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2006年06月29日

福祉教育を基盤とした地域福祉を考える研究会 6月 1

福祉教育を基盤とした地域福祉を考える研究会 6月度報告 1

テーマ:地域福祉推進会議からみるH市社会福祉協議会のふくし

発表者:H市社会福祉協議会 SUさん  

記 録:F市社会福祉協議会 Tさん

(1)地域福祉推進会議設置までの流れ
平成13年よりH社協事務局で「地域福祉推進会議設置」に向けての計画を立
 て始める。
平成15年、市内7箇所の公民館(社協支部)で推進員が誕生。各地区10人程度の 
 推進員(2年任期)を置く。同年後半より地域福祉推進会議設置。
平成16年、地域福祉課(6人)全員で担当地区を受け持つ。毎年地域福祉推進の会 
 議を持ち、地域の課題を反映して支部活動を行う。
・ 平成17年、推進員の改選

(2)地域福祉推進会議設置の目的               
  地域福祉計画の法制化に伴い、「住民参加を基本理念」とする社協がどう役割を果た
 せるかという危機感から、地域の福祉課題に対し必要な活動に結びつけ、支部活動を
 活性化するためのワーキングとして地域福祉推進会議設置した。
  また、福祉教育・ボランティア学習推進員が地域で活躍できるようにするため。

(3)地域福祉推進会議の概要と役割(詳しくは配布された資料をご覧下さい)
・ 地域福祉推進員は、社協支部役員とは別で、福祉委員(行政協力委員)・民生委員・
  児童委員・ボランティア団体・学校関係者・福祉施設関係者・地域住民(障害者等 
  含む)・自治会・福祉教育推進員・PTA役員・老人クラブ等から選出されており、
  市内7箇所の公民館(社協支部)に各地区10人程度の推進員(2年任期)を置く。
地域福祉推進会議は、1~2ヶ月に一度の会議を持ち話し合いを行う。
地域の課題から必要な活動に結びつけたり、企画・提案・連携の仲立ち及び実践活動を行う。また、地域への情報提供や啓発といった福祉広報の役割もある。

(4)地域福祉推進会議の成果
様々な立場の人が「福祉」「地域」というテーマを考え協力し合う貴重な「場」にな  
  っている。
地域で福祉的な課題があると「推進会議で議論しよう」という流れができつつある。
 (話し合いの場である「核」ができたことで、多種多様な地域資源を効率よくつなぐ
  ことができるようになってきた)
社協自体の他の事業と連動し、より効果的な展開が図れる。
地域に「社協の存在」が見え、期待も高まってきており職員の意識も向上。
地域福祉課の職員が全員で関わることで、担当事業を超えて職員間の情報交換がで
 きるようになった。

(5)各支部の活動や問題点
地域によってそれぞれ特徴があり、農村地帯の地区では今まで会議が行われていないところもある。古くからのコミュニティがあるため、現状では何とかなっているが、高齢化が進み今後どのように展開していくか検討中。
ニュータウンという土地柄か、自治会組織がなく、30~40代が少なく子どもも少ない所もある。介護・高齢者関係に関心が高いため、介護関係の講座を開催したりしている。
高齢者のサロンを全地区展開しているところもある。(20地区中15地区で実施)。
  地域のコミュニティも残っており老人憩いの家もある。
推進員に力量があるため、推進員で完結しやすいところもある。地域の人々を巻き込
  む努力をしている。

(6)今後の取り組みと課題
今後は子どもに焦点を絞ったサロン、三世代交流で進めていきたい。各地区に子育て
  サロンを作りたい。公民館単位では、主任児童員が子育てサロンを実施している。
  高齢者のサロンの中に子どもを引き込むことで親も引き込みたい。障害者のサロンも
  作りたい。
まだまだ「地域福祉推進会議」の存在は薄い。
地域の幅広い意見をどう集め、集約して活動に結び付けていくか
活動のマンネリ化防止、関係者の動機付けの維持。
自分達が思い描いている「地域づくり」に向けて計画的に行動していくよう仕掛けていきたい。

