2020年6月12日 東洋経済日報[2020年06月12日(Fri)]
東洋経済日報さんより。
「タイトル」
南三陸病院に韓国の子どもたちが絵をの寄贈
国を越え、復興願う気持ち届ける
「本文」
韓国の富川市に住む幼稚園児から中学1年生まで約80人が通う総合塾(クリムナラ)の美術教室(49人参加)で、2018年から始まり今年で3回目となる「東日本大震災復興応援横断幕」の贈呈が行われ、現在、宮城県南三陸町にある南三陸病院で展示中だ。
静岡県富士宮市を拠点に被災地支援・障害者支援・子どもの健全育成に取り組むNPO法人ヴィレッジネーションが取り組んだ交流事業である。
クリムナラ学習塾の金ソンジン院長は、「塾の子どもたちは震災被害にあった南三陸町の話を聞いて、復興を願う気持ちを絵にして、日本の人々を応援することにした。日本語が出来ない子どもたちは、スマホの翻訳機を利用して、日本語でも自分たちの気持ちを表現した。今年のテーマは『南三陸へ旅行』にした」と説明した。
横断幕には、南三陸町の「ゆるキャラオクトパス君に会いたい」や「キラキラ丼(四季海鮮丼)を食べたい」、「がんばって」などが描かれ、子どもたちが映像を見て印象に残った南三陸病院、モアイ像、さんさん商店街、防災庁舎、志津川湾なども描かれている。
さらに、「南三陸町のみんなが幸せでありますように」(チョン・ヨンウンさん、小3)、「いつか会いたいです」(金ハヨンさん、小3)などの寄せ書きも書いてある。
今回、新型コロナウイルスの影響により、3月3日に韓国で完成した復興応援横断幕を渡すことが出来ず、先月末に郵送で届けた。東日本大震災から10年近くが経とうとする今でも、人を想う気持ちが国を越えて届けられている。(全文)
「タイトル」
南三陸病院に韓国の子どもたちが絵をの寄贈
国を越え、復興願う気持ち届ける
「本文」
韓国の富川市に住む幼稚園児から中学1年生まで約80人が通う総合塾(クリムナラ)の美術教室(49人参加)で、2018年から始まり今年で3回目となる「東日本大震災復興応援横断幕」の贈呈が行われ、現在、宮城県南三陸町にある南三陸病院で展示中だ。
静岡県富士宮市を拠点に被災地支援・障害者支援・子どもの健全育成に取り組むNPO法人ヴィレッジネーションが取り組んだ交流事業である。
クリムナラ学習塾の金ソンジン院長は、「塾の子どもたちは震災被害にあった南三陸町の話を聞いて、復興を願う気持ちを絵にして、日本の人々を応援することにした。日本語が出来ない子どもたちは、スマホの翻訳機を利用して、日本語でも自分たちの気持ちを表現した。今年のテーマは『南三陸へ旅行』にした」と説明した。
横断幕には、南三陸町の「ゆるキャラオクトパス君に会いたい」や「キラキラ丼(四季海鮮丼)を食べたい」、「がんばって」などが描かれ、子どもたちが映像を見て印象に残った南三陸病院、モアイ像、さんさん商店街、防災庁舎、志津川湾なども描かれている。
さらに、「南三陸町のみんなが幸せでありますように」(チョン・ヨンウンさん、小3)、「いつか会いたいです」(金ハヨンさん、小3)などの寄せ書きも書いてある。
今回、新型コロナウイルスの影響により、3月3日に韓国で完成した復興応援横断幕を渡すことが出来ず、先月末に郵送で届けた。東日本大震災から10年近くが経とうとする今でも、人を想う気持ちが国を越えて届けられている。(全文)