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グリーンチャレンジデイ@御苑2017で福島産のお米が大好評 [2017年10月03日(Tue)]
9月30日(土)〜10月1日(日)の2日間、新宿御苑の一角で「GTFグリーンチャレンジデー2017」が開催されました。私はESDを紹介するブースのお手伝いで参加して来ました。その報告はまた別の機会にすることとして、今日はESDのブースの真ん前で福島産のお米をPRするブースのご紹介。ESDブースも集客では大健闘しましたが、福島のお米のブースは終日途切れることなく行列ができていました。
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「お米を米びつから、手の感触で300グラムすくい取り、計量して300グラムぴったりだったらお米が3キロもらえる」というゲームでした。福島産のお米が欲しいので、みなさん行列を作っていたのです。福島の農作物の風評被害は、まだ厳しいかと思いますが、ここにはそんなことを気にする人はいないようです。
福野菜パーティ@下北沢 [2013年06月30日(Sun)]
世田谷区下北沢に「ふくしまオルガン堂」というカフェができました。
福島の野菜や加工品を使ったランチは、とってもおいしくて、たったの800円。確実に食べるには予約した方が良いくらいです。福島産の野菜や加工品も販売しています。

6月30日には「福島の野菜を食べる会」が、ここを借り切って「第1回福野菜パーティ」を行いました。会の関係者約20人でお店はほぼ満員状態。福島のおいしい野菜をつまみに、地ビール、地酒。そして、福島を想う人たちとの語り合い。

福島の野菜を応援する人たちにとっては、まだまだ厳しい状況が続いていますが、少しでも自分のできることをしよう、そんなことを改めて確認する会になりました。
白河の農家さんを訪ねました [2012年07月09日(Mon)]
白河には、足を向けて寝られない人が何人かいます。

農業を営む藤井さんもその一人。毎月、福島の野菜を通販で扱わせていただいています。今回、白河を訪ねたとき、畑を見せていただきました。

藤井さんの農場は森の中にあります。

藤井さんの農場は、山の中にあります。完全に無農薬の野菜を作りたかったので、近くに田んぼや畑が無い所を選んだのだそうです。

ユリ根を育てています。

寒冷紗の下で育っているのは、ユリ。まもなくユリ根の収穫が始まります。有機質の肥料を使った土はふかふかとしていました。

ジャガイモも何種類か作っています。もうすぐ収穫。

ジャガイモも何種類か作っているとのこと。奥の方が紫色のジャガイモになるのだそうです。ジャガイモの収穫もそろそろ始まります。

長なす。とろりと甘い。

ハウスの中では、ミニトマト、ナス、パプリカなどを育てています。長ナスは身がとろりと柔らかく、ほんとうにおいしいのです。

2ヶ月かけて熟させるパプリカ。

パプリカは実がついてから2ヶ月間かけて熟させます。ほんの少し黄色がかっていますが、収穫できるのは8月になってから。

パプリカの剪定。

パプリカは、1本から10個くらい収穫するのだそうです。摘果や葉の剪定をこまめにやらないといけないとのこと。ほんとうに手間ひまかけて作っています。

福島県白河市でアースデイ [2012年07月08日(Sun)]
7月7日(土)白河市でアースデイのイベントが開かれました。
環境で福島を元気にしよう!という心意気に共感してボランティアをやりに行きました。
私が代表をしている「福島の野菜を食べる会」で大変なお世話になっている料理家、本田よう一さんが、白河市の食材を使った「白河ドック」を販売するというので、そのお手伝いをするのが主なミッション。

アースデイ白河オープニング。市長あいさつ。

白河はあいにくの雨。オープニングは13時。白河市長の「環境で復興しよう」とのあいさつから始まりました。

白河アースデイに出展していた鎌田さん。

声をかけられて振り向くと、福島の野菜を食べる会でのボランティア、鎌田さんが出展、可愛いマスクと雑誌を売っていました。今日は、雑誌を1冊買いました。

本田よう一さんの「白河どっく」販売ブースに来た市長。

「白河ドック」は、野菜と豚肉に特製ソースであえ、パンではさんだもの。食材の一つひとつが素材を選んで作っていることがわかります。ブースには市長さんもお見えになりました。

