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シリーズCTwitterにおける「団体代表としての僕」と「一個人としての僕」 [2025年09月30日(Tue)]
こんにちは。
障害当事者団体ベクトルズ 代表理事 内田貴之です。

自己紹介の解説コラムシリーズCのテーマは、「団体代表としての僕」と「一個人としての僕」にしてみます。Twitterに限定した内容です。障害当事者団体ベクトルズの公式アカウントから代表理事として発信するときと、僕の個人アカウントから発信するときの違いを書いてみます。

★北海道の内田貴之について
@uchida_jyohodai
僕の個人アカウントです。個人的などうでもいいことは裏垢でつぶやいているのですが、この「北海道の内田貴之」というアカウントは何かしら活動に関することの発信・僕の趣味に関することの発信・関心あるツイートにリプでコメントしたり、QTして団体代表としての意見をコメントしたり、というところがメインですね。たまに日常生活の『メンクリなう』とかツイートすることもあります。

北海道の内田貴之は、常に「自殺予防団体-SPbyMD- 会長」と「障害当事者団体ベクトルズ 代表理事」の看板を背負っているのだ、と意識しています。かと言って、僕が何か障害者福祉のニュースをQTして意見を述べたとしても、あくまでも「障害当事者団体ベクトルズ 代表理事」がそう思っていることであって、障害当事者団体ベクトルズの公式見解と必ずしも一致するわけではありません。

自殺問題やメンタルヘルスのニュースをQTして意見を述べた場合も「自殺予防団体-SPbyMD- 会長」という「一個人」の意見であって、自殺予防団体-SPbyMD-の公式見解とはまた別なのです。

看板は背負っているけれど「北海道の内田貴之」の発言なのであって、団体の発言ではないのです。…が、読者の皆さんからすれば、ちんぷんかんぷんかもしれません。長々と説明を書いてみましたが、イマイチな説明だなあと自覚しているんです(;'∀')口下手なんですよ僕w

★団体代表として公式見解を述べるときは?
さて、では僕が団体代表として公式見解を述べるときはというと、それぞれの公式アカウントから発信しています。「障害当事者団体ベクトルズ」という公式アカウントから何か意見が述べられているときは、それは「団体」という人格で話しているのであって、僕の個人的意見ではありません。

団体アカウントの意見は誰が最終的に決めてるのか?というと、「障害当事者団体ベクトルズ」の場合は代表理事の僕が決めています。「自殺予防団体-SPbyMD-」の場合は理事会の決議だったり、理事長の公の場での発言であったりとバラバラです。…が、「自殺予防団体-SPbyMD-」のほうが「障害当事者団体ベクトルズ」よりもしっかりと組織化されているので、公式見解を述べるときはその内容を精査しています。

あとこういう違いもありますよ!「自殺予防団体-SPbyMD-」には部門という名の部署が存在しているので『自殺予防団体-SPbyMD- 広報部門です』とか『自殺予防団体-SPbyMD- 事業統括部門です』などと名乗りを入れて発信していますね。

実際の組織運営の中で「どう切り分けてるのか」「矛盾は出ないのか」が気になりますか?

★団体代表者の個人的意見と団体の公式見解の切り分け&矛盾
「障害当事者団体ベクトルズ」でも「自殺予防団体-SPbyMD-」でもメンバーが個人アカウントを持っています。実名の人もいれば活動名義の人もいるし愛称の人もいます。ただ、メンバーにも団体の看板を背負ってほしいとは思っているので、プロフィールに所属団体名をなるべく明記してくれとは指示しています。

組織運営において、例えば理事会で話し合って多数決で決議されたことが、いわゆる「公式」になるのですが、代表者であっても多数決で僕が負けて渋々認めることはよくあります。そういう場合に、あくまでも「僕」の意見を発信したいとき個人アカウントを使用するわけです。流れとしては、例えば理事会で決まったことを団体公式アカウントからツイートします。次に、個人アカウントに切り替えて、団体公式アカウントのツイートをQTして「僕」の意見をコメントするわけです。

組織が大きくなれば、不本意ながらも多数決に従わざるを得ないときって多くなると思うんです。渋々従っているけれど、心の中で思っている「本意」とは異なっているようなときですよね。矛盾した気持ちを抱えたまま素直に活動できるのか?というと、僕はどちらかというとそうではない側の人間なので、先述したような流れで「団体としてはこういう年度方針に決まりましたが、僕としてはこうこうこう考えているんです」的なコメントを添えるんです。別に反発しているわけではないのですが、矛盾を抱えたままにならないように、ツイートすることで気持ちを整理しているんです。

「自殺予防団体-SPbyMD-」には代表者が2名います。会長の僕と、理事長の竹内氏です。職務が異なるので会長と理事長という2つの異なる代表者ポジションが存在していても組織運営は成り立っています。どちらが偉いのか?という質問には、なかなか答えにくくて…。「自殺予防団体-SPbyMD-」という組織の構成について説明する必要があるからです…。単純にどっちが偉いとは言えないわけです。シチュエーションにもよるからです。

あー、読者の皆さん、あなたは今「障害当事者団体ベクトルズ」のブログを読んでくださっています。僕が違いを比較説明するために「自殺予防団体-SPbyMD-」の話ばかりしているので、読んでいてどっちのブログだっけ!?と混乱させてしまっているかもしれないなあと思いました。

脳がフル回転していない状態の僕が執筆するとこんな感じになります。シャキッと覚醒している日のコラム記事とはずいぶん違うなあって僕自身が思います(苦笑)今後ともよろしくお願いいたします。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
シリーズB「福祉をライフワークにしてきた理由」 [2025年09月30日(Tue)]
おはようございます。
障害当事者団体ベクトルズ 代表理事の内田貴之です。

前回の「内田貴之コラム」に引き続き、自己紹介シリーズBの記事になります。やはりTwitterでは字数制限の都合もあって、どうしても伝えきれなかったり、公式サイトでもあまり長く書きすぎるのはどうかな…と感じる部分がありました。

「代表理事ってどんな人なんだろう?」という自己紹介が、少し足りていないなと自分でも思っていたのです。その点、ブログという場は本当に書きやすいですね。文字数を気にせず、自分の考えや背景を丁寧に伝えられる場所だと感じています。

さて、今回のテーマは「福祉をライフワークにしてきた理由」です。

まずは、僕が福祉分野の中でも特に長く関わってきた「自殺対策・自殺予防活動」を中心に話を進めていこうと思います。というのも、前回の記事でも触れた通り、自殺対策というのは広い意味で“福祉”の中に含まれる領域です。ですので、この記事のタイトルからも決して逸れてはいないということを、最初にお伝えしておきますね。

★数ある社会問題の中で最も強く関心を持った
大学時代、僕は「札幌学生保守政策研究会」というインターカレッジサークルに所属していました。ある日、勉強テーマとして社会問題が取り上げられたのです。脳死臓器移植、貧困、少子高齢化など数ある社会問題の中で「自殺問題」が出たとき、僕は強烈に関心を抱きました。

そこから、親友の尾侍酔助と二人で中古の書籍を買いあさり、読書会を開いて学んでいきました。それまで大学で履修していた「心理学」の授業はほとんど頭に入らなかったのですが、自殺問題を学ぶ中で心理学の基礎もようやく面白く感じられるようになったのです。

★スピリチュアリズムとの出逢い
当時、僕と尾侍酔助はスピリチュアリズムについても勉強を始めていました。実は、自殺問題に取り組んでいなければスピリチュアリズムとも出会っていなかったと思います。

あるとき美容室で「自殺問題について勉強し始めたんですよ」と雑談したら、お姉さんに「江原啓之さんの本おすすめですよ!」と勧められたのです。その頃は江原啓之さんを全く知らず、お恥ずかしながら名前すら初耳でした。

その後、BOOKOFFで自殺関連の本を探しているとき、ふと美容室での会話を思い出し、店内を探し回って出会ったのが江原啓之さんの『いのちが危ない!』でした。立ち読みしてみると、まさに自殺問題をスピリチュアリズムの視点で解説している内容で、その場で購入しました。

この本は今でも僕の事務局の書棚にあります。蛍光ペンだらけのページもあり、付箋まみれで、何度も読み返しました。尾侍酔助にも薦めたところ、彼も熱心に読み、気づけば僕よりスピリチュアリズムに詳しくなっていたほどです。まさに不思議な出会いの連続でした。

そのようにして僕たちはスピリチュアリズムと自殺問題を同時に勉強しました。そこで「生まれる意味」「命がある理由」「今世の使命」「過去世との因果や宿題」「魂向上」なども学んだわけです。

★学びから実践へ
そんな折、札幌市主催の自殺予防講演会があり、僕は聴きに行きました。作家・五木寛之さんの基調講演がありましたが、内容よりも最後の一言が強く印象に残っています。

「専門家でない札幌市民の皆さんも、自分にできることから自殺予防を始めませんか?」

この言葉がきっかけで、単に学ぶだけでなく「自分にできる自殺予防活動とは何か」を考えるようになりました。

ちょうどその頃、尾侍酔助が「スピリチュアルを用いた自殺予防プロジェクト」を立案しました。彼は手描きイラストが得意だったので、手作りの小冊子を作り、街頭配布やポスティングを行う計画です。これは「卒業まで」という期限付きでしたが、結局小冊子の完成をもって期限が切れ、活動は僕が大学卒業後に立ち上げた 「自殺予防団体-SPbyMD-」 が引き継ぐことになったのです。

