中越沖地震から4ヶ月たとうとしていますが,現地ではいまだ片付けの真っ最中とのことです

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11/3(土),4(日)の両日にわたり,片付けのボランティアに参加したメンバーの報告です.
土曜の活動に参加した西野クンのレポートです

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中越沖地震の後片付けの仕事はまだ残っているようです。
今回、ボルナツからはジョージさんと私、西野で活動しました。
ほかに、千葉の明海大学から田中先生と学生3人が来られており、いっしょに活動しました。ほかにも、ボランティアの方が来られており,一緒に活動しました。
午前中は、仮設住宅と家の間の荷物の移動を行いました。
冷蔵庫を仮設と家のもので交換したり、あとベッドと洗濯機とテレビを仮設へ運びました。
移動は3往復ぐらいしました。
そして、そのお家の方から休憩と言われ、お言葉に甘えて、なしとりんごをたくさん食べさせていただきました.おいしかったです!!
その後、お昼休憩を取りました。
午後からは、お寺の破れた障子の張替え作業。
そのお寺は外から見ると木で隠れてて本堂がよく見えないんだけど、ちょっと敷地に入るとびっくり!!するくらいの大きなお寺なのです。
きれいな紅葉もありました。
そんな大きい建物なので、地震で破れた障子がたくさんありました。
十数枚あったと思います。
まずは障子紙を外す作業から。
霧吹きや雑巾なんかで、紙の上から桟をなぞって濡らし、しばらく待つと・・・ なんと!きれいにつるっと剥がれるのです。
それでも、少しの紙の繊維が残ったり、桟にたまったホコリを取るために、雑巾で拭いていきます。
こうしてきれいに何も無くなった障子戸に、まずはハケをつかって糊を桟につけていきます。
トントンとハケで軽くたたく感じで、糊を桟に軽くのせていきます。
そして、その上に障子紙をゴロゴロっと転がして紙を貼り付けます。
このとき、ズレないように気を付けます。
貼った後に霧吹きで全体を軽く濡らすと、しわが無く、きれいに仕上がるそうです。
最初は全員で破れた障子を剥がす作業をしていましたが、きれいになった障子戸がいくつかできたところで、障子を剥がす班と貼る作業をする班に分かれて作業をしました。
その結果、3日は、破れた障子を剥がし、きれいに拭く作業が全部終わりました。新しく貼る作業も、5枚ほどできました。
中越沖地震から3ヶ月以上経ちましたが、まだ復旧作業が続けられていることがわかりました。まだまだ手伝えることはあるのだと思いました。
復旧作業で人手が足りないなどのことがありましたら、ボルナツまでご連絡ください。
できる限り手伝います
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まだまだ被災地の片付けは残っているということが伝わってきました.
もし,ささいなことでもお力になれることがありましたら,
voltofnuts[atmark)mail.goo.ne.jpまでご連絡下さい.
※ [atmark)は@に読み替えて下さい.