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松本でINEKARI [2012年09月29日(Sat)]
2012年9月29日(土)、長野県松本市で「いきものみっけファームin松本 INEKARI」を行いました。5月19日に子どもたちが田植えをした田んぼは実りの季節。強い台風が近づいていたので、天気が心配でしたが、朝からお日さまが照りつけて汗ばむ陽気でした。空には赤とんぼ(アキアカネ)が群れて飛び、モズが良く鳴いていました。

いきものみっけファームin松本INEKARI


受付を済ませた子ども達はさっそく稲を刈り終えた田んぼの中に入り、アマガエルやトノサマガエル、イナゴを捕まえて遊びました。

イナゴをたくさんつかまえたよ!


開会式の後、子どもと保護者の方々は田んぼに移動し、稲刈りのやり方を教わります。ほとんどの子どもが稲刈りは初めての経験です。稲を刈る鎌はとても良く切れるので、扱いには気をつけなければなりません。横1列になって刈り始めます。
鎌で稲を刈り、わらを使って束ね、稲を干す「はさ」にかけます。最初は、鉢伏ファームから応援に来てくださった方々の手つきを見て、その素早さが魔法のように見えましたが、だんだん慣れてうまくなったのがわかります。

稲刈りのやりかたを説明しています


コンバインで脱穀も体験しました。

コンバインで脱穀も体験


稲刈りの後は、お餅つき。普通のお餅つきは、杵でつく人とお餅をかえす人の2人がかりですが、今回のお餅つきは、お餅をかえす人がいません。そのかわり4人が杵を持って、順番にリズミカルにつく独特の方法でした。最近は、このようなやり方でお餅つきをする家はとても少なくなったそうです。一般的に使われている杵よりも軽いので、子ども達でも扱い易いのですが、4人の息を合わせるのが難しいそうです。つきたてのお餅は、早速みんなでいただきました。

珍しい4人のお餅つき


子ども達が植えた稲の一部は既に収穫が終わり、精米して販売もしています。収益の一部は今後の活動に活かされます。

子ども達が植えた稲で採れたお米を販売します


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