このような流れで、僕は自殺予防活動に取り組むようになりました。もっと深掘りするとしたら卒業研究制作の話になるでしょうね。

★卒業研究制作と神秘的な体験
僕が大学3年の後期〜4年にかけて卒業研究制作に勤しむことになるわけです。北海道情報大学情報メディア学部でWEBデザインをメインに勉強していたので、大学4年間の集大成ともいえる卒業研究制作では当然ながら何かしらの「WEBサイト制作」をしようと思っていました。

ただ、最初のうちは自殺問題・自殺予防活動と「WEBサイト制作」をどのように絡めたら良いか随分と悩みました。北海道にあるどこかの団体の公式サイトを制作させてもらうか…など案はありましたが、それでは「大学4年間の集大成」的な作品にはならないという、僕のこだわりがあって、その案はボツに。

なかなか良い案が思い浮かばず数ヶ月ほど停滞期に入りました。「もう自殺問題をテーマにすることを辞めてもいいのではないか」とも悩んだものです。僕の学部の卒業研究制作は、作品の制作・卒業論文の制作・卒業記念小論文の制作、この3点セットがあって、2月くらいの卒業研究発表会までには全て完成させて担当教授からOKサインをもらわないとならなかったんです。正直、悩んで停滞している暇などなかったわけですよね。けど実際、どうしたらよいか思い浮かばず数ヶ月も立ち止まってしまいました。

そんなある日、「これだけ悩んでも良い案が思い浮かばないのだから自殺問題をテーマにするのは無理なのではないか、別に自殺問題にそこまで固執しなくてもいいのではないか、諦めようか」と脳裏に浮かびました。いい加減、卒業研究の企画書すら完成していない状況じゃマズイよと教授から警告されていた時期でした。

諦めよう…、そう決心しようと思った瞬間から「やはり自殺問題をテーマにしたい!なぜか分からないがどうしてもこのテーマにしたいんだ!諦めたくないんだ!卒業研究でも自殺予防活動をやりたいんだ!」という強烈な想いが火山の噴火の如くドドドドドドドドドーン!!!!と心の奥底から湧き上がってきて、自分でも抑えきれなかったのです。そして、頭の中に「自殺問題について根強い偏見や誤った知識を払拭させて正しい学びができるような学習WEBサイト」という具体的な案が降ってきたのです。これはね、神秘的な体験でした。

こうやって文章で表現しても伝わらないでしょうが、本当に神秘的な体験をしたんです。

その案を基にWEBサイトの中身の設計図を急いで作成して「卒業研究企画書」を教授に提出したところOK!よっしゃー!…、いや、これから制作するんでっせ?ゴールではなくようやくスタートラインに辿り着いたんでっせ。。。

最終的に「自殺予防学習WEBサイト─あなたもできる!自殺予防─」というタイトルで本論文と小論文も完成させて、ギリギリセーフで卒業研究の単位をもらえたのでした。

★神秘的な体験と今世の使命
さて、卒業研究の期間中に神秘的な体験をした僕ですが、その体験がどういう意味を持つのか当時は知りませんでした。スピリチュアリズムを勉強しておいて知らなかったのかよ!と突っ込まれそうですが、まだそこまで辿り着いていなかったわけです。スピリチュアリズムも奥深い学問ですからね。

卒業研究企画書提出〜卒業研究発表会までの数ヶ月の間も、スピリチュアリズムについて勉強していたわけですが、江原啓之さんのどの著書かまでは覚えていないんですが、「心の奥底から欲望や執着ともまた違う感覚の強い想いがあふれ出てくる時、それは今世の使命と深く関係している」的なことが書かれていて、これだーーー!!!!と思いました。まだ確信には至れていないものの、あの時の神秘的な体験はまさしくこの記述と合致しているではないかと思いました。

その後、僕はスピリチュアリズムの根拠を学びたいという動機から幸福の科学という宗教とも関わるようになるわけですが、大川隆法著書「勇気ある人となれ─勇気百倍法サブテキスト─」(非売品)の中に、次のように書かれています。

『繰り返し何度も出てくる思いのところに自分の使命がある』『また、自分自身の内から、どうしてもどうしても止められない衝動が出てくることもあります。何度も繰り返し出てくる思い、否定しても否定しても「やはり、自分は、この職業に就きたい」という思いが出てくることがあるんですね。』『これを執着と呼ぶかどうかの判断は難しいところではあるのですが、その思いが心の奥底から出てきて止まらない場合は、やはり、そういう使命がある可能性は高いと思います。』

これですよ、これ。大川隆法の著書は3000冊以上ありますが、その中からよく見つけ出せたなあと思います。この書籍を卒業研究発表会より少し前に読みまして、「自殺予防活動は今世の使命なんだな!」と確信を持てたわけです。

★使命たる自殺予防活動
僕は卒業研究発表会で「自殺予防活動は僕にとって人生を捧げて取り組むべき使命だと確信しました。卒業後も自殺予防活動を継続していきます。この卒業研究はその使命たる自殺予防活動の第一歩目だと僕は思っています!」と宣言しました。

卒業研究発表会が終わっても、大学卒業までまだ春休みという時間があったので、卒業後どのような形で自殺予防活動を行うか、大学に来て自由に使用できるPC実習室で構想練りをしていました。尾侍酔助は道内にはいるが札幌から遥か遠くの地域へ移住してしまったので、実質的に個人活動になってしまうなあと。個人活動でも自殺予防活動はできないことはないのですが、スケールがとても小規模になるため「使命」として取り組むためには団体を作って同志を集めて大きなスケールでやらないといけないよなー。と。

どこか札幌市内に自殺予防活動をやっている団体が存在していたら、そこに入ろうかとも考えて探しましたが、無かったんです。ちなみに「いのちの電話」という大きな団体は存在していますが、電話相談というのは僕がやりたい活動内容ではありませんし、そもそも自殺予防ではなく自殺防止という別領域で少し専門性が高いんです。「自殺予防に特化している団体が無いなら自分で作ろう」それが僕の行動指針のひとつなので、新たに団体を作ることにしたんです。

そうして「自殺予防団体-SPbyMD-」の設立構想に辿り着くわけですが、その構想練り段階では現在とは異なり、「WEB・映像・グラフィックのデザインを学ぶ学生やそれらを職業としている人たちの集団にして、自殺予防の普及啓発活動を推し進めていく」という方向性で考えていました。PC実習室で会員募集チラシをデザイン・印刷して、札幌市内で配布しまくったりしましたね。団体名も「普及啓発特化型自殺予防団体-SPbyMD-」という長ったらしい名称でした。「SPbyMD」は、Suicide Prevention by Media Designの略で、メディアデザインを用いた自殺予防という意味です。現在の「自殺予防団体-SPbyMD-」も名称の名残があるわけです。

SPbyMDの設立は2013年5月1日です。僕の大学卒業は2013年3月下旬です。その間の4月は準備期間で、その際に尾侍酔助が札幌まで実家帰省したことがあり、僕の構想を話して、2人で団体を立ち上げました。尾侍酔助と僕は共同創立者なんです。余談ですが、障害当事者団体ベクトルズも一応、尾侍酔助との共同創立ということになっていますが、障害当事者団体ベクトルズの場合はオンラインで構想を伝えて同意を貰っただけなので、SPbyMDとはちょっと異なります。

さて、SPbyMDを立ち上げてから1年が経過した頃、「おや?会員募集し続けているのに集まらないではないか…どうしよう」と少し焦り始めました。このままでは団体ではあるものの中身は個人活動になってしまうという危機感でしょうか。「WEB・映像・グラフィックのデザインを学ぶ学生やそれらを職業としている人たちの集団にして、自殺予防の普及啓発活動を推し進めていく」という方向性を思い切って変えようと決心しました。普及啓発活動は続けていくものの、デザイナー集団という枠を取っ払ったんです。

かなり、長くなってしまいましたが、僕がどうして自殺対策の「自殺予防」をライフワークにしようと思ったのかという動機や流れを詳しく書き出してみました。

そうそう、ライフワークというのは、生涯を通してやり続ける仕事という意味でもありますし、企業に勤めている人であればその仕事とは別に「自分の使命に取り組むための人生をかけた大仕事」という意味になります。どちらかというと僕は後者の意味合いで、ライフワークという言葉を使っています。

★WEBデザイナーになりたいという夢の実現
さてさて、僕は大学卒業してからすぐ障害者福祉の支援員になったわけではありません。大学卒業時点で就職先が決まっていない人間でした。就職活動期間には「自殺予防に携われる職業ないか?」と大学の就活サポセンで聞いて職員を困らせたりしていました。自分でも色々と調べてましたが自殺予防を職業にするとなると公務員になるとか、心理カウンセラーになるとか、それこそ自殺予防をやっている法人に就職するくらいしか道が無いわけです。あとは大学教授になって自殺予防を研究する道ですかね。なので、職業にするという選択肢はサッサと見切りつけました。