白河どっくを食べる人

あいにくの雨のため、人出が少なくて残念でしたが、白河ドックを食べている人はとてもうれしそうです。

農家の女性後継者のブース。

お客さんが少ないので、お店番は現地の方にお任せし、ブースを観て歩きました。ここは、農家の女性後継者が自分の農場で採れた野菜を販売していました。トウモロコシは「めぐみ」という品種だそうですが、その甘いこと。お土産に買って来ました。


障がい者が耕す農園で採れた野菜や卵を売る直売所。
ここは、障がいを持った方が耕している畑で採れた野菜や卵、加工品を販売する直売所のブースです。お店の方によれば、精神障がいの方100人の雇用の場を作っているのだそうです。

雨で人が少ないのが残念でした。

雨で来客が少なく、売り子ばかり多くても仕方が無いので、白河どっくを家族のお土産に買って帰ることにしました。環境で福島を元気に!という主催者に共感しつつ、会場を後にしました。





七夕は、天の川ならぬ白河へ [2012年07月06日(Fri)]
7月7日、明日は七夕。織り姫と彦星は天の川で年に1度のデート。
なぜか、福島県白河市ではアースデイのイベントが開かれます。

私は、ボランティアとして参加の予定。仕事がたまっているので少しでも片付けたいけれど、疲れもたまっているのでちょっと休みたいけれど、Rio+20のセミナーにも行きたいけれど、今はとにかく福島に行きたい。福島の人と話したい。そんな気持ちです。なぜでしょうか。自分にも良くわからないのですが。

天気予報は雨。七夕の奇跡が起こりますよう。きっとだいじょうぶ。

福島の野菜を食べる会が「ふくごはん」の取材を受けました [2012年06月04日(Mon)]
2012年6月4日「福島の野菜を食べる会」のお話を聞きたい、との依頼をうけ、創設当時の主立ったメンバーが4人、新宿の飲み屋に集まりました。
「福島の野菜を食べる会」が発足したのが2011年4月8日、Facebookを通じてつながった(あるいはつながりを復活させた)8人のメンバーがそれぞれの思いをもって日比谷に集まって、会を立ち上げました。
それから、1年あまり。
・福島から野菜を仕入れて売る活動(直売会)
・福島の野菜を通信販売する活動(いずみざき福野菜パック)
・福島の野菜の直売会をお手伝いする活動
・福島の野菜を売るボランティアの人たちに野菜や果物を仲立ちする活動(卸活動)
・マスコミやミニコミ、facebookを通じて福島の野菜をPRする活動
・現地の人たちと交流する活動
などを行って来ました。直売会には、毎回20人程度のボランティアの売り子さんが集まるなど、インパクトのある活動ができました。その一方では、昨年の秋ごろから「被災地支援」が退潮を始め、放射線を恐れる空気が強くなって来ました。ボランティアによるイベント販売がどのような目的をもち、何を目指すのか考え直すには良い機会だったと思います。

酒を酌み交わしながら、状況はとても難しいけれど話をするうちにいくつか見えてきたこともあります。最大の収穫は、まだまだ元気な若い世代がいること、そして、私たちはボランティアができることに徹底しようということ、他の活動・組織と積極的につながって・つないでいこうといったことです。たとえば、今回、取材に来てくださった「ふくごはん」との連携もやれそうです。その他、今までつながりをもって来た団体や組織とも新たな共同ができるかもしれません。

また、被災者の支援が重要ですが、それだけではなかなか売りにくくなっています。「おいしい福島」を表に出していくことが有効だろうとも思いました。

さて、これから立て直しです。
エコ・ライフフェア2012で水俣の美しい風景&くまモンに出会おう! [2012年05月31日(Thu)]
昨日、環境省に打ち合わせで行ったとき、久しぶりに水俣病の地域再生に取り組む部署の方にご挨拶に行ったところ、見覚えのある水俣の風景写真や水俣の海の美しい生物の写真が大量に置いてありました。今週末、6月2日〜3日に代々木公園で開催されるエコライフ・フェア2012の環境省ゾーンで展示する予定とのことでした。風景写真は地元のアマチュア写真家の山本さん。私もお会いして写真をお借りしたことがありました。

ありふれた山や川や海の風景、日常の暮らしを、そのままに写し撮っているように見えるのですが山本さんの写真の中では、美しく輝いているのが不思議です。技術もさることながら、愛情がこもっているからなのでしょうね。水俣に行ったことの無い方はぜひ見に行って欲しいと思います。髪の毛の水銀チェックもやってもらえるそうです。それから、3日(日)はくまモンも登場するとか。くまモン、逢いに行きたい!

