おはようございます。
障害当事者団体ベクトルズ 代表補佐理事の尾侍です。
「第9号 ニューズレター」を私のコラム付きで発行します。
■直近の活動
今週、現在応募中のとある助成金のオンライン(zoom)グループワーク面接審査が実施されるため、内田代表理事が「緊張する…」「グループワークで協調性を示すのはASD当事者としては苦手分野だ…」と嘆きつつも準備をしているようです。あなたの肩に今年度の障害当事者団体ベクトルズの大きな活動の命運が乗っかっています、頑張って自信を持ってください!
聞けば、もともとが競争率の高い助成金とのことで、ダメもとで良いではありませんか?当たって砕ける勢いで挑んでいただきたいと思っています。当然ですが、砕ける際は骨折程度ではなく骨もチリになって風で簡単に飛んでゆくくらいの砕ける勢いで、つまり全身全霊で突っ込んできていただきましょう!(苦笑)中途半端より「自分にできることは全部出し切ったぞ!」のほうが、もし審査に落選したとしても後腐れが無いのです。
■講演のコラボレーション
2025年5月4日(日)札幌市白石区民センターを会場に、自殺予防団体-SPbyMD-によって主催された「自殺予防団体-SPbyMD-創立12周年記念イベント〜自殺予防と精神疾患に関する講演会〜」。こちらに障害当事者団体ベクトルズとしてもコラボレーションさせていただき、会員の宮澤さんが登壇し『精神障害者が描く生きづらさを感じにくい社会像』というタイトルで講演を行なったと報告を受けております。
この講演会の一番最後に、自殺予防団体-SPbyMD- 竹内理事長による講演があり、そこでも「私たちSPbyMDの特徴は他団体との積極的なコラボレーションだと思っています!」と発言されており、動画を拝聴した私も感謝の気持ちでいっぱいになりました。障害当事者団体ベクトルズというまだまだ小規模な地域コミュニティですが、歴史と活動実績のある自殺予防団体-SPbyMD-とコラボレーションさせていただける有難さ、感謝でいっぱいです。
私が、自殺予防団体-SPbyMD-の共同創立者であるという事実は公式サイトおよび私の個人Twitterでも公開しておりますので、読者の中には「SPbyMDの共同創立者でもあり、ベクトルズの理事でもあるという立場ならコラボレーションできて当然なのではないのか?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、いくら創立者が同じであったとしても、別の組織である以上、そうした特権のようなものは存在しておりません。
■最後に尾侍コラム記事
Twitterではハッシュタグで『#国は安楽死を認めてください』を付けた上で「安楽死こそが自殺念慮者の救いになる」「自殺願望のある人には安楽死制度こそが救いの道・希望の光」等と語る人が増えていますが、極めて危険な誤解です。生き死にを決める権利は人間にはなく神にあります。
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当然ながら自殺という死、かつ尊厳死であれ安楽死であれ自ら命の流れを断つ行為は霊的に重い責任を伴う“悪い死”です。以前の衆議院選挙でも「安楽死党」を安楽死制度こそ自殺対策に必要だとして応援する方々のツイートが目立っておりましたが、絶対に自殺対策にはなり得ません。
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「なぁんだ、どこぞの宗教か?」と反応する方も実際いると予想されますが、私のこの発言は特定の宗教教義ではなくスピリチュアリズムという思想の上に立っています。そして少々強めの口調で書いたのは警告メッセージだから、という動機があるからです。
■編集後記
「第9号ニューズレター」は私、尾侍が初めて執筆を担当させていただきました。写真の載せ方といった特殊なブログ機能については未熟なため、必要であれば内田代表理事に加筆・写真添付アレンジなどしていただこうかと思っております。
毎月1回発行し続けている障害当事者団体ベクトルズのニューズレターも、今回で9回目です。日常的なコラム記事もそうですが、このように根気強く継続できる背景には、やはり障害当事者団体ベクトルズとして北海道の障害者福祉を当事者視点から促進させていく一助になりたい!という内田代表理事や私や他の会員の皆さんが持つ強い思いの力が存在するからだと、感じております。
今後も障害当事者団体ベクトルズをよろしくお願いいたします。最後までご精読くださりありがとうございました。
以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表補佐理事 尾侍酔助