サッサと見切りをつけられた理由は、職業とは別に自殺予防活動をすればいいと考えていたからだと思います。そこで、大学4年間でWEBデザインとグラフィックデザインしか勉強してこなかった僕は浅はかにも「WEBデザイナーになりたい」と志すようになり就活しました。札幌市内には数え切れないほどのWEBデザイン会社が存在しています。僕も数え切れないほど書類を送ったり面接を受けましたが、どこも共通して言われたことは「Java・PHP・C言語くらいのWEBプログラミング言語は扱えないとデザイナーは無理ですよ」です。

大学でもあったんですよ?WEBプログラミング演習という科目。ですが1年生の時にその基礎を広く浅く一通りやって、「あ、数学できない僕に演算処理は無理だ」とすぐ分かりまして。4年間で、WEBプログラミング演習系の科目は一切履修しませんでした。僕が制作できるWEBサイトというのは動かない、「静的WEBサイト」と当時は呼ばれているものでした。HTMLとCSSしか使わないので「動的WEBサイト」は制作できないんですよ。ははは…。

本当に卒業式を迎えてから4月に入るまでの数週間で、ちょっと名称は忘れてしまいましたが、札幌市が当時やっていた、給料をもらいながら就職訓練を受けれるプログラムを見つけて、そこに滑り込みで入れたわけです。インテリジェンス株式会社だったかな?そこから給料という名の税金をもらいながら、社会人基礎力研修を受けてました。そして、プログラムの一環で新札幌にあった「シェラトンホテル札幌」の広報部署にOJT研修生として所属し、その際の肩書は「WEBデザイナー」だったんです!僕ができる静的WEBサイトを更新したり、新しいページを作成したりしました。研修期間を終えて2013年6月から正式に「シェラトンホテル札幌」の契約社員として就職した流れです。

でも、所属部署が広報部署から宴会サービス部署にチェンジしてから、約半年耐えましたけど、よく耐えられたなと思えるような過酷労働を経験しました。で、契約期間満了退社。そこからマイナビ派遣社員として、いくつかの会社へ短期間ずつ行きましたね。

その社会人基礎力研修を受けている期間中に、尿閉および排尿困難という排尿障害を患ってしまいまして、当時は尿意の間隔が10分という短さで、職を転々とするはめになりました。排尿障害では身体障害者手帳は取れないんですよー。手術を受けて、オストメイトを身体に埋め込めば身体障害者として認められます。

そんな話はどうでもいいですね。とりあえず「WEBデザイナーになりたい」という夢は叶ったという話です。

★障害者福祉の支援員になった動機
その後、僕はしばらくプー太郎になりまして、自殺予防団体-SPbyMD-の活動に専念していたわけです。何がきっかけになったのかは忘れてしまいましたが、ハロワで「障害者福祉の支援員」の募集を見つけて、資格不要・未経験歓迎と書いてありましてね。「お!?」と思ったわけです。

帰宅して障害者福祉とその求人情報について調べていくと、就労継続支援A型作業所・B型作業所というものが存在していることを知りました。詳しく調べていくと、そこで働いている障害者には精神障害者の割合が多く、自殺未遂経験者も多いということがわかったのです。「もしかしたら、支援員として働くことで、ライフワークとしても自殺予防活動ができるし、職業としても自殺対策に関われるのではないか!?」と思ったわけです。それが、僕が障害者福祉の支援員になった動機です。

そういう動機ですから、書類審査でバンバン落とされましたけど、「エフリング」という現在B型に変わってしまいましたが当時A型だったところのパートタイムの面接までこぎ着けました。そこで、僕が自殺対策に少しでも関われるであろう障害者福祉という分野で働きたい意思を話しまして、どうやらその面接試験的には不採用だったのですが、送迎できる職員に欠員が出たということでエフリングから採用の電話が来たのです。

★自殺対策とはほど遠かった障害者福祉
実際に支援員になってみてわかったことは、自殺対策とはほど遠いということです。障害者福祉は自殺対策のために存在するわけではないからです。すっごい広い目で見れば、障害者福祉も自殺対策も「福祉」という分野で接点はあるんですが、支援員として働いている中で、悩みを聞いたりだとかサポートしたりだとか、そういうのはありませんでしたね。

余談ですが、支援員として働き始めて再び排尿障害を再発してしまい、5ヶ月ほどで辞めざるを得なくなりました。その後はしばらくまた治療と療養に専念するわけですが、治らないんですよ。尿意が近すぎて仕事の時間の大半はトイレに行っている人を雇いたいと思いますか?しかも、頻尿だけではなく排尿困難という症状もありますから、10分に1度トイレへ行って30分くらいトイレから出てこない人なわけです。どんなに心が広い経営者でも自主退職をお願いしちゃいますよねぇ…。

さて話を戻しますが、自殺対策とはほど遠い分野だったんですが、障害者福祉は障害者福祉で僕にとって働き甲斐のある仕事でした。通勤してて面白かったわけです。支援員という職業は大変ですけど、とっても働き甲斐がありまして魅了されてしまいました。

そして、「こころわーく」という就労継続支援B型作業所のオープニングスタッフ募集の求人をハロワで見つけた僕は早速応募して面接しました。そこでも、自殺対策の話は当然しましたけど、何よりも短期間ではあったけどA型作業所の支援員経験者であるという理由で運よく採用されました。そこでもまた排尿障害によって一旦退職することになったわけですが、療養後に復職させてもらえましてね♪ありがたかったです。

★B型作業所の支援員って何やるのか?
ところで、就労継続支援B型作業所の支援員って何やるのか?といいますと、これは恐らく勤め先の会社によって全然異なると思います。まず、そこの作業所がどのような作業をやっているのか、によって支援員の動き方も変わってくるからです。僕がやっていたのは「往復の送迎」「施設外就労として飲食店内清掃の付き添い&自分も清掃やる」「作業所でやっているチラシ折り作業のための準備・アイロンビーズのアイロンがけ」など。その他に様々な雑務がありました。利用者さんの本日の作業記録日誌を入力したり、受発注業務のお金の入力をしたり。

支援員として利用者さんの悩み相談を受けたことは2回ほどありましたが、その悩みの解決まで支援するのは業務範囲外のことなので支援員としてはできませんでしたが、幸い、自殺予防団体-SPbyMD-として勝手に引き受けて解決のサポートまでやってました。支援員として相談を聞いてあげるだけにとどまっていては、いくら業務範囲外だとはいえ、当人は困っているわけですから放っておけないんですよ。これは支援員の性格にもよるものかなと思いますけどね。僕はそのまま放置はできないんで。

そういう僕みたいな働き方をしていますと、利用者さんとも仲良くなれまして。退職した今でも「友人」として関係を築き続けている利用者さんいますよ。一緒に、自殺予防活動をやったりしてます♪まあ、支援員の中でも特殊ケースでしょうね、僕はね。

★退職後30代で先天性障害者だと判明!
支援員として働いていたものの、同時に、社長と2人で「道民ささえ合い機構」という非営利団体を立ち上げました。理想は道民(※特に札幌市民)から仕事の依頼を受注して、「道民ささえ合い機構」に加盟するB型作業所へ発注するという仲介役の団体です。社長はB型作業所の他に不動産会社を経営している人なので、道民からの依頼がない場合は不動産会社から仕事を受注する形はつくれました。

まずは加盟してくれるB型を探しまくること。基本的に、日常的に仕事を自分たちで受注して利用者さんの作業が成り立っているB型は除くことになるわけですが、10社以上は加盟してもらえましたね。そして、不動産会社の仕事だけではなく、作業所同士がお互いに仕事を受発注できる仕組みも作りました。

僕が退職する直前には「道民ささえ合い機構」を「事業協同組合」という種類の法人にしようという動きもあったんです。実際に札幌市にある事業協同組合の設立をサポートしてくれる組織へ足を運んで話を聞いたりしました。

…が、僕自身が夜眠れなくなってしまうようになり、最終的には会社の規約違反が社長にバレてしまい、居られない状況を自ら作ってしまって自主退職しました。

そして眠れないというのが日常化してしまったことからメンタルクリニックを受診し、主治医にこれまでの経歴やエピソードを話したところ「アスペルガー障害の疑いがあるので市立病院で心理検査を受けてみましょう」ということになり、WAIS-4を受けました。検査結果で軽度知的障害と分かり、「療育手帳」を取得できることがわかって、その手続きのため札幌市障がい者更生相談所という機関で鈴木ビネー式という知能検査を受けました。その判定を待って、正式に軽度知的障害であることが認められました。ついでに、主治医からASDの診断も出たため、障害名としては「広汎性発達障害」となりました。睡眠障害や排尿障害もASDの二次障害であるという診断結果です。

まさかの30代になって、自分が先天性の障害者であることを知ったわけです。そうであるならばと振り返ると、記憶のある幼少期から現在に至るまでの人間関係でのトラブル、コミュニケーションの不得意、社会常識の欠如など思い当たるエピソードが数え切れないほどありまして。スッと腑に落ちたわけです。「どうりでな…」という感覚ですね。

ということで、僕も障害者の仲間入りを果たすこととなり、生活保護を受けながら就労継続支援B型に通う利用者側になったのです。障害者福祉の支援員側から支援される側になったとも言い換えられます。

★障がい者講師養成講習に参加した
2024年度、札幌市社会福祉協議会が主催している「障がい者講師養成講習」に参加しました。嫁さんの薦めで。僕としてはそんな養成講習受けなくても、これまで自殺予防活動において講師として長年活動してきましたから興味はあまりなかったんですが…。

