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浄土ヶ浜の海岸とハマギク [2012年09月19日(Wed)]
三陸ツアーの2日めは浄土ヶ浜から碁石海岸を回ります。ものすごい強行軍。

宮古市の浄土ヶ浜は、まるで極楽浄土のような岩と海岸のおりなす風景から名付けられたのだそうです。行って見るとほんとうにこの世離れした美しさを感じます。今日も、外海は台風のうねりで高い波が打ち寄せていますが、高い岩に守られた内湾はとても穏やかで、澄んだ水に飛び込みたくなります。
浄土ヶ浜の穏やかな海


ここでも、津波の被害は相当なものだったとお聞きしました。漁業施設、観光施設はほぼ全壊。それでも、美しい岩場はほとんど無傷で残りました。人間が作った堤防や鉄骨コンクリートの建物は無残に破壊されましたが、天然の岩は何事も無かったかのように、静かに今日も波に洗われていました。環境教育とか考えずに、じっとこの景色を眺め、人智の限界と自然の畏敬を感じるだけのプログラムとかできないものかなぁ〜、などと考えていました。2つ並んだ石碑は津波の記憶をとどめるためのものです。
津波の記憶をとどめるための石碑


宮澤賢治が尋ねたことを記念する石碑もありました。「うるはしの 海のビロード 昆布らは 寂光のはまに 敷かれ ひかりぬ」とあります。良い歌ですね。地質学にも明るかった賢治にとって、古い地層の見られる三陸の海岸は興味深かったのかもしれません。

宮澤賢治の歌碑


生まれて初めて「ハマギク」を見ました。遠目に見るとごく普通のアスターですが、近くで見ると、さすがに海岸性の植物らしく、じょうぶな茎と分厚い葉っぱを持っています。
ハマギク