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内田の2025年と来年の抱負 [2025年12月31日(Wed)]
こんばんは、代表理事の内田です。

大晦日の今日と元日の明日は実家帰省する予定を組んでいましたが、眠剤が合わず質の良い睡眠がとれなくて出かける元気・動ける元気がなく、実家帰省はキャンセルして自宅療養しています。特におととい〜昨日の深夜までは精神的にしんどくて、ずっと布団の中にいました。僕は質の悪い睡眠状態が数日連続で続くと、抑うつモードになります。頓服薬は処方されていますが一時しのぎなので…。

さてと!
年末年始恒例の「2025年の振り返り&2026年の抱負」をまとめたいと思います。団体活動については「年度」で動いているので3月末に改めて書き出しますね。この記事では僕の個人的なことを振り返り、来年の抱負へ繋げたいと思います。

2025年といえば僕が「アクアリウム」を大きな趣味として始めた出来事が一番大きなことでしょう♪僕が少年期の頃、実家で金魚を飼っていたことはありますが、僕の意思でやってたことではないので趣味には入りません。単に家に金魚がいる、それだけのこと。

僕が2025年4月から「アクアリウム」を始めたキッカケは、離婚後に独りの生活となったことで、何か日常生活の中にハリをつくりたいなと思ったからだと思います。

ちょうど徒歩5分圏内の近所にアクアリウムショップがあることをGoogleマップで知って、見に行ってみました。店内に入るとドーン!!と超大型魚がいて新鮮な気持ちになりました。動物園か水族館に来たような楽しい気持ちですね。淡水魚・海水魚・両生類・爬虫類など、たくさんの水槽が店内にあり、僕はワクワク♪

事前にネットで調べていた「グッピー」を購入しようと決めていたので、グッピーコーナーを案内してもらうと、迷っちゃうくらい種類豊富なグッピーたち!しばらく水槽をじっくり眺めてから、「レッドテールタキシードグッピー」のオスメスセットを選びました。現在のように大々的な趣味にするつもりは当初無かったので、水槽はダイソーで購入した麦茶ボトルで(;'∀')ダイソーで揃えられる物は買い揃えてありました。「ぐっぴん」とオスの子に命名して、鑑賞する生活が始まりました。

熱帯魚の飼育は、エサやり・ウンチの吸い取り・換水など、毎日ではないものの僕がやるべき作業があって、予想通り日常生活にハリが生まれました♪

ここでストップしておけたら…と思いますが、僕は一度始めてしまうと、次から次へと興味が湧いてきちゃう性格なんです。それは団体活動の中でも大きく作用していますね。「足ることを知る」は頭で理解していますが、ハングリー精神も同時に持っているんですよ。

2025年が終わる大晦日の現在、僕の自宅には最初に購入した「ぐっぴん」の子孫たちのほか、様々な種類のコリドラス・サイアミーズフライングフォックス・ミナミヌマエビ・タイガーオスカー・パロットファイヤー・オレンジスポットセルフィンプレコ・ウーパールーパーがいますww 水槽も麦茶ボトルだったのは「アクアリウム」開始から半月くらいまでのことで、一般的な水槽が部屋の至るところに設置してありますww

日常生活にハリができた2025年でした!

さて来年の抱負は…うーん。「療養生活からの脱却・B型作業所への定期的な通所」としておきましょっか!

僕は現在、メンタルクリニックの主治医・B型作業所のサービス管理責任者・生活保護課のケースワーカー・障害福祉課の担当者などと話し合って「療養」状態なんです。原因は睡眠障害の悪化による体調不良が長引いていて深刻化していることです。団体活動では、障害当事者団体ベクトルズに限らず、自殺予防団体-SPbyMD-や自殺未遂当事者の会-芯-など多々の組織で役員(=理事)を務めていて、僕が組織の中核にいて活動を回してきたこともあり、それも精神的負担になっているのではないか?というケースワーカーの見解があります。僕自身はそれほど精神的負担になっているとは感じていません。