でも、参加して良かったです。参加者は全員何かしらの障害者手帳を持っている人たちで、若者からお爺さんまで幅広い年齢層。一人ひとりの「生きづらさ経験談」を聞くことができて大変学びになりましたから。

そこで「この養成講習が修了したら自分たちで団体を作って何か当事者活動やらないか?」という話題が出たのです。僕は乗りました。何回かエルプラザに集まって、どういう趣旨の団体にするかなど色々とディスカッションをして、最終的に「障害当事者団体ベクトルズ」を立ち上げよう!…というところまで来たんです。

僕は任意団体設立にこれまでいくつも携わってきているので、定款素案なども作成して、「設立理事会」ということで理事として立候補した仲間たち4〜5人でエルプラザに集いました。…が、団体設立ともなればリスクも生じるということを言い出した人がいて、それを聞いた他の仲間たちがその意見に流されるように「やっぱりまだ早いかも…」と言い出す始末。結局、集まった設立時理事たちは「設立はまだ辞めておこう」という結論に至り、一番ノリノリだった僕はガックリしました。

それが2024年9月1日の夜19時頃でしたかね。僕はせっかく定款素案まで用意してやる気満々なのに、このまま団体設立が頓挫してたまるかよ!と思い、団体設立のためには最低2名必要なので尾侍酔助に事情を説明して同意を貰って、すぐエルプラザ内にある札幌市市民活動サポートセンターで新規市民団体登録手続きを行い、無事に??「障害当事者団体ベクトルズ」が誕生したわけです。

リスクがリスクが…なんて言って意気消沈させるのは許せないんですよ。僕は自分軸や行動指針を持っているので流されませんし。大体、リスクを恐れていては何も始められないじゃないですか。意見対立して決別しちゃいましたが、あの時、リスクを恐れないで「障害当事者団体ベクトルズ」を一緒に立ち上げていれば良かったと思わないのかい?と伝えたいです。

★障害当事者として福祉をライフワークに
ようやく本題に入れます…。僕は今、福祉分野のライフワークとして「自殺予防団体-SPbyMD-」と「障害当事者団体ベクトルズ」それぞれの代表者をやっているわけですが、先ほど支援員としてA型で働いてみた頃の感想で述べたように、現場では、自殺対策と障害者福祉との接点はほぼありません。しかしながら、「自殺予防団体-SPbyMD-」でゲートキーパー養成講習を開催すると支援員の受講率が高いんです。話を聞いてみると「利用者さんから自殺未遂したと相談を受けてどう返答したら良いか分からなくて勉強しに来ました」という方が多いんです。

現場で接点が無くても、今の僕の視点から見れば、自殺対策と障害者福祉は「福祉」という大きな分野において繋がっており、もっと連携させるべきだと感じています。僕の使命は自殺予防活動ですが、そこには障害者福祉も絡みこませて良いと思っています。僕もひとりの障害当事者となったことで「障害当事者団体ベクトルズ」の代表理事が成り立っています。で、使命活動のほうの「自殺予防団体-SPbyMD-」が主催するゲートキーパー養成講習に「障害当事者団体ベクトルズ」を協働という形で絡ませています。

どちらも、やりがいのある活動です。活動内容で、例えば現在、助成金講演会事業「障害当事者が語り伝える自殺未遂経験談と欲しい優しい手(※略称:無料福祉講演会)」を障害当事者団体ベクトルズで主催していますが、事業名の通り、そこには自殺問題を絡ませています。実際、メンバーの半数は自殺未遂当事者です。自殺対策と障害者福祉は切っても切れない関係にあると僕は見ています。

どちらとも生涯にわたって活動し続けたいなー!と思っています。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
シリーズA「右派と福祉は両立するのか?」 [2025年09月28日(Sun)]
おはようございます。
障害当事者団体ベクトルズ 代表理事の内田貴之です。
昨夜の僕のコラム記事をシリーズ@と改めて、今朝はシリーズAとして「右派と福祉は両立するのか?」をテーマに僕の個人的な考えを書いてみようと思います。

繰り返し申し上げますが、理事が右派や左派という個人的なスタンスを持っているだけであり、障害当事者団体ベクトルズとしての公式スタンスではない!ということを肝に銘じてくださいね。

Q)「右派=自己責任、左派=福祉」というイメージが強いけど?
例えばこちらの質問。恐らく国政政党が掲げる政策や街頭演説などによる応答の印象的にこうなっているのではないかと僕は思っています。右派の政党は「自己責任論」を全面に押し出している印象を持つ方が多く、政党批判の誤解を受けないためにもどこの政党とは言いませんが、例えば生活保護受給についても自殺者が多いことについても「元はと言えば自分がやってきた仕事や暮らしに誤りがあったせい(=自己責任論)で現状そのような結果を自ら招いているのであり、国家が助ける義務などない」という考え方が存在しています。少し極端に書きましたが、彼らの主張をまとめると大体は「自助論」な感じなのです。

一方で左派の政党は「自殺・貧困・経済的困窮など様々な出来事は全て社会問題(※国家の責任)であり、当然ながら国家が国民の生命を守るために福祉的支援に力を入れて助けるべきである」という考え方が主流なのです。「自助・共助・公助」を守っていく姿勢を感じられます。困っている当事者の一人である僕個人としては、こちら側の考え方のほうが非常に助かるんですね。

政権が「右派だ!」などと言われる自民党にある時でも、実際の国会議員には右派も左派もたくさん混じっているわけですから、超党派自殺対策推進委員会が設置されたり、「自殺対策基本法」や「生活困窮者自立支援法」といった法律が制定・施行されて、厚労省を中心に全国各地で福祉事業が盛んになってきているのです。

逸れますが、自民党が「右派だ」「保守政党だ」というのは今となっては現実離れな感じになっていると僕は感じていて、かなり左派てきな考えを持つ自民党議員だって少なくないのですよ…。本当に右派なのであれば「国益」を最優先させて、左派政党が推進する福祉政策や経済政策(※減税+国債発行等)に重点を置くべきなのではないのだろうかと個人的に思うわけです。

ところで「右派」と「保守」は同義語ではなく、質問のイメージで表せば「右派=日本と言う国・国家・国旗・その歴史(※主に皇統)を愛し重んじていて、近代史でいえば太平洋戦争を大東亜戦争と呼んで欧米列強からアジア諸国を日本が守ろうと頑張った勇猛果敢な正義の戦いである」というイメージを持っているのではないでしょうか?そして、「保守=特に天皇陛下ならびに皇室を護持して万世一系の日本という世界唯一の国家を守り抜く姿勢が硬い」というイメージを持っているのではないでしょうか?

深掘りすれば「右派」や「保守」の定義としては上記のイメージは、合っている部分もあれば誤っている部分もあるわけですが、ここでは触れません。長くなっちゃうので自分で調べてください?そうすれば例えば「保守」と一口に言っても「伝統保守」「革新保守」など色々派生があることが分かりますから。

僕が自分のことを「右派」と自称している理由としては「右寄り=愛国心を持っている」という意味が強いためだと思っておいてください。代表補佐理事の尾侍酔助のほうが思想的には強い感情を伴って持っていますので気になる方は聞いてみはいかがでしょうか?

ちょっとどころではなく長くなりました、すみません。「左派=福祉」というイメージは大方合っているように僕は思います。歴史観では「太平洋戦争は欧米列強に対して日本が宣戦布告して負け戦をした結果、多くの若い国民を犬死させた最悪な戦争である」という自虐史観を持っている政党が一般的かなと思います。僕が応援している「れいわ新選組」だってそうですから。

ですから、僕は「れいわ党員」ですが国家観・歴史観については「右寄り」のスタンスなので「れいわ党員でありながら右派」という自己紹介になるという結論です。

Q)なぜ右派でありつつ福祉を大事にしているのか
まず、この質問が出てくる時点で、僕(北海道の内田貴之)という人物を一切知らないんだなと分かります。僕の過去ツイートを遡って読んでから出直してこい!と言いたいところですが、グッと堪えまして。。。

僕は、大学時代にインターカレッジサークルの「札幌学生保守政策研究会」に所属しており一時期は会長も引き継いでいました。そのサークルで勉強したことにより僕は「右派」になったわけです。そして、同じくそのサークルにおいて日本の社会問題をテーマに勉強した際に「自殺問題」が取り上げられて非常に強い関心を持ち、サークルを卒業したあとも、尾侍酔助と2人で「自殺予防団体-SPbyMD-」の前身団体となる「保守研修会」内で自殺予防プロジェクトを始動したのです。

自殺予防は領域、その上の概念は分野であり、つまり自殺対策です。自殺対策に携わり始めて15年くらい経過しているのが僕と尾侍酔助です。自殺対策はどの分野かというと「福祉」です。その領域は「精神保健福祉」です。学術的には「心理学」「公衆衛生学」「精神医科学」などにも当てはまるんですが、ややこしくなる話なので置いておきますね。

というわけで質問の「なぜ右派でありつつ福祉を大事にしているのか」の回答は、僕が福祉に携わっている立場であり、もっと言えば自殺予防こそが今世生まれてきた自分の使命であると確信しているからという結論に至ります。福祉に携わりながら「自己責任論」を主張する政党には一線を引いているんです。

