タイトルがその6
そうなんですよ。私がここに行くのも6回目になりました。
いくら新潟が福島の隣にあるとしても、片道4〜5時間かかる道のりなので、福島大学や福島県内にある大学のようには出来ません。中越での活動もおざなりにするわけにも行きませんので、ここでは、一箇所だけですが、継続して活動させていただいてます。
というわけで、4月12、13日に行った福島県相馬市大野台の仮設住宅での足湯活動です。
参加メンバーは塩澤、澁江に加え新入生の田畑くんも参加してくれ、3名です。
12日の午前4時に大学に集合し、少し準備してからLet'sらGo
到着したのは、10時30分頃でした。
さて、到着してみるとこの日は、仮設住宅の施設内でお祭りをしているとのこと。
せっかくなので、覗きに行ってきました。

その途中にあった、鯉のぼり
まじまじと見たのは結構久しぶりかも

たくさん人がいるでしょう?
でも、客層をみてみると、お年寄りが多いのですよね。老若男女が集まるイベントというのも難しいのでしょうけども、そもそも、もう仮設に残ってる若い人たちも少ないのでしょう。
というところで、少し休憩して、お昼ご飯を食べたら、足湯開始ですよ。

せっかくなのでね、春服らしい明るい色の服を着ていきましたよ。
先週、中越で地震がありましたよね?私たちがここに来ていたことで、中越のことにも気を向けていてくださったようで、そっち(中越)、この前揺れたろ?と聞いてくださいました。
それと同時にうちらは震度4程度じゃ驚かないと冗談混じりにも言ってました。

新入生、田畑くんも塩澤くんから足湯のやり方を教えてもらっています。
そもそも彼が入ったのは1日前のことなのですがね。

私たちの足湯のやり方は、かなりの各々の自己流です。
しかし、必要最低限として、相手の話を聴くことだけは、徹底させています。
石の上にも3年というのでしょうか、それとも春のおかげなのでしょうか、ここの仮説の皆様に少し明るさが戻っているようにも感じましたが、もう3年か、時が経つもの早いな(状況は何も進んでないのに)と嘆きのような、諦めのような声が聞こえることも少々。
それと同時に、尚更に元のところ(飯館村)に戻る以外の選択をしなければならない時がきたら、一苦労しそう、そう感じました。
1日目の活動は、この辺にして、

この日の晩御飯、兼プチ宴会
お寿司とつまみ買ってきて、いただいたビールでカンパーイ!
その後、20時には、私はバタンキューでした。
さてさて、二日目

青いパーカー澁江みのむし、シブシブムシですよ〜
冗談はさておいて、
朝おきたら、肌荒れがひどくて、私は皮膚科に行ってくることにしました。
その間、塩澤くんと田畑くんの二人に任せっきりに。結局は私は終わり際まで戻ってこなかったけど、問題なく、活動していたようです。流石に二人だけ、しかも一人は新入生という状況で、大変だったろうけど、ありがとう。

終わり際には、田畑くんも足湯の技能をしっかり習得しちゃってるようで。
暗くなる前の16時頃には、片付けを終えて、出発し、海沿いを見てくることに。
私が始めて福島に行き、足湯を行った新地町です。
道中、あの日から、道路が補修されたほか、新しい店もいくつか立っているように思えました。
その一方で

海岸に行き、振り返ると

目に入るのは、このような光景
原発による傷跡は、まだまだまだ治らないほか、津波による破壊のあとも直しきれないのが現状です。
今後も長らく、いえ、ここの仮設がなくなるまで、年数回程度でしょうが、私たちもお伺いします。また会える日を楽しみにしています。