*感想:今、私が当社協で取り組みたいと考えている活動の実践例をご紹介いただいたよう
    な感じでした。小地域活動が地域福祉のポイントだと思います。それぞれの地域の    
    実情や福祉課題に応じた活動が実践できるよう、社協は地域住民と様々な形でつな
    がり、色々な関係機関、サービス、ボランティア等とネットワークを組んでそれら
    の課題に取り組みたいと思います。東松山社協の地域福祉推進会はとても参考にな
    る取り組みでした。ありがとうございました。
posted by mk at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉教育

2006年06月26日

福祉教育を基盤とした地域福祉を考える研究会 6月度報告2

福祉教育を基盤とした地域福祉を考える研究会 6月度報告2

テーマ:「学び合い」−現場から学ぶということ
発表者:MNさん 
記 録:HNさん

福祉コーディネーターの研修でグループごとに物を作り競うワークショップが行なわれた。ある参加者は協力するのではなく競うことが福祉の研修としてふさわしいのか?という感想を持った。

今回は現場で学ぶことをお話したい。
@毎年、「環境まちづくりフォーラム・埼玉」が行なわれており、その分科会のひとつ「カッパ(川)分科会」では生物・河川環境教育のように分野別ではなく川という密着した現場の視点から考えることを行なっている。
A企業では改善活動として「三現主義(現場に出て、現物を見て、現実に接する)」の原則が行なわれている。
Bまちづくりの現場では私が所属しているユニバーサルデザインステップでは実際にまちを疑似体験しながら、具体的な現場の調査からまちづくりのプランを行なっている。
C地域情報研究所のまちづくり講座では現場の当事者が企画して主体的に実践していくことで各地で実績を上げている
D地域通貨に限らずいろいろな学習会だけで終わるのではなく、まちをどうするか、問題をどうやって解決するかという考えと結びつけることが必要。
E社会的起業については資料にもあるが、要は現場主義が大切である。

冒頭紹介したワークショップの例で言えば、競うのは良いが最終的に協力をしていくこと
が必要。知識ばかりで現場を学ばない教育、マネジメントのスキルしか頭になく、効率し
か考えられないコーディネーター・リーダー、そういう人を養成するプロデューサーはいら
ない。必要なのは「人のつながりのコーディネート」、お互いに学びあいを進めていくこと。
現在危惧しているのは「競争・成長」の原理であり、「共生」に向かう「いのちの分かち合
いと学び合い」などを問いかけていかなければならないと思う。

小平市の事例ではゲストティーチャーが盲導犬を連れてきたとき、盲導犬が入れない店が
あることから、飲食店をしている生徒の家ではどうか?どうすれば納得してもらえるか?
を学習した。(その他、「都」及び「社大」の資料あり)

現在、福祉教育、環境教育、人権教育、平和教育、ジェンダー教育などいろいろな取り組
みが行なわれているがその共通項を「いのち、助け合っての暮らし」など現場(地域)で
つながりを持っていきたいということを教育目標にしていこうというのが提案であり、持
続可能な社会をキーワードにしたい。

今年、水俣が50周年を迎える。お母さんが水銀を摂取したために、それを子供が吸い取って生まれてくる。本来であれば、お母さんが成り代わるべきなのにそれができなかった。人間のいのちを最初から犯すような現在の持続不可能な社会で、末期がんの患者、障害者、高齢者などの人たちに我々は成り代われないが、何かしたいという思いでみんな活動していくことを基本にすれば良いのではないか。

感想
 講座などで学んだことを地域で生かすのではなく、地域の現場から現状と将来の課題を
見い出し、その解決のために必要な人のつながり、知識を学ぶことの必要性を再認識し
ました。
posted by mk at 09:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉教育

2006年06月10日

福祉教育を基盤とした地域福祉を考える研究会 6月

 福祉教育を基盤とした地域福祉を考える研究会を6月9日に川越で開催しました。
 
 1.地域福祉推進会議からみるH市社会福祉協議会のふくし

                    発表者:H市社会福祉協議会 SUさん  

 2.「学び合い」−現場から学ぶということ
                    発表者:市民           MNさん  


 今回はスペシャルゲストが来場。
posted by mk at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 福祉教育