Q)右派と福祉は対立概念ではなく、むしろ組み合わせることで可能性が広がるのでは?
はい、僕は個人的にその質問のおっしゃる通りだと思っています。なんでもそうですが「組み合わせ」だと思います。例えば「れいわ党員」ですが「れいわ新選組が竹島諸島など韓国にあげてもいいじゃないかと主張している」という外交面については反対派の立場ですし、左派の主流である「皇室のルールを変えて女系天皇にしたっていいじゃないか」という日本の国家そのものを揺るがす問題についても断固として反対派の立場です。僕が「れいわ党員」である理由は「障害者や生活困窮者に対する福祉対策と経済対策を政策の中心に置いてブレずにやっている政党だから応援している」だけです。

右派の中にはもっと「右翼」や「極右」に分類される強烈な政策を掲げている国家政党も確かに存在しまして…、僕としては「引いている」んです。極右政党だと「GHQが作った現行憲法は廃止して大日本帝国時代の憲法に戻すべきだ!!」と叫んでいるところまで存在します。いやいや、それはもう時代錯誤ですから、いくら日本を愛しているからといってそこまでする必要はなく、日本人の手による皇室を中心とした国家繁栄となる自主憲法さえ作れればいいと僕は思っているほどです。

シリーズ@のコラム記事でも申し上げたように、「愛国心を大切にしつつも、だからこそ福祉政策にも重点を置く」という組み合わせが現実には可能であると僕は思っています。ただ、どこの国政政党も他党に対して躍起になっていますから、選挙の際には「外交問題」「福祉問題」「歴史問題」「環境問題」「教育問題」などなど幅広く様々な問題について各政党の政策を掲げる必要があり、そこで、「福祉分野についてはれいわ推しなんだけどその他の点については右派政党推しなんだよなあ…」ってなってしまうんです。

とはいいつつ、良いバランスで右派・左派どちらともの候補者が当選して国会へ行くことになれば、先ほどの「自殺対策基本法」のように政党の枠を超えた「超党派の委員会」を設置することも可能なので、極論から言えば、どちらかに極端に偏らなければ問題ないというのが実際のところですね。万が一にもあり得ませんが「れいわ新選組」が政権を握ったら、皇室と伝統は破壊され、日本という国家はすぐ存亡するでしょう(苦笑)あ、これは政党批判じゃありませんっ!誤解なきように。ただの個人の感想ですー!

ですから、質問にもあるように「それぞれの政策を上手いこと組み合わせることで解決する」のです。

シリーズAのまとめ
「右派と福祉は両立するのか?」という問いに対して、僕自身の経験や歩みを振り返りながら書いてきました。結論としては「対立するものではなく、むしろ組み合わせによってより良い社会をつくる可能性がある」と僕は考えています。

国家を大切に思う気持ちと、困っている人を支える姿勢は、本来なら相反するものではありません。むしろ、国を守り、未来を支えるためには福祉の充実が欠かせないとさえ言えるのではないでしょうか。

もちろん、政党の枠組みや立場によって「右派か左派か」というラベルは付けられます。しかし実際には、人それぞれが持つ「思想の軸の組み合わせ」があり、その多様性が社会全体を支えています。僕自身はその一例にすぎません。

今回の記事が、「政治思想って単純な二分法では語れない」という視点を少しでも伝えられたなら嬉しく思います。次回のシリーズBもどうぞお楽しみに!

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
E-mail uchida.spbymd@gamil.com
シリーズ@「れいわ党員でありながら右派」矛盾を感じる? [2025年09月27日(Sat)]
こんばんは。
障害当事者団体ベクトルズ 代表理事の内田貴之です。

僕は「北海道の内田貴之」という名前でTwitterをやっていまして自己紹介欄に、「れいわ党員でありながら右派」と記載しています。それって矛盾してるじゃないか?政治思想もオールマイティっていう意味なのか?と疑問を持つ方もいらっしゃるかと思います。ええ、その素朴な疑問は自然な反応です♪でも僕的には筋通ってるんですよw 僕自身の政治思想をここで深掘りしてコラム記事にするわけではありませんが、どうしてこういうスタンスなのかという、一種の自己紹介の解説みたいなものをやってみたいと思います。

あ、そうそう!大前提としまして、障害当事者団体ベクトルズでは『メンバー個々人の思想信条を尊重し、かつこれらをテーマとしたコラム記事やツイートを発表しても構わない』ものとしていることを先にお伝えしておきますね。

では本題へ。自分でも不思議だよなあって思うんです。れいわ新選組という政党は左派です。僕としては基本的に愛国主義の右派なんです。しかし、僕は10年以上、自殺対策や障害者福祉促進など「福祉分野」をライフワークにしているため、選挙でどこかの政党を応援する際には、福祉分野を政策の中心に据えている左派のほうが自分のスタンスに合うのです。

一見すると「れいわ=左派」と「右派的愛国主義」という組み合わせは矛盾しているように思えますが、実はそんなに単純な話ではないんです。政治思想って「経済・福祉」軸と「国家・安全保障」軸に分けて考えると理解しやすいのではないかと思います。

国家観や愛国心の面では右派寄り。これは「日本を大事に思い、国を守る視点を重視する」というスタンスです。そして、社会保障や福祉政策では左派寄り。これは「弱者支援や福祉充実を大切にする」というスタンスです。僕の「愛国主義の右派」+「福祉重視でれいわ支持」というスタンスは、
単に「左右どちらかに割り切れない」とか「オールマイティ」というよりも、自分の軸を明確に持っている結果だと思っています。

両方を兼ね備えた国政政党が存在していれば、応援する政党はその1つになるため、皆さんにとっても僕のスタンスが分かりやすくなるのではないかと思いますが、今のところ存在しないので…。しかも政治ってラベルで単純に「右か左か」と切り分けられるものじゃなくて、政党や発起人各人の「軸の組み合わせ」が実際のスタンスを形作っているんだと思います。

以上なのですが、冒頭で自己紹介の解説をすると言っておきながら、少し物足りなさを感じませんか?実際書いている僕自身がそう思っているだけかもしれませんが…。まとめますね。「れいわ党員でありながら右派」というプロフィールは、矛盾の象徴ではなく、僕という人間の“二つの軸”をそのまま表したシンプルな言葉です。政治思想を右か左かで分ける時代は終わりつつあります。僕にとって大切なのは“愛国心”と“福祉”。その二つを両立させたい、ただそれだけなんです。

深掘りして質問したい方は、僕の個人Twitter「北海道の内田貴之(@uchida_jyohodai)」までリプやDMくださいね。Twitterやってないよー!という方はメールでも歓迎です。メールは最後に記載しておきます。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
E-mail uchida.spbymd@gmail.com
霊界のVR? 多重夢で味わった“人生再設定”のリアル [2025年09月27日(Sat)]
こんばんは。障害当事者団体ベクトルズ 代表補佐理事の尾侍酔助です。先日ツイートしたところ、大変長くなってツリー形式となり、読みにくくなったためコラム記事としてまとめ直そうと思いました。ところどころ加筆修正も加えてみました。よろしくお願いします。

霊界のVR? 多重夢で味わった“人生再設定”のリアル
先日、久しぶりに多重夢を見ました。その内容は、ただの夢というよりも「霊界のVR体験」とでも言うべきものでした。自分の人生を振り返らされ、来世のシミュレーションまで見せてもらうという、不思議でリアルな体験でした。

夢の中では、産まれた国や両親、障害の有無まで「設定データ」のように解析されました。そして今世の振り返りでは、私に与えられた使命や宿題のテーマ分析まで提示され、まだ気づけていない部分にヒントを与えられました。

さらに来世の計画段階では、ゲームでキャラクターを作るかのようにスキル値を調整し、今世と同じ人生を「デモプレイ」できる場面もありました。精神的な打たれ強さ、肉体的な体力、異性の好みまで細かく設定でき、その違いによって展開がどう変わるかを俯瞰できたのです。しかし、結局はスキル値を変えた程度では魂の成長には大差ないことも学びました。

最終的に「まだ寿命の時期ではない。今世を続けなさい」と言われて夢から覚めました。まるで魂だけ霊界に帰省し、人生航路を再確認させてもらったような感覚でした。

以下が、夢から覚めてすぐに覚えている内容を急いで書き出したツイート部分です。

先ほど夢から目覚めたところです。久しぶりに多重夢でしたが内容はかなり霊的世界観があり、現在の私がこの時点で人生終了(=寿命)した場合の振り返りを生々しく見せてもらえました。忘れてしまっていたけど懐かしい楽しかった昔の想い出も多々。映像で見るというよりはVRよりも更に実際の記憶に入り込んで見れたという感覚でした。そして産まれた国・両親・障害の有無・趣味傾向まで色々と解析データまで見せてもらえました。両親や友人にはやはり過去世と濃い縁がありました。「なぜこの親を選んだのか」というより「この環境を与えられた背景・縁」ですね。

そして次の人生計画を立てる段階に移り、まるでゲームでオリジナルキャラの詳細設定を作成する工程のような感じでした。神の権限によって私には選択できない設定もありました。面白かったのは、今世と同じ人生ストーリーをスキル値を改めた状態でデモプレイさせてくれたシーンです。実体験型ではなく見せてくれる感じです。同じ人生ストーリーなのである程度大まかな節目節目に起こる出来事は同じですがスキル値が異なるため、出来事に対する適応能力が今世とは異なり違う展開にはなるのです。

