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国際会議での対話を進めるために [2012年07月07日(Sat)]
リオ+20から帰って来た方のお話で、もう一つ興味深い話がありました。

国連会議では、国連とメジャーグループと呼ばれる9つのグループ(産業界、自治体、NGO、労働者及び労働組合、科学的・技術的団体、女性、子ども・青年、先住民、農家)が、各国代表と共に議論します。各グループには代表団体が参加の取りまとめ役となるはずなのですが、NGOの代表団体がほとんど機能不全状態だったとのこと。

短期決戦型の国際会議では、交渉の方向性を見定め、それぞれのメジャーグループが素早く内部で意思決定し、それぞれの意見を交渉の場に反映させる必要がありますが、NGOではその機能が弱かったというのです。その原因がどこにあるのか、私には良くわかりません。ファシリテーターを務めるべき人材の問題だったのか、各NGOが合意形成に向けた努力を怠ったのか。いずれにせよ、国際交渉に意見を反映させるために必要な、意見をまとめるリーダーシップと他のメジャーグループや国の代表団とわたりあう交渉力が弱かったことは確かなのでしょう。

日本では、1992年のリオサミットの直後、NGOのアンブレラ組織が必要であるとの認識が広まり、市民フォーラム2001が誕生しましたが、10年間の活動の後に幕を引きました。気候ネットワークなど個別課題ごとのアンブレラができたので、前に進んでいることは確かですが、このような中間支援組織を支える仕組みが弱いことはまだまだ大きな課題であると思います。

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