睡眠障害の悪化は、服用してきた眠剤に身体が慣れてきちゃって以前より効果が薄く弱まってきたと感じています。それで強い眠剤を色々と月単位で変えて様子見→眠剤チェンジを繰り返している状況ですね…。当然、眠れないまま朝を迎えてしまってB型作業所にも行けない日が多くなってきたということもあって、「しっかり良質な睡眠を毎日得られるようになるまで自宅で療養に専念せよ」「団体活動については組織運営のポジションから退いて部下に任せよ」「体調回復してきてB型作業所にきちんと定期的な通所ができる日々に戻るまで大人しくせよ」という英断を下されてしまい…。とほほ。

なので、2026年の抱負は、睡眠障害の悪化を食い止めて、回復傾向を目指し、B型作業所への定期的な通所ができるようになることとします。1年間かけて焦らずやります。2027年・2028年には、各団体の組織運営役員へ復帰できるようになっていたい!それが抱負です。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
尾侍の2026年の抱負 [2025年12月31日(Wed)]
おはようございます。大晦日、2025年締め括りの日を迎えました。
障害当事者団体ベクトルズ 代表補佐理事の尾侍酔助です。

今年はベクトルズの活動としてコラム記事の執筆や障害に関する啓発記念日に合わせた講演動画の原稿執筆に取り組むことができ、私の社会貢献活動は昨年よりも充実したものになりました。

スマホさえあれば在住地に関係なくこうした障害当事者としての発信活動が可能という環境を整えてくれたのは代表のおかげです。私はベクトルズより10年以上前にSPbyMDという団体も共同で立ち上げましたが、現在のSPbyMDの方針下では私は思うように活動できず実質隠居状態です。

私はご存知の通り霊的価値観を大切にしています。SPbyMDは元々は、道民に霊的価値観の学習を通して自身の自殺抑止力向上に励んでもらうことで、自殺予防の促進に寄与することを目的としていましたが、現在はもう霊的価値観の取扱いは封印されています。私の出る幕はありません。

そして私がSPbyMDの看板を掲げながら霊的価値観の発信を行うことは、今のSPbyMDにとっては方針から逸脱してしまうのです。代わりにベクトルズでは、個々人の思想信条を自由に発信することが許されている組織であるため私にはベクトルズのほうが良いのです。

SPbyMD会長から聞いた話では2026年4月からの施行される新体制のために、会員制度を大きく変える話し合いが行われているとのこと。私は準会員ではありますが、あくまでもSPbyMD会長の個人的な私への想いから団体に留めてくれているだけです。

私としては先述した通り、SPbyMDでは出る幕がありませんので正直なところ、会員制度の改めにより私は身を引いても構わないのです。ただ「共同創立者としての貢献に対して栄誉職を設けて団体に留めたいんだ」という会長の私への想いは有り難く、無下にはできないため会長に委ねています。

さて、明日から2026年!新たな年を迎えるにあたって、私の抱負を述べておきます。ベクトルズは組織としては2025年度が続いてますので新年度を迎えるまで引き続き、コラム記事の執筆に勤しみたい所存です。よろしくお願いします。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表補佐理事 尾侍酔助
自己受容と“社会を歩く姿勢”は別の話 [2025年12月23日(Tue)]
ご無沙汰しています。
障害当事者団体ベクトルズ 代表補佐理事の尾侍酔助です。

ある程度の文章を書き上げる時間がここ最近ぐんと無くなってきました。仕事量は春夏秋冬たいして特段に変わるわけではありませんが、環境変化に対する私自身の肉体的な要因です。オホーツクはここ2週間でも日中の気温が極端に上下していて不安定なため肉体がその変化についていけないというもの…。しっかりと真冬で安定してくれさえすれば、私は寒さも平気です。さて、前置きはここまでとして、コラム記事が完成しましたので投稿します。

■「なぜ障害当事者会員が自然と増えないのか」を、私なりに考えてみた

障害当事者団体ベクトルズは、創立からまだ2年も経っていません。しかしその短い期間の中でも、札幌市内外のあちらこちらで活動を展開してきました。講演、対話、発信など。決して動きの少ない団体ではないと思っています。