障害も今世とは別のものを選択でき、どれくらいの時期に発病するかなどのデモも見れたため、その別の障害の場合では今世とはまた異なった状況が起こるのですが、俯瞰すれば多少のズレ程度しか変化しないことがわかりました。

また、今世の振り返りの際には、与えられていた使命と宿題のテーマ分析もしてもらえて、人生の中で気づけていない部分のヒントをくれました。あくまでもヒントです。こうして多重夢から覚醒でき、今世をまだ続けさせて下さってますからね(^^)

具体的には「大東亜戦争の自虐史観払拭に関心を持ってますね?その分野に関心を引き寄せられないと果たせない過去世からの宿題があるようです。現時点では愛国者の書籍を読むことしか出来ていないようですがまだ踏み込めていない領域があるようですよ」と♪宿題や使命は人生の中で強く関心を持つことと深い繋がりがあると学んでいましたが、まさしくその通りでした。それぞれの解き方までは提示してもらえず(当たり前ですがあせあせ(飛び散る汗))、それでも「祖父の人生とも関係してるようです。きっと強い想い残しがあったのだろうと予想されます」とヒントですね。

話が前後しますが、来世のデモプレイを設定する際に分かったこととしては、スキル値だけ設定変更して今世と同じ人生ストーリーを歩んでも大した魂向上の糧にはならない点です。その時々を虫眼鏡で見れば変化はあるものの、俯瞰すれば大して変わらないからです。という流れでスキル値だけ設定変更して人生をやり直せたとしても大して今と変わらないことが分かり、それは面白かった部分でした!デモプレイした時に設定変更したスキル値は多々ありましたが、恥ずかしくて書けないことも勿論あり(笑)

書けることとしては例えば「精神的な打たれ強さ」「肉体的な筋肉量・瞬発力・体力」「好きな異性の傾向」などでしょうか。かなり細かくデモ設定できてお試し版を見れたというわけですが、なかなかリアルで面白かったのです。

最終的には、まだ今世を現時点で強制終了(=寿命)させる時期には至っていないため、輪廻転生はできません。今世を続けて下さい。と言われて夢から覚醒したという感じです。まさしく魂だけ霊界へ実家帰省して旅の航路を再確認してきた感じでした。

以上が夢の内容のうち、記憶に残っていることを急いで書き出したものです。

今回見た夢で学んだこととして総括するとすれば、以下3点です。

★魂の航路確認としてのまとめ
今回の夢体験を通じて改めて実感したのは、人生は偶然の連続ではなく、魂の成長を目的とした大いなるシナリオのもとに展開しているということです。与えられた環境や障害もまた、無意味な重荷ではなく、必ず何らかの使命や学びにつながるものでした。夢の中で人生を振り返り、来世のデモを見せてもらえたことは、今世をどう生きるべきかの再確認でした。つまり「まだこの人生には続けるべき役割がある」ということを、霊的に示唆していただいたのだと受け止めています。

★使命と宿題に気づくためのまとめ
今回の夢は「魂に課された宿題を忘れずに歩みなさい」という叱咤激励のように思えます。使命や宿題は人から与えられるのではなく、自分の魂が選び、約束してきたものです。だからこそ、関心を抱くテーマや、心を揺さぶられる出来事には必ず意味があるのだと感じました。今世を生きる私には、まだ気づき、学び、実践する余地がある。そのことを深く心に刻み直すきっかけとなりました。

★今世を生き抜く勇気へのまとめ
この夢体験で示された最大の学びは、「今の人生を丁寧に最後まで生き抜くことが、魂の成長に直結する」という事実でした。スキル値を変えて人生をやり直すことに意味はなく、むしろ与えられた条件のもとでどのように生き抜くかが重要なのです。つまり、障害を含めた今の自分自身を肯定しながら、その中でどれだけ人に尽くし、使命を果たしていけるか。それこそが魂にとって最大の修行であり、神に喜ばれる歩みであると再確認することができました。

あなたなら、もし同じように「人生の再設定」を体験できるとしたら、どの部分を変えてみたいですか?

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表補佐理事 尾侍酔助
「無料福祉講演会inオンライン」のご案内 [2025年09月22日(Mon)]
2025年6月から開始した助成金事業「無料福祉講演会」ですが、11月の月形町を最後に道内各地へ赴いてリアル会場で開催することが資金切れで不可能となりました。つきましては、12月以降の「無料福祉講演会」はオンライン形式で開催する運びとなりました。

媒 体:YouTube(※限定公開)
参加費:無料
条 件:障害当事者団体ベクトルズの「当事者会員(障害者である者)」あるいは「非当事者会員(障害者ではない者)」として事前に入会し、年度会費を納入すること。また、講演動画を視聴するためだけの意図的な入会を防ぐ目的として、以降5年間は退会することを認めないこととする。

「無料福祉講演会inオンライン」の特徴は、スマホでもPCでも講演動画を視聴可能であることのほか、在住地域に関係なく視聴可能であることあります。また、「無料福祉講演会inオンライン」として視聴可能な講演動画は、リアル会場での開催では実施することが不可能だった講師による講演も含まれています。

また、入会し、障害当事者団体ベクトルズの会員となったからには、オンラインツールで開催する総会への出席や、在住地域を問わず在宅で可能な活動にも取り組むことが可能となります。入会者が札幌市民もしくは近隣市町村民であれば、在宅以外の活動にも当然参加することが可能であり、入会者の「やってみたいこと」「叶えたい夢」の実現化を目指したり、仲間の実現化を共にサポートするという、障害当事者団体ベクトルズの本来の活動に加わることが可能となります。

「無料福祉講演会inオンライン」視聴希望者=入会希望者は、以下の方法および手順にて視聴が可能となります。

[入会手続きの流れ]
(1)下記の宛先へメールにて入会申込をしていただきます
(2)当団体の理事会において入会審査をします
(3)当団体からメールにて入会審査結果や会費納入ご案内をします
(4)当団体が会費納入を確認したのち、改めて入会受理をメールにて通達します
=====
宛先 challenged.vectors@gmail.com
件名 障害当事者会員 or 障害非当事者会員として入会申込
本文 氏名、住所、電話番号、職業職種、障害名(※非当事者はその旨を明記)、入会動機、どのような活動を当団体の会員としてやっていきたいか(自分の夢や希望・やってみたいことでも良い)
=====

以下、留意事項の説明です。

[障害当事者の定義]
(当団体の定款 第10条 会員の入会より部分抜粋)
(1−1)障害者手帳の所持の有無は関係ないものとする
(1−2)医師によるグレーゾーンの診断を受けた者、医師による「診断名をつける段階にはないが恐らく●●障害の疑い」という見解を示された者、知能心理検査によるグレーゾーンの結果を受けた者等も、当団体の障害者として認めるものとする

1)当事者会員
年会費 1,000円
議決権 あり
障害当事者か否かの判断基準は精神科医からの「診断・意見」もしくは公的専門機関からの「検査結果」としております。例えば「ADHDの疑いはあるが検査結果としては手帳取得には至れないグレーゾーンです」と精神科医から言われた方も、当団体では「障害当事者」として認定します。ほか「排尿障害」のように「障害」という名称は付くものの、身体障害者には該当されない病気を患っている方も「障害当事者」として認定します。ですから、メールで「私は○○の病気なのですが障害当事者会員になれますか?」というお問合せも遠慮なくしてください。

2)非当事者会員
年会費 5,000円
議決権 なし
非当事者会員は障害者のサポートやアシスタントを行う立ち位置ではありません。団体名称の通り、あくまでも障害者が主体となって「やってみたいこと」等の夢や希望の実現化に努めています。障害者が主体的になって決めた活動を、非当事者も一緒になって実行し、一緒に実現を目指そう!という気持ちであって欲しいと願っています。ゆえに、活動の企画立案時に障害の有無に関わらずアイディアを出し合って考えたとしても、それを「決める」のは当事者であるという理由から、非当事者会員には議決権が与えられていません。

以上、「無料福祉講演会inオンライン」視聴希望をお待ちしております!

障害当事者団体ベクトルズ
事務局
Posted by 内田 at 03:45 | 活動告知 | この記事のURL | トラックバック(0)
社会では不正や不公平が目立ち、心が折れそうになることも多いでしょう [2025年09月18日(Thu)]
こんばんは。障害当事者団体ベクトルズ 代表補佐理事の尾侍です。数日間かけて就寝前に執筆してきたスピリチュアリズムのコラム記事を投稿します。スピリチュアリズムに馴染みのない方でも「この世」「あの世」「原因と結果の法則」などが分かるように、平易な言葉で説明を加えつつを心掛けてみました。


★スピリチュアリズムとスピリチュアルの違い
最初に、スピリチュアリズムとスピリチュアルを混同している人が多いため、その違いを簡単に説明しておきます。「スピリチュアリズム」と「スピリチュアル」は似ている言葉ですが、意味合いが異なるということです。

一般的に「スピリチュアル」というと、自己啓発や癒やし、直感を大事にする生き方を指すことが多く、比較的自由で個人の感覚に委ねられています。一方で「スピリチュアリズム」は、霊界通信や霊的真理の体系的な研究を通じて示された「霊的な科学」とも呼べる分野です。

つまり、「スピリチュアル」が個人の体験や実践に基づく柔らかな概念であるのに対し、「スピリチュアリズム」は霊的法則や死後の世界の構造などを客観的に探究する学問的な側面を持っているのです。私が専門的に勉強しているのは「スピリチュアリズム」です。学問として日々学んでいるのです。


★この世とあの世を貫く「原因と結果」の法則
私たちが日々生きている「この世」での生活を振り返ると、努力がそのまま結果に結びつかないことがしばしばあります。真面目に働いても報われない人がいる一方で、ずる賢く立ち回る人が大きな成功を手にすることもある。「どうして正直者が損をするのか?」多くの人が一度は感じたことがあるのではないでしょうか?私は経験あります。

この視点だけで考えると、人生は理不尽の連続に見えるかもしれません。しかし、スピリチュアリズム(霊的真理)の観点から見ると、これは表面的な現象にすぎません。本当の意味での「原因」と「結果」は、私たちの肉体を超えた、魂の歩み全体にわたって作用しているのです。


★「この世」と「霊界(あの世)」のつながり
まず前提として、スピリチュアリズムでは、人間は肉体と魂から成り立っていると考えます。肉体はこの世での生活のための「仮の住まい」であり、魂こそが私たちの本質です。

肉体の死を迎えたあとも、魂は消えることなく「霊界(あの世)」へと移行します。この霊界は決して遠い存在ではなく、日常生活を送る私たちのすぐそばに広がる、もう一つの現実世界です。ただし、私たちの五感では直接知覚できないため、多くの人はその存在を意識せずに暮らしているだけなのです。


★この世で見えない「原因と結果」
この世だけを切り取って見ると、努力と結果が結びつかない不条理が目立ちます。
例えば、
・真摯に人を助ける生き方をしても、裏切られることがある
・誠実に働いても、なかなか生活が安定しない
・逆に、人を傷つけたり不正をした人が、成功しているように見える

こうした現実を前にすると、誰もが「世の中は不公平だ」と感じるでしょう。けれども、霊的な視点で見れば、そこに「不公平」は存在しません。なぜなら、魂の歩みはこの世だけで完結するものではなく、霊界を含めた長い旅路の中で必ず帳尻が合うようになっているからです。


★霊的法則としての「原因と結果」
スピリチュアリズムが示す霊的法則の一つに、「原因と結果の法則」があります。これは「自分が蒔いた種は、必ず自分が刈り取ることになる」という宇宙の摂理です。ただし、この法則は短期的・表面的に働くのではなく、魂全体の成長に関わる形で作用します。つまり、人生の一場面では「努力が報われていない」ように見えても、魂の学びや成長という観点から見れば、必ず正しい結果がもたらされるのです。

この結果は、時にこの世で現れることもあれば、死後に霊界で体験する形で現れることもあります。だからこそ「不正は必ず裁かれるし、善意は必ず報われる」という真実が貫かれているのです。


★「神の世界」とは矛盾のない世界
私たちが肉体を持つこの地上世界は、不完全で矛盾に満ちています。しかし、霊界を含めた神の創造された世界全体を眺めれば、そこに不公平や理不尽は存在しません。一見矛盾しているように見える出来事も、霊的視点からはきちんと原因と結果が統一され、魂の成長に必要な学びとして位置づけられているのです。

つまり、
「この世的には、原因と結果が噛み合っていないように見える」しかし「あの世まで含めて見れば、すべてが矛盾なく一つに統合されている」これがスピリチュアリズムが伝える、神の法則なのです。

私たちは、つい「この世」の物差しだけで人生を測ろうとしてしまいます。その視点では、不正や不公平が目立ち、心が折れそうになることも多いでしょう。しかし、魂の本質は死後も続いていき、霊界という新たなステージでも学びと成長を重ねていきます。その長大なスパンで見れば、原因と結果の法則は完全に働いており、決して不正が見逃されることも、善意が無駄になることもありません。

神の創られた世界は、本来「矛盾なく、正義が貫かれる世界」なのです。私たちがその視点を少しでも意識できれば、この世の困難や不条理に直面しても、魂の学びとして前向きに受けとめる力が湧いてくるのではないでしょうか?


以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表補佐理事 尾侍酔助
第6回目 2025年11月8日(土)月形町講演会(遠征型最終回)  [2025年09月18日(Thu)]
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※略称「無料福祉講演会in月形町」

【日時】2025年11月8日(土)13時半〜15時半(※多少の延長あり)
【会場】月形町交流センターつきあえ〜る「講堂」(月形町月形1064-13)
【料金】無料
【定員】100名
【対象】福祉に携わっている方・関心のある方

【申込】下記の通り
 ・〆切 2025年11月5日(水)
 ・宛先 challenged.vectors@gmail.com
 ・件名 月形町講演会の申込
 ・本文 フルネーム、性別、年齢、住所、携帯電話番号、職業職種

★講演会内容
(1)「障害当事者が語り伝える自殺未遂経験談と欲しい優しい手」
当団体に所属する自殺未遂経験を持つ宮澤範生理事が登壇し、当事者にしか分からない自殺企図時の心理・思考・感情、そして当事者がSOSを発している際に実際に欲しい優しい手とは何か?つまり、死にたいほど悩みを抱えている当事者への支え方を解説させていただきます。
⠀⠀
(2)「こころの通う〈対話法〉超入門編」
日本対話法研究会の理事も務めている当団体の内田貴之代表理事が登壇し、悩みを抱えている当事者への支え方の一環として、コミュニケーション理論〈対話法〉をご紹介させていただきます。ほんの少しですが参加者同士で〈対話法〉を使った対話練習もしてみましょう。30分間しか時間を割けないため超入門編といったレベルですが、楽しみながら学んでいただけるよう努めます。

(3)「私たちが取り組む優しい手」
コラボレーションさせていただける月形町社会福祉協議会の職員が登壇して「私たちが取り組む優しい手」と題して講演します。月形町で障害者向けの就労支援に携わる方々の登壇もあり得ます。

【主催】障害当事者団体ベクトルズ
【共催】社会福祉法人月形町社会福祉協議会
【協力】日本対話法研究会
【助成】認定特定非営利活動法人北海道NPOファンド
【後援】北海道
Posted by 内田 at 07:39 | 活動告知 | この記事のURL | トラックバック(0)
組織として叶えたい夢「法人化」 [2025年09月17日(Wed)]
おはようございます。
障害当事者団体ベクトルズ 代表理事の内田貴之です。

先日、宮澤理事と組織としての目標設定を話し合いました。これまで組織としての目標は特に定めておらず、定款で定めている目的である「障害者福祉の促進に寄与する」のみで、そのための様々な当事者活動を展開してきましたが、障害当事者団体ベクトルズは自分たちの生きていくための意義でもある存在のように最近感じるようになってきました。

結論から言えば「非営利型一般社団法人にすること」を障害当事者団体ベクトルズの目標第1弾にすることとしました。

NPO法人のほうが設立時の人数は10人必要な代わりに設立時費用は一般社団法人と比べると安いため、良いのではないか?とも考えましたが、NPO法人だと決定的に障害当事者団体ベクトルズという組織にとって都合が悪い点があるのです。それは「入会希望者を拒んではならない」つまり「誰でも入会することができる法人となる」ことを意味しています。

障害当事者団体ベクトルズは、障害者である「当事者会員」と、障害者ではない「非当事者会員」に会員種別が分かれています。賛助会員は誰でもなることができますが、ややこしくなるため脇に置いておきましょう。

障害当事者団体ベクトルズに入会希望する方に対してヒアリングを行い、障害者(※グレーゾーンも含む)であることを確かめる審査を設けています。もっとも、こちらから障害者である友人を会員に誘う場合には審査はありませんが、それでも正式な診断名(=障害名)や主な症状などのヒアリングは行います。

NPO法人化してしまうと、これができなくなってしまいます。障害者であろうとなかろうと、そしてどこに在住していようと、障害当事者団体ベクトルズに興味関心を持った方であれば誰にでも入会資格が与えられる組織になるのです。

その点、一般社団法人ではこれまで通りの入会ルールを設けることが法律で可能と定められています。ですから、設立時費用はNPO法人よりも高くなることはデメリットなのですが、障害当事者団体ベクトルズにとってどちらの法人種類が適しているかを考えると「一般社団法人」一択となるわけですね。

そして障害当事者団体ベクトルズは営利活動(=収益のうち利益分を会員に配当すること)を行わないため一般社団法人の中でも「非営利型一般社団法人」を目指すことになります。

現在は目標が定まったので、目標達成に向けた準備や勉強をしていくことも、理事たち自身の日々の活動に加わります。具体的には例えば、宮澤理事の場合はもともと弁護士を目指して法学部のある大学を卒業しているという背景もあり、法人となったのちの組織運営に欠かせない「税理士」の資格取得を目指したいと話していました。

僕は資格取得のために専門的な知識を勉強することが大変苦手なので、自分が得意分野としていることのひとつである「広報・宣伝・マーケティング」についての知識を現在よりも高めていくことを目指していきたいと思います。

尾侍代表補佐理事は、法人化となった場合は自分が勤めている勤務先の都合上「役員」になることは「副業に該当する」という縛りがあるとのことで、法人化するまでのしばらくの間は理事を続けますが、本格的に法人化のために動き出すこととなった時には理事から降りて、当事者会員のひとりとして、そして法律上可能であれば「役員」ではない立場で「相談役」として障害当事者団体ベクトルズの活動を支えていきたいと話していました。

確かに企業によっては副業に該当することを禁止しているところも多いと聞きます。僕が所属している別団体の理事の勤務先もそうであると話していたことを思い出したものです。

ところで障害当事者団体ベクトルズが非営利型一般社団法人となった場合、僕は生活保護受給者なのですが、その点について法律上の問題点はないのかどうかを調べました。法人化してしばらくの年月は「役員報酬」を出せるような財政状況となる安定化した組織にすることは難しいと聞きました。その期間は定款で「役員報酬なし」と定めておけば、障害当事者団体ベクトルズから収入を得ることは無理ですので、生活保護受給者であっても問題はないとのことでした。

もちろん一生そのままでいいのか?というのはまた別問題です。できることなら、生活保護に頼ることなく充分な生活を営むことができるようになることが僕自身の個人的目標ではあります。…が、現状では特に「睡眠障害」が非常に不安定で重たくなっているため、収入源のひとつでもある就労継続支援B型作業所へ、月・水・金、毎週通所することすらできていない状況なのです。この僕の個人的な問題改善は今後の治療次第ですので、何とかしたいとは思っていますが、今は何とも言えません。

法人化して「役員報酬」を安定して役員が生活を維持できるようになったら、その時期の組織の財政状況自体が安定していて、最低でも手取額20万円くらいは出せるようになっていなければならないでしょうね。そして、「役員報酬」のみならず組織の職員を求人できるように「職員に対する給料」も保証できるようにならなけらばなっていないといけないでしょう。それが、障害当事者団体ベクトルズとしての目標第2弾になる!といったところでしょうね。

障害当事者団体ベクトルズとして定めたこれらの目標は、組織として叶えたい「夢」でもありますが、決して「幻想」で終わってしまわないよう、現実的に今からできることを無理せず(=障害が悪化しないように)一歩一歩進めていくことが必要になりましょう!

ところで、一般社団法人について現在、色々と設立サポート系のサイトや手引書を読みながら考えていることが1つあります。「理事会」を設置するかしないかという点です。現在の障害当事者団体ベクトルズには「理事会」が存在していますが、法人化する際には当然組織体制を変えることになるでしょうし、それに伴って定款も変えるでしょう。その際に現在ある「理事会」を撤廃するかどうか…。これについては結構悩みどころなのです。

理事会を設置しない場合は、日常的な組織業務に関しても全て「社員総会(=議決権を有する当事者会員が集まる会議)」を毎回開催して話し合いと決議で決めなければならないのです。当事者会員が少ないうちはそれでも問題ないとされていますが、将来的に組織規模が大きくなっていった場合は「理事会」を設置したほうが意思決定権を社員総会の他に設けることとなるため、わざわざ地方に散らばっている当事者会員を集めて大規模な話し合いの場を開催する必要がなくなるというわけですね。この情報は、サポート系サイトで調べて知りえたことです。

法人化後も当事者会員の在住地域を、札幌市内に限定するように定めれば、まあ問題はないかな…とは思いますが、それでも悩みどころ…。

今後、サポート系サイト・手引書・chatGPTなどの知恵を借りて学びつつ、組織体制についても考えていく必要があることは確実です。障害当事者団体ベクトルズとしての「叶えたい夢」を実現するためにも、学びを深めていこうと決意しています。

長くなりましたが以上とします。
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 内田貴之
活動報告:島牧村講演会 [2025年09月15日(Mon)]
こんにちは、助成金事業「無料福祉講演会(※略称)」の島牧村講演会について写真付きでレポート報告を行います。

2025年9月13日(土)
朝8時に札幌市を出立した内田貴之代表理事と宮澤範生理事の2名。道中で、借り物の一部部品を車内の隙間に落として紛失してしまうなどのアクシデントがありつつも、12時半には会場である「島牧村ふれあい交流センター」に無事到着。どうやら会場施設の昼休憩の時間帯は施錠されていたとのことで、小雨降る中しばらく待機していたそうです。

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※会場到着時のおふたりの写真

13時になってようやく会場に入ることのできたおふたりが目にした会場施設は、全体的に大変立派で綺麗だったとのこと。そして会場のお部屋「交流室」はクーラーでキンキンだったと内田貴之代表理事から聞いています。内田貴之代表理事は体質的にクーラーが苦手なのですぐにOFFにしたそうですが、こちらの「交流室」はカーペットタイプの床で、壁も白く大きいためスクリーンがなくても「プロジェクタの直接投影が可能」とのことでした。

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※設営前の「交流室」の風景

あと嬉しいことに、施設側の配慮で入口には「無料福祉講演会」のチラシが窓に貼ってあったとのこと。
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※チラシ裏面掲載の講師「蓬生さつき」は体調不良にて休み

13時45分には会場設営が完了。今回の申込者はお1人ということで、このようなレイアウトになりました。マンツーマン授業のようですね!受付時間になるとすぐに申込者の女性がご来場。内田貴之代表理事と同年齢だったとのことです。
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講演会は3部構成で、@「障害当事者が語り伝える自殺未遂経験談と欲しい優しい手」、A「こころの通う〈対話法〉超入門編」、B「自殺予防週間特別ミニ講演VTR」。これまでは地域づくりコーディネーターや内田貴之代表理事が10年以上の活動でお知り合いになってきた方々のご協力によって「コラボ講演」を開催地に存在する他団体や自治体などにご協力いただけておりましたが、今回は大変苦戦したとのこと。島牧村が属する後志圏域の地域づくりコーディネーターの担当者からも「辺鄙な村なので人は集まりませんよ」と見放され、自治体・社協・総合振興局にも職員の派遣講演を断れた障害当事者団体ベクトルズ。

窮地に陥りましたが、内田貴之代表理事が「自殺予防団体-SPbyMD-」という北海道全域を活動範囲としている団体の理事もしていることもあり、「自殺予防団体-SPbyMD-」が先日YouTubeで公開した世界自殺予防デーおよび自殺予防週間に合わせた動画『心のガソリンを見つけよう ― 生きる力を補給するヒント』をVTR上映させてもらえることとなり、コラボ講演のほうも窮地を乗り越えられたとのことです。


※こちらが公開中の動画『心のガソリンを見つけよう ― 生きる力を補給するヒント』

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※講演講師を頑張る宮澤範生理事の勇姿

内田貴之代表理事は自分が講師を担当する講演の直前にはトイレへ必ず行き、鏡の前で気合を入れるのがルーティンとのことです。普段はこのように自画像を撮影することはないそうですが、今回は特別に撮影していただきました。
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※鏡で自画像を撮影することに慣れていないそうで何度も撮り直し苦労したそうです

今回は参加者がお1人だったため、講師とも自由で気楽な雰囲気の中「質疑応答」ができたとのことです。現在は寛解状態を維持できている「うつ病」当事者で、定期的に通院されている病院でたまたま見かけた「無料福祉講演会」のチラシが目に留まり、「私と同じような症状を経験されている方々のお話を聞いてみたい!」という動機からお申込くださったと聞いています。福祉に関わる方々以外にも、こうして障害当事者の方々にも興味関心を持っていただける講演内容なのですね♪とても勇気づけられますね!
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※講演中の全体風景

この日は、講演会終了時には嵐のような大雨だったそうで、宿泊所のある喜茂別町まで戻る道も視界不良で大変だったとのことです。助成金を採択いただいた北海道NPOファンド様から「宿泊が必要な場合は助成金から宿泊費を使用しても構いません」と許可をいただけているため、内田貴之代表理事と宮澤範生理事は喜茂別町にある宿泊所にて1泊。

特に宮澤範生理事は「人前に立つだけでも恐怖感に襲われる」症状が強い社交不安障害を患っているため、講演会は大変精神的にも肉体的にもエネルギーを消耗したと聞いており、宿泊所では簡単な理事会を実施して障害当事者団体ベクトルズの将来的目標を設定したのち、熟睡されたそうです。

2025年9月14日(日)
札幌へ帰還する日ですが、昨日の嵐のような大雨が噓のように晴れたとのことで、近隣市町村、特に京極町・ニセコ町などの観光スポットを見て回ってから、夜17時頃に札幌へ帰還したとのことです。観光する時間もあって今回は良かったと思います。リフレッシュできたのではないかと思います。

次回は、10月11日(土)南幌町講演会を当初計画しておりましたが、これまでの講演会の集客活動(主にWEB広告やチラシ増刷)に経費が予定よりかかってしまい助成金が残り少ないとの事情から、南幌町講演会は中止とし、11月8日(土)月形町講演会に賭けます。ところが現時点でまだコラボを依頼中の月形町社会福祉協議会の会長様からの承諾をもらえていない状況のようで、社協の事務局の方々も「確実に確定とは言えない…」という双方困った現状に立たされております。集客活動も控えておりますから、1日でも早く社協の会長様から承諾を得られることを祈りましょう…。

これにて、「無料福祉講演会in島牧村」のレポート報告を終わります。ご覧いただきありがとうございました。執筆は、代表補佐理事の尾侍が担当させていただきました。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
Posted by 内田 at 13:40 | 活動報告 | この記事のURL | トラックバック(0)
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