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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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ミナリ [2021年03月30日(Tue)]
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先週、大学病院の帰りに観に行きました。


先日発表された第93回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、

主要部門を含む6部門にノミネートされた映画。

『ミナリ』

前評判もあって、、映画館はけっこうな観客数。

ちょっと驚いた〜。


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あらすじ

1980年代、韓国系移民のジェイコブは、

韓国野菜を栽培する事業で成功しようと夢見ていた。

家族と共にアーカンソー州の高原にに引っ越してきた。

荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを見た妻のモニカ。

いつまでも心は少年の夫の冒険に危険な匂いを感じるが、

長女アンと心臓に病を持つが好奇心旺盛な弟のデビッドは、

新しい土地に希望を見つけていく。

まもなく韓国から毒舌で破天荒な祖母スンジャも加わり、

デビッドと一風変わった絆を結んでいく。

だが、水が干上がり、作物は売れず、

追い詰められた一家に、思いもしない事態が立ち上がる。






一家の主たるジェイコブは「一攫千金」を夢見て、

家族全員連れて、アーカンソー州に引っ越してくる。

広大な土地はあれど、家は「トレーラーハウス」!


ゴキゲンな夫と。唖然とする妻のモニカ。

息子のデビットにもしものことがあっても

そう簡単には病院に通えないだろう。

冒頭のシーン、妻が夫を見る目が異常に冷たい(笑)

そりゃそうですよね。妻なら母ならガックシくるな。


この映画は、評価がすごく分かれているような気がする。

とても良かった、と涙を流す人と、、

サッパリわからん、単調、なんでオスカー?と言う人。


あんまり苦労したことない若い年代層だと、、難しい?

特に大掛かりなストーリー展開があるわけでもなく。

「パラサイト」をイメージしていくと、アウトだな。

厳しい移民生活の日々を淡々とフィルムに映している、、

そんな感じでしょうか。でも、光の加減が絶妙に良くて。

音楽もとても良かったと思います。

必要のない効果音などシャットアウトしてるから、、

ただただ心地よく思えた。

なんもない土地での生活がリアルに伝わってくるような。


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できたら、、もう一度観たいな、とも。

きっと感想が変わりそうな気がするからです。


なんか、、しみじみと、、深い作品なのかも。

そして、大注目の韓国大物女優ユン・ヨジョン。

オスカー助演女優賞の最有力候補、らしいです。


彼女自身、アメリカ暮らしの経験があるので英語も達者。

バラエティ番組でも大活躍。

独特な毒舌トーク、ユニークさで大人気の女優さん。



https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/archive/3187


彼女が演じるスンジャ、これまた個性的なキャラクター。


子どもたちの面倒を見てもらえることもあって、

モニカの母親・スンジャを韓国から呼び寄せたのですが。


デビッドが期待してた理想のお祖母ちゃんではなく。

やることなすことガサツ。料理が苦手でなんも作らない。

(あれ?私のこと?)(笑)

なので孫のデビットもなかなか打ち解けない。。

その辺のやりとりが傑作でして、、

劇場内は何度となく爆笑。。


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スンジャは孫たちを連れて小川のほとりに。

韓国から持ってきたセリの種を蒔きに行きます。


スンジャは、セリが丈夫で役立つ植物なんだよ、と。

小川のそばで良く育つだろうと言います。


蛇が出てきて、思わずデビットは石を投げつけますが、

スンジャはそれを止めるんです。


「見えないより、見える方がいい。」

「敵が見えているうちは危なくないんだよ、」って。


一瞬、私も考えちゃいましたよ。

なるほど、、これは、、深い教えだな、、と。


あとで、誰かの解説を読んでますます、なるほど、と。

デビッドは生まれつき心臓に疾患があるのですが、、

幼いながらも、常に「死」の恐怖と対峙しています。

どこかいつも怯えているところがあります。

両親がとても気を遣って接しているからでもあり。

激しい運動を禁じられているデビッドを見ていて、


おばあちゃんは、ちょっとそれが気にくわない。

本当はもっと強い子なのだと励ましたりもする。


さっきの蛇の話もここに絡めて。

幼くして「死の恐怖」それをわかっているのだから、

おまえはきっと大丈夫だ、と。

そんな意味が含