そんな中で先日、代表理事が『ベクトルズの気まぐれラジオ』というラジオコンテンツで語っていた言葉が、私の心に残りました。それは「これだけ活動しているのに、なぜ“障害当事者会員”として自ら入会してくる人が、まだ多く現れないのだろうか?」という問いでした。

この言葉を聴いて、私なりに少し考えてみることにしました。

■団体名の“直球さ”が生む心理的ハードル

私がまず思ったのは、団体名の持つ“直球さ”です。「障害当事者団体ベクトルズ」という名称は、理念としてはとても明快ですが、裏を返せば、ベクトルズの一員になるということが、社会に対して「自分は障害者です」と名乗り出る行為のように感じられてしまうのではないか、と思ったのです。

極端な表現をすれば、障害者手帳を掲げて道を歩くような感覚を想像してしまう人がいても、不思議ではありません。

■自己受容と“社会を歩く姿勢”は別の話

障害者にとって、自分自身が障害者であることを受け入れられているかどうか。いわゆる「自己受容」は、とても大切なテーマです。しかし、自己受容ができていることと、それを社会の中で堂々と表現できるかどうかは、まったく別の話だと私は思います。

心の中では受け入れられていても、社会という“道”を、毅然とした姿勢で歩けるかどうか。そこには、勇気や覚悟、そしてこれまでに刷り込まれてきた価値観が大きく影響します。

■会員紹介という「透明さ」と今いる会員たちの共通点

障害当事者団体ベクトルズの公式サイトには、会員紹介のページがあります。これは団体としての透明性を保つために必要なものだと、私自身も考えています。定款や会計報告を公開するのと、根っこは同じです。

もちろん、顔出しが難しい会員については、自画像や似顔絵などのイラストで代用しています。無理に実名や顔写真を強制しているわけではありません。それでも、「名前が載る」「会員として公になる」という事実が、心理的なハードルになる人がいるのも、理解できます。

現在、障害当事者団体ベクトルズに在籍している会員たちは、ある意味で共通した特徴を持っています。それは、自分自身が障害者であることを自己受容できており、なおかつ、それを社会に対してオープンにできているという点です。

ここで言う「堂々と」というのは、決して「俺は障害者だ!」と声高にアピールすることではありません。そうではなく、障害者であることを恥じる価値観を、少なくとも自分の中に持っていない、という意味です。

■「社会のせい」にしたいわけではない

正直に言えば、日本という社会は、まだまだ障害者に対して優しいとは言い切れません。冷酷な視線を向けられたり、時には心ない言葉を浴びせられたりする現実があります。

私は、こうした社会は変えていかなければならないと強く思っている一人です。そして、日本が障害者にとって優しい社会になればなるほど、障害者自身が「自分は障害者であることを恥じなくていい」と思えるようになるはずだ、とも考えています。

ここまで読むと、「つまり、障害当事者会員が自然と集まらないのは社会のせいだ、と言いたいのか?」と誤解されてしまうかもしれません。しかし、私が言いたいのは、そういうことではありません。

確かに社会の影響は大きい。けれど最終的にベクトルズの門をくぐれるかどうかは、自分自身が持つ価値観にかかっていると、私は思っています。

■「楽しそうに生きている障害者」であること

「私は、障害当事者団体ベクトルズの会員として、皆で楽しく生きています♪」障害者が、こうした言葉を気軽に口にできるようにならない限り、ベクトルズに入るという選択は、まだまだ難しいのかもしれません。

スピリチュアリズムの視点で言えば、人は皆、魂としての学びの過程を歩んでいます。障害もまた、その学びの一部です。そして、その学びを「恥」ではなく「個性」として抱きしめられるかどうかは、外側の評価ではなく、自分の内側の価値観次第なのだと思うのです。

だから私は今日も、「誰かが入ってこない理由」を責めるのではなく、「どうしたら気軽に門をくぐれる社会と自分になれるのか」を、仲間と一緒に考え続けていきたいと思っています。

ご精読ありがとうございました。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表補佐理事 尾侍酔助
帰路のない夢〜東京に来たはずだった〜 [2025年12月13日(Sat)]
目覚めたあとも妙に鮮明だったこの夢を、記憶が薄れる前に書き残しておきたい。


「あまり細かい計画立てなくても東京まで行ければどうにかなるさ♪」


そんな計画性のない、ノリだけの気分だった僕は、
なけなしの全財産を財布に入れた。


ジェットスター特価セール中のダイヤで、東京まで着いた。
しかしながら、宿代なし・食費なし・知り合いなし。
財布の残りは小銭が少しだけ。


札幌へ帰る手段すら思いつかない現実に、
ふっと我に返った。
胸の奥が、じわじわと冷えていくのが分かった。


「このまま、どこかで力尽きるんだろうな」
そんな考えが、妙に現実味を帯びて頭をよぎった。


電車賃をケチり、
寒い雨降る東京の街をふらふら歩き彷徨った。


たまたま繁華街までたどり着いた僕は、
大勢の人でにぎわう大型デパートのような商業施設に立ち寄った。


そこで、小銭がパンパンに入ったタッパが2つ落ちていた。
そっと中を覗くと、10円玉の隙間に、100円玉や500円玉がちらりと見えた。


僕はとっさに拾ってポケットに隠し、商業施設を出た。
間違いなく落とし物の窃盗だ。
見つからぬよう、とにかく慌ててその場を離れた。


外は繁華街だったので、別の商業施設に入った。
オムツ替えトレイのある優先個室トイレへ駆け込んだ。


緊張で身体が震えながら、
拾った2つのタッパの小銭をオムツ替えトレイにぶちまけ、
金額を数えた。


結局、その大半は1円玉と10円玉だった。
合計しても、5000円には届かない。


「ああ、これでは札幌まで帰れない」
僕は、再び絶望の底へ突き落とされた。


その時、ハッと目を覚ました。


今までの出来事が全て夢だったことに気づいた僕は、
心底ホッとした。


ノリだけで行き当たりばったりの旅は、やはり危険だ。
そんな当たり前のことを、夢の中で思い知らされ、
汗をかいていた。


The End.

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
We are writing in English so that our message can reach disabled people and supporters around the world [2025年12月12日(Fri)]
Hello. We are The Challenged Vectors. We are writing in English so that our message can reach disabled people and supporters around the world.

The Challenged Vectors (TCV) will undergo an organizational restructuring, including a change of representative director, starting April 1, 2026. Under this new leadership, we would like to share our aspirations for the next chapter of TCV.

Until now, our disability-awareness lecture videos have been produced only in Japanese. However, disability is a universal reality across all nations. Even if at a low frequency, we aim to begin creating content that can reach disabled people and supporters overseas−either by recording lectures in English or by adding English subtitles to our Japanese videos.

When people hear “a disability self-advocacy organization,” we are often mistaken for a support-providing group. But TCV does not have supporters who serve the members, nor do we support each other in that way. TCV is a place where members bring their “I want to try this” ideas, and we work together to make them real. It may sound like a hobby circle, but in truth, we are a group that continually challenges what cannot be achieved through government systems.

Organizations like ours are rare in Japan−and likely uncommon overseas as well. By producing lecture videos that are accessible to audiences around the world, we hope TCV can inspire similar self-advocacy groups across many countries. If such organizations multiplying globally could begin with our small step, it would mean the world to us.

The End.

【翻訳前の原文】
障害当事者団体ベクトルズは2026年4月1日から、代表理事の交代を含め組織改編をして、新体制が始まります。新体制の抱負を述べます。

これまで私たちは障害啓発講演動画を制作してきましたが、どれも日本語でした。しかしながら、障害は万国共通だということに気づいた私たちは、低頻度ではあるものの海外の障害者や支援者にも啓発できるよう、英語で講演、もしくは日本語動画に英語字幕を加える制作に取り組みたいと考えています。

「障害当事者団体」と名乗ると、どうしても「支援」を行う団体だと勘違いされます。私たちは、団体に支援者がいるわけでもなく、会員同士が支援し合うこともしていません。会員が「やってみたいこと」をみんなでアイディアを出し合って一緒に実現させていく団体です。

趣味サークルのように感じるかもしれませんが、国の制度ではできないことにチャレンジし続ける存在なのです。私たちのような団体は日本国内にもあまりありません。調べてはいませんが、海外にも多くはないのではないだろうか?と予想しています。英語で海外の方々にも通じるような講演動画を制作することで、障害当事者団体ベクトルズを模範としていく団体が世界各国に増えていったら嬉しいです。

【英訳後の逆翻訳】
障害当事者団体ベクトルズ(TCV)は、2026年4月1日から代表理事の交代を含む組織再編を行い、新体制がスタートします。この新しい体制のもと、私たちの今後の抱負を皆さんにお伝えしたいと思います。

これまで私たちは、日本語のみで障害啓発の講演動画を制作してきました。しかし、障害は国境を越えて存在する普遍的なテーマです。そこで、たとえ低頻度であっても、海外の障害当事者や支援者にも届くように、英語での講演や、日本語動画に英語字幕を付けた制作にも取り組んでいきたいと考えています。

「障害当事者団体」と聞くと、多くの方が“支援を提供する団体”だと誤解しがちです。しかしTCVには、会員を支える支援者がいるわけでもなく、会員同士が支援し合う仕組みもありません。TCVは、会員一人ひとりが「これをやってみたい」というアイディアを持ち寄り、一緒に形にしていく場です。趣味サークルのように見えるかもしれませんが、実際には、国の制度では実現できないことに挑み続ける団体なのです。

私たちのような形の団体は、日本国内でも珍しく、おそらく海外にも多くは存在しないのではないかと思います。だからこそ、世界の人々にも伝わる講演動画を制作することで、TCVをひとつのモデルとする当事者団体が、各国で増えていったら嬉しく思います。その広がりが、私たちの小さな一歩から始まるのであれば、これほど光栄なことはありません。

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翻訳前の原文は、代表理事 内田が書いたものです。ちょっと強引に内容を繋ぎ合わせたため、chatGPTにリライトしてもらった上で、chatGPTで英訳してもらい、さらに逆翻訳してもらって、僕が伝えたいニュアンスの誤差を複数回調整してもらって完成しました。
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以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
ベクトルズも未来を創る側の団体であり続けたい [2025年12月07日(Sun)]
おはようございます。尾侍酔助です。障害当事者団体ベクトルズの代表補佐理事として、今朝は「ベクトルズとしてどこまでできるのか」について、私自身の経験も踏まえて少しお話したいと思います。

私は長い年月、土木作業員として働いています。「土木作業員」という響きは、土と木を連想できて実は気に入っています。ここ数年は、解体現場の瓦礫をダンプで運び出したり、冬は除雪作業を担当したりと、自然よりも街の中での仕事が多くなりました。本当は森林保全に関わる職に就きたかったんです。自然と常に関わる家系で育ったからでしょうか?

高校時代から描いていた私の「将来の夢」は、森林保全を主軸とした仕事に就き、ノウハウを学び、経験を積み、お金を貯めて、祖母から遺産として譲り受けた自分の山を守る会社を立ち上げることでした。今では当時描いた「将来の夢」から少し遠ざかってしまいました。

私は今、障害当事者団体ベクトルズの代表補佐理事として、理事や会員一人ひとりの「叶えたい夢」をみんなで実現化する活動をしています。しかし、私のように「職業そのもの」を夢としている場合、ベクトルズとしてできることには限界があります。その実例が、他でもない私自身ですね。

では、ベクトルズは何もできないのか?いいえ、私はそうは思いません。確かに、職業選択やキャリア形成といった大きな夢の実現は、団体としてできる範囲を超えることがあります。しかしながら日常生活の中の「ちょっとした夢」なら、みんなで力を合わせて実現できることが多いのです。

『自分の障害について当事者として啓発展示イベントを主催してみたい』『自殺未遂者だからこそ分かる自殺企図時の心理について語り伝える講演活動を様々な地域でやってみたい』といった前向きな夢もあれば、『BBQを楽しみたいけど友達や仲間がいない』『行ってみたいスポットがあるけど遠くて独りでは難しい』といった夢もありますね?

