• もっと見る
«就労B型の運営サポートを開始します | Main | 生きてて申し訳ない?「自殺対策強化月間と障害」»
同じように精神疾患で毎日苦しんでいる人に伝えたいこと [2026年03月10日(Tue)]
おはようございます。
代表理事の宮澤です。ちょうど昨夜、障害当事者団体ベクトルズの機関誌のためインタビューに答えたため、そのほんの一部分ですが「同じように精神疾患で毎日苦しんでいる人に伝えたいこと」というテーマで切り抜き記事を書いてみます。

まず前提としては、私は現在40歳代ですが20歳代の大学生時代に社交不安障害・うつ病の2つの精神疾患を患ってしまった上に、当時は「将来は弁護士になりたい」という夢を抱いて中央大学法学部に通っていました。精神疾患でかなり過酷な病状と闘いながらも何とか専門科目を履修し終えて、いざ試験という時になって、法曹界独独の試験のあり方や世界観に失望して自殺企図を行いました。幸い未遂で助かったのですが、その後も、うつ病の希死念慮により毎日のように「死にたい気持ち」がどこからともなく沸き上がってきてしまうという過酷な闘病生活を約20年間続けて現在に至ります。

では、同じように精神疾患で毎日苦しんでいる人に伝えたいこと。

気持ちは分かりますが、自殺だけはしないで欲しいです。私は大切な親友を自殺で失った自殺遺友でもあります。彼とは毎日、何時間もグループ通話を楽しみました。お互いの精神疾患について理解し合え、何でも気さくに病状なども打ち明けることができました。彼が自殺する前日、いつものように通話していましたが、私が具合悪くなってしまい、途中で通話を終えました。まさかその時の会話が最期になるとは思ってもみなかったです。言動や口調もいつもと変わらぬ陽気さでした。

彼のように、そして私のように、精神疾患の症状で毎日もがき苦しみに苛まれていたとしても、どうか自殺だけはしないで欲しいです。私も未遂者ですから「どの口で?」と言われるかもしれませんが、親友を失って初めて自殺というものの結末が身に染みてわかったのです。自殺は周りの人にも多くの悲しみが降り注ぎます。親友や家族など本人との関係が身近であるほど、気づいてあげられなかったという悔しさも降り注ぎます。悲しみ・悔しさ、その気持ちは数年経過した現在でも、ずっと残っています。

以上
障害当事者団体ベクトルズ
代表理事 宮澤範生

※ベクトルズでは「お悩み相談活動」は行なってはおりませんが、悩みや制度に対する愚痴などのお話を聴かせていただくことだけはしております。直接的な障害者支援ではありまあせんが、その赤裸々な生の声が、ゆくゆくは障害者福祉の促進に繋がると確信して─。
QR_ベクトルズメール開く.png
宛先 challenged.vectors@gmail.com
件名 本文のテーマを短く
本文 個人情報は特別な事情で「明かしたい」という方以外、収集しておりませんので匿名で構いません。お悩みや福祉制度に対する愚痴などをお書きください。「お悩み相談活動」ではありませんので基本的に傾聴せず、建設的な意見・助言を述べさせていただきます。
【宮澤範生コラムの最新記事】
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました