静岡県牧之原市の竜巻被害レポート[2025年10月15日(Wed)]
■ 3. 視察を通して感じたこと
現場を歩きながら、強く感じたことがあります。
● 竜巻は「局所的」でも「圧倒的に破壊的」
一筋の道のように被害が集中し、その内部では家が壊れ、車が潰れ、生活が一変しています。
地形や風向きで運よく助かった家がある一方、数十メートル隣では大破した家屋が並んでおり、自然の力の恐ろしさと偶然性を痛感しました。
● 防災教育の重要性を再認識
住民の方々から「竜巻はもっと遠い存在だと思っていた」「突然すぎて行動できなかった」という声を聞きました。
私たちのような防災教育のNPOが、
“身近な災害として捉える大切さ”
を伝える必要性を強く感じました。
■ 4. 竜巻から命を守るために−−避難のポイント
視察を通して、あらためて「竜巻からの避難はどこに行くのが安全か」という点を確認しました。
● @ 2階ではなく1階へ
竜巻は風で屋根が持ち上がり、上階の被害が大きくなりがちです。
2階は危険、1階の方が安全性が高いとされています。
● A 家の中心部(窓が少ない場所)に避難
飛来物による窓ガラス破損は大きな危険。
そのため、トイレ・洗面所・廊下など、建物の中心にある空間が最も安全です。
● B 車・屋外は絶対に避ける
車は横転しやすく、飛散物の直撃も危険です。
外にいる場合は、可能な限り速やかに建物内へ避難する必要があります。
● C 気象情報を早めに見て、行動を「前倒し」で行う
竜巻注意情報や激しい雷雨が予測されている場合、
「いつでも避難行動に移れる準備」をしておくことが命を守ります。
■ 5. 最後に−−災害を“知ること”から備えは始まる
今回の牧之原市の竜巻は、私たちが日常的に耳にする災害とは違う性質を持ち、
「局所的だが、圧倒的に破壊力が大きい」
という特性を現場の風景がありありと示していました。
ヴィレッジネーションとして、今回得た学びを
・防災教育
・地域への啓発
・子どもたちへの教材作り
にしっかりと還元し、今後の活動につなげていきたいと思います。
地域の皆さまが一日でも早く安心した生活を取り戻せるよう、心よりお祈り申し上げます。



