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対面ではなくても、心はつながる [2025年04月16日(Wed)]
おはようございます。
障害当事者団体ベクトルズ 代表補佐理事
通称、尾侍(おさむらい)さんです。

久しぶりに「尾侍コラム記事」の原稿を書いたので
代表理事に代理投稿をお願いしました。
(掲載お願いします)

こんにちは。スピリチュアリズムに関心を持ち、長く学び続けてきた私ですが、今日は少し、私自身のことについてお話ししたいと思います。特に「なぜスピリチュアルカウンセラーやセラピストではなく、こうしてブログやSNSを通じてメッセージを発信しているのか」について、正直な気持ちを綴らせてください。

1)社交不安障害という「壁」

私はスピリチュアリズムの教えを深く信じています。魂の成長や死後の世界、目に見えない存在とのつながり――それらが、人生の中で何度も私を救ってくれました。

けれど同時に、私は社交不安障害という心の課題を抱えています。人と直接関わること、ましてや対面で心の内を聴いたり伝えたりすることに、強い不安と恐怖を感じてしまうのです。何度も努力してみましたが、どうしても身体が反応してしまう瞬間があります。

だからこそ、スピリチュアルカウンセラーやセラピストという道は、今の私には現実的ではありません。これは決してあきらめではなく、自分自身を受け入れた上での「選択」だと、今では思っています。

2)発信というかたちの癒し

「私にできることは何だろう?」そう自問したときにたどり着いたのが、「書くこと」でした。文章なら、誰かの目を直接見る必要も、声を震わせながら話す必要もありません。けれど、それでも心は伝わると信じています。SNSやブログを通じて、私は日々メッセージを発信しています。

心が苦しい人、生きづらさに押しつぶされそうになっている人、愛を信じられなくなってしまった人たちに向けての、静かな呼びかけです。

3)心の豊かさは、誰にでも訪れる

スピリチュアリズムの世界では、「すべての魂は学びの旅をしている」と言われます。今の状況がどれほど暗く、重く、孤独に感じられても、私たちの魂には本来、光があります。その光を、ほんの少しでも思い出せるような言葉を届けたい。そんな気持ちで、私は今日もキーボードに向かっています。

心の豊かさとは、大きなことを成し遂げることでも、完璧な自分になることでもありません。ありのままの自分を受け入れ、その中にある優しさや、痛みの中から芽生える思いやりを大切にすることだと、私は信じています。「心の豊かさを神々や精霊の大自然パワーによって開拓していきたい男」として私は最初Twitterで「福祉開拓の尾侍さん」という名義でSNS発信をしていました。

人と直接会うことはできなくても、魂同士はちゃんとつながれる。そう信じて、これからも私はこの場でメッセージを届けていきたいと思います。

読んでくださり、ありがとうございました。もし、今、孤独を感じている方がいたら、どうか知っていてください。あなたはひとりではありません。目には見えなくても、そっと寄り添っている存在が必ずいます。また、次回も心を込めて、言葉を届けますね。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表補佐理事 尾侍酔助
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