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2023年4月27日〜30日「宮城県あとがき」その3[2023年05月08日(Mon)]
やっぱり朝になると誰もいない。それぞれが、それぞれの時間を過ごす。
あんなに仙台の地酒を頂いたのに、すがすがしい朝を迎えることにホッとしたと同時に、後悔していることが1つある。南三陸町の季節料理や「志のや」の親方こと高橋さんと話しをしながらキラキラ丼を食べていない事だ。絶対に後悔しそうと思いいながら、往復で3時間。
一昨日行った場所だけに今回往復すると合計6時間にもなる。
今日は、仙台の観光や震災遺構を尋ねる予定だった。

しかし、どうしても行きたくなり、みんなに相談。
車は、南三陸方面に早速向かい始めた。仙台東部道路の右側の海岸線には、仙台空港がはるかかなたに見える。津波がこの下の道路まで来たことがすっかり噓のように田畑や住宅が並んでいた。
「何だ?帰らなったのか?飯食ってくか?」と店主に促され、昨日の夕方の仙台空港のニュースをみたよって言いながら温かく迎えいれ、名物の「南三陸キラキラ春つげ丼」を出してくれた。
飯足りてるか?と何度も声をかけてくれるが、これ以上は食べれませんって位、色々な食材が出迎えてくれた。やっぱり来て良かった。当法人の色々な繋がりはこの店からだった。
20230429季節料理「志のや」.jpg

折角、南三陸に来たなら、名品を買わなければならない。ふと我に返れば、絵を描いている韓国の子供たちに、南三陸のお土産を買っていない。やっぱりここに来て良かった。
自然豊かな海水浴場を見たり、伝説の神割崎で自然の神秘にふれた時間を過ごす。
途中、石巻の十三浜にあるわかめ加工を営むお店により、メカブやわかめ、海産物を仕入れる。今夜の宴会の準備の買い出し完了。

車中で、昨日の記者さんが話していた大川小学校の話題が出た。
仙台へ戻る途中にあるという事で、訪れてみた。
夕方5時近くとなり、小学校に併設している伝承館には入れなかった。
しかし、ここで地震や津波の到来が起こったら自分ならどうするか?を考えながら、保存されている小学校を見て夢中でカメラに収めた。
伝承館は閉まりましたが、パンフレットだけでもどうぞと差し出してくれた方は、語り部として活躍する遺族の只野さんだった。娘は亡くなり、息子さんは津波にのまれながらなんとか助かったと大川小学校をじっと見つめながら、話してくれた。
帰り際にもっとお話しを聞きたい場合にはどうしたら良いか?尋ねると、頼まれると断れないからどうしたらいいか悩む只野さんに、百武記者さんに教えてもらって今日ここに来たことを言ったら、苦笑いしながら、「それならまいったな、てっちゃんのパパに合ったと伝えたらわかるよ」連絡先をそっとパンフレットに入れてくれた。
20230429大川小学校.JPG

帰りの車内はすごく静かだった。連日の疲れが溜まって寝ているのかと思いミラー越しに見ると、大川小学校の出来事が想像以上に考え深いものがあったようだった。
今夜の買い出しをし、宿泊している場所に向かう頃には、今夜の晩餐について話していた。
今日は、富士宮焼きそばや、韓国からお酒に合うおつまみを作って、宮城県人をアッと驚かせ、もてなす計画だ。
代わる代わる、料理を作り宮城の地酒を頂く。今日の話題は、当時の震災の話だった。南三陸や仙台市の様子、今日見た大川小学校についてだった。ここ最近、地震が増えている。再び宮城でも、そして静岡でも、韓国でも起こりえる地震や自然災害。これから先、どのように命を守る教育が必要かについて語り合った。
Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 17:22 | 日記 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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