(※後者のような夢を決して「後ろ向きな夢」とは言いません。前者を前向きなと表現したのは、他に語句が思い浮かばないだけです。)

日常生活の中の小さな夢であっても、障害による制約があると「独りではなかなか叶えられない」ことが本当に多く、それが障害というものです。だからこそ、誰かの「ちょっとした夢」を、みんなで実現していく!これこそベクトルズの存在意義だと思っています。

高校時代に描いていた「森林保全会社を立ち上げて自分の山を守る」という夢は、起業という形では諦めました。ですが、諦めたのは起業だけで、志そのものは今も消えていません。私は自分の山を所有しています。これは私が死ぬまで変わらない現実なのです。

だからこそ私は「仕事ではなくプライベートな活動としてでも、自分の山を守れる力を身につけたい!」その想いは、これからも貫いていきたいと思っています。

未来は「訪れるもの」ではなく「創るもの」です。 ベクトルズも未来を創る側の団体であり続けたい!そして私自身も仲間たちとともに少しずつ成長し、いつか、自分なりの形で再び森林と向き合えるようになりたい!

そう願っています。
ご精読ありがとうございました。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表補佐理事 尾侍酔助
第16号ニューズレター [2025年12月06日(Sat)]
障害当事者団体ベクトルズ「第16号ニューズレター」を発行します。
日頃より私たちの活動を見守りいただき御礼申し上げます。

★前号発行2025年11月17日から本日までの活動報告

1)11/18(火)「無料福祉講演会inオンライン」コラボ団体による講演収録
「無料福祉講演会inオンライン」に向けてコラボ団体のひとつである対話法研究所の浅野所長(※コミュニケーション理論〈対話法〉を考案した心理カウンセラー)による講演をZoomで収録、編集、投稿まで完了しました。支援現場で働く方々にとって学びとなり得る充実した講演内容となりました。浅野様、ご協力ありがとうございました。


2)12/1(月)「無料福祉講演会inオンライン」スタート
会員限定公開の無料福祉講演会がスタートしました。と同時に、障害当事者団体ベクトルズの公式Facebookページから主に札幌市・石狩市・小樽市・北広島市などの範囲で有料広告が掲載開始されました。また、代表理事の内田は個別に日本全国に存在する様々な福祉団体へご案内メールを送信しました。全てに送信することは数の多さ(※道内に限っても1万件以上)から不可能なため、日本財団が運営するCANPANに登録されている福祉団体や、ネット検索で出てくる福祉団体などをランダムに選んだとのことです。


2)12/3(水)理事会
全理事による非同期型の理事会が開催され、次年度に施行となる定款素案作成〜承認決議や組織改編に伴う今後の流れや動きに関する確認〜承認決議が行われました。


★第15号ニューズレターに掲載した今後の活動予定の中で中止となったもの

1)11/19(水)弁護士と学ぶNPO実務講座の受講1回目
北海道立市民活動促進センター主催「弁護士と学ぶNPO実務講座」の第1回目「ハラスメント」が、講師の体調不良により急遽前日に中止となりました。

2)12/1(月)「いのちの日」ミニ講演動画制作
第15号ニューズレターにも記載のとおり、障害当事者団体ベクトルズとして自殺予防の啓発講演動画を制作するか否かについて検討した結果、代表理事の内田が所属する「自殺予防団体-SPbyMD-」のほうで受け持つということとなり、障害当事者団体ベクトルズは手を引きました。


★今月号〜来月号までの活動予定

1)12/11(木)「弁護士と学ぶNPO実務講座」第2回目
講師の体調不良によって順序が入れ替わり、第2回目「コンプライアンス」をテーマとした講座が開かれることとなりました。代表理事の内田が出席予定です。


