学びや交流の場が,何らかの形で設けられ続いていくことを願っております。
ありがとうございました。