水俣病が公式に確認されたのが1956年。それから半世紀以上たって、汚染はすっかり改善され、今では市は環境で先進的な取組を進め、市民団体や農家、漁業者、加工業者、廃棄物処理業者など民間でも環境への取組を売り物にする活動が繰り広げられ、環境先進都市とすら呼ばれる水俣市ですが、今でも「水俣病の水俣」と思われていることも事実です。

公害がひどかったときからずっと「風評被害」にあっている水俣。なんとか、良い面をアピールできないかと、首都圏での情報発信をする事業をお手伝いしたこともありました。今は、その仕事から離れ、ときどきボランティアや一参加者としてイベントに出ることがあるだけですが、福島の風評被害を考えるとき、水俣のことを考えないではいられません。

とりあえず、6月2〜3日にご都合のつく方は、代々木公園で水俣の美しい風景(&くまモン)と出会ってください。

ボランティアと除染についてのパンフレット公表を記者発表 [2012年05月21日(Mon)]
2012年5月21日、環境省の記者クラブで「福島に寄り添う円卓会議」の一員として「除染作業への参加を考えているボランティアの方に知ってもらいたいこと」の冊子について記者発表してきました。タイミングが悪く、記者が少なかったのが残念ですが、第1版編集・公開までの一連の流れはこれで一段落。ご尽力くださったみなさまに改めて感謝です。

記者発表の後、福島に寄り添う円卓会議として、どのような取組を広げるべきかブレスト的な打合せをしました。今後は現地での活動を行うことを前提としつつ

・現地とつながる−福島を訪ねて現地を見る・語り合う場を設ける
・他のステークホルダーと関わる−行政・事業者・研究者等
・課題を掘り下げる−農家や流通業者との連携など
・冊子の普及−印刷・配布等の可能性を探る
・冊子の改訂−より多くの団体に関わってもらいつつ内容をブラッシュアップ

などが考えられるといった意見が出ました。6月に円卓会議を再開することを目標に、情報・意見交換の場を継続することも合意されました。それぞれの団体は、何をしたいか・何をすべきか具体化しておくのが宿題となりました。

福島に寄り添う円卓会議が除染ボランティアについて記者発表
田植えのお誘いをいただきました [2012年05月13日(Sun)]
銀座ミツバチプロジェクトの方からメールが届きました。
福島県須賀川市に田植え体験に行き、温泉に泊まって来ます。
1泊2食え15,000円は安いと思いますが、5月はお金を使いすぎたので難しい。
銀座ミツバチプロジェクトが須賀川で田植えツアー
NPO法人まちづくり喜多方に立ち寄りました [2012年05月04日(Fri)]
会津喜多方で「NPO法人まちづくり喜多方」の活動拠点を訪ねました。
2011年、代々木公園で喜多方の新名物「アスパラドッグ」を販売したときに、厨房ボランティアとして参加したのがきっかけでお知り合いになりました。そろそろアスパラガスの季節なので、今年も販売するそうです。
今回訪ねたときは、福島県の中で放射線の影響で野外で思い切り遊べなくなった浜通り地域と中通り地域の子どもたちを、安全な会津に招いて思い切り遊ぼうという企画立案中とのことでした。
拠点施設「ろくさい」は昔の蔵を改装したもので、イベントや会議の場所として貸し出しもしています。漢字では「六斎」と書き「六斎市」が語源とのこと。昔から喜多方では2と7のつく日に市が立ち、近郷の農産物などを売っていました。その市が「六斎市」と呼ばれたことから、農を大切にしてまちづくりにつなげるというNPOのコンセプトと合ったことから、拠点施設の名前も「ろくさい」としたのだそうです。
会津喜多方のNPO法人まちづくり喜多方の拠点「ろくさい」
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