3年に1度の「大地の芸術祭」開催中 [2012年08月02日(Thu)]
昼過ぎ、東京メトロ・日比谷線に乗車していたら、向こう側の座席に座っていた若い女性がこっくりこっくりと眠りかけています。読みかけのリーフレットを膝の上に載せたまま。「大地の芸術祭」と書いてあるのでちょっとびっくり。ああ、そうかこの前行ってから、もう3年になるのか。ふだんは過疎地の山間の山村なのに、若い女性がたくさん来ていたのを思い出しました。
「大地の芸術祭」は、新潟県の十日町市と津南町で3年に1度開かれる芸術のイベントで、里地・里山全部を美術館に仕立ててしまうという趣向です。棚田のあぜ道、農家の庭先、道路、廃校、いたるところに「芸術作品」が並べられています。鑑賞しながら、ゆっくり歩くのも良し、お目当てのアーティストの作品を求めて、会場から会場へとはしごするのも良し、その人にあった楽しみ方ができるのも魅力です。とは言え、あまりに広い会場をまわりきるには1日や2日ではとうてい無理。せっかく観に行くのですから、ゆったりとした時間を過ごしたいですしね。 今年は、一番下の娘の受験などがあるので、行くのは無理かもしれません。ちょっと残念です。 |