2)12/19(金)助成金事業伴走支援
2025年度、障害当事者団体ベクトルズが助成金を受けて実施している事業「無料福祉講演会」について、助成元の認定NPO法人北海道NPOファンドによる伴走支援(※Zoom面談によるサポート)が予定されています。「無料福祉講演会inオンライン」を視聴するために賛助会員としての入会希望者が少ないことについての相談、年度末に他団体との共同主催という形式でラストのリアル会場での開催が決まったことについての報告を行うとのことです。


3)12/20(土)姉妹団体とのクリスマス会2025
障害当事者団体ベクトルズの姉妹団体である「自殺未遂当事者の会-芯-」と合同でクリスマス会を開催予定です。参加対象者は2組織の会員に限定せず、その会員が自由に友人知人をお誘いできる形式としています。「お鍋パーティ」と「ビンゴ大会」が主たる企画とのことです。


★編集後記
今回、障害当事者団体ベクトルズ 代表補佐理事の尾侍がニューズレター執筆を担当させていただきました。前回発行されたニューズレターを参考にしつつ、私が把握しきれていない活動の詳細を代表理事に確認しつつで意外と苦労しました。来月号も私が執筆担当となる予定です。私の文章はやや堅苦しさを感じさせてしまう可能性があります。なるべくソフトになるよう心掛けてまいります。よろしくお願いします。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
障害当事者が語る”生の声”と支援に生かせる実践的学び「無料福祉講演会inオンライン」公開のご案内 [2025年12月03日(Wed)]
福祉分野に携わる皆様へ

障害当事者団体ベクトルズ 代表理事の内田貴之です。

このたび当団体では、今年度道内各地で実施してまいりました「無料福祉講演会」を、12月〜3月までオンライン形式で公開する運びとなりました。今年度の助成金事業自体は継続しておりますが、遠方での現地開催に必要な旅費・会場費等の経費が残っていないため、より多くの方へ継続的に講演を届ける手段としてオンラインへ移行いたしました。なお、講演そのものは従来と変わらず無料のまま視聴いただけます。

▼Googleドライブにチラシ等資料あり
https://is.gd/wJmiDa

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※画像クリックで拡大表示

【講演ラインナップ】

・尾侍酔助氏
 『障害当事者が語り伝える自殺念慮経験談と欲しい優しい手』

・宮澤範生氏
 『障害当事者が語り伝える自殺未遂経験談と欲しい優しい手』

・内田貴之氏
 『こころの通う〈対話法〉超入門編』

・浅野良雄氏(心理カウンセラー)
 『私たちが取り組む優しい手〜心理カウンセラーとして〜』

・竹内典彦氏(自殺予防団体-SPbyMD-)
 『私たちが取り組む優しい手〜自殺予防団体として〜』

障害当事者の“生の語り”と、支援に生かせる実践的な視点を合わせた内容です。日々支援に携わる職員の皆様の研修素材としてもご活用いただけます。

【視聴方法について】

本講演は会員向けサービスの一環として提供しております。そのため 視聴には以下いずれかの入会が必要となります。

(1)当事者会員(年会費 1,000円)
(2)非当事者会員(年会費 5,000円)
(3)賛助会員(年会費 1,000円 + 任意の寄付金)

※講演料金は無料であり、会費はあくまで団体運営を継続するための会費です。
※助成金終了後も講演活動を止めず、広く提供していくための仕組みとしてご理解いただけますと幸いです。

なお、賛助会員(年会費1,000円)は、支援者の皆様が無理なくご参加いただけるよう新設した会員区分で、任意の寄付金は、1,000円から自由に設定いただけます。入会確定後、限定公開のYouTube講演リンクをお送りいたします。

▼Googleドライブにチラシ等資料あり
https://is.gd/wJmiDa

▼団体公式サイト
https://challenged-vectors.jimdofree.com
(※当事者会員の基準はHP→ベクトルズとは→定款「第10条」に明記)

▼団体公式Twitter
@tc_vectors

ご不明点などございましたら、どうぞお気軽にお尋ねください。少しでも現場支援の一助となれば幸いです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田 貴之
Posted by 内田 at 00:04 | 活動告知 | この記事のURL | トラックバック(0)