7/30 NPOが活動と雇用を継続するための学習会&相談会 ~コロナ禍での労務問題への対応~ [2021年08月12日(Thu)]
こんにちは。
先日、新型コロナウイルス対応緊急支援助成事業で下記の講座を開催しました。 NPOが活動と雇用を継続するための学習会&相談会 ~コロナ禍での労務問題への対応~ 日程:7月30日(金)10:00〜12:00 講師:加古 朗さん 社会保険労務士・行政書士 参加:7名 ZOOMによるオンライン講座 主なトピック ・在宅勤務にかかわる労務環境の整備 ・休業補償などの労務の課題に対して活用できる制度解説 ・コロナ禍でメンタルの不調を訴える職員が出た場合どう対応する必要があるか 職員の職場復帰に必要なこと、復帰の環境をどのように整えるか 職員がコロナにり患した場合の団体等としての対応や助成金制度、休業手当等についてと、在宅勤務に関わる環境の整備について講義していただきました。 コロナ禍において、私自身が一番問題だと感じていたのが、「テレワークにおける労働時間の把握」です。そもそも、在宅勤務で企業や団体が労働時間をどう把握するのかという疑問を感じていました。柔軟な働き方ができ、生産性の向上やワークライフバランスの向上という面ではメリットを感じる所ではあるが、やはり労働時間管理という面では難しく、特にパートタイマーなどの時給の職員にとっては顕著だと感じました。どうしても時間で拘束力を強めてしまう根本的な部分を取っ払い、成果に着目した労務管理が必要になるという事を知りました。また、時間管理だけでなく、健康管理も重要で、いつでも業務ができる事から長時間労働になりがちで、さらにはコミュニケーション不足による業務分担等の問題も発生する事から、例えば週に1回は出勤し、対面コミュニケーションをとるなどの対策も必要だと感じました。 正解のない在宅勤務に関しては問題が多く、多くの企業や団体が模索している所ではあるが、職員と団体が常にコミュニケーション連携を図りながらよりよい働き方を造っていくことが重要だと思いました。 宮井 <講座のご案内> ボランタリーネイバーズでは、READYFOR株式会社による新型コロナウイルス対応緊急支援助成を受けて事業を実施しています。 https://www.vns.or.jp/with%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e6%99%82%e4%bb%a3%e3%81%ae%e7%a4%be%e4%bc%9a%e5%8f%82%e5%8a%a0%e3%81%a8%e9%9b%87%e7%94%a8%e7%b6%99%e7%b6%9a%e3%81%ae%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ae%e5%ad%a6%e7%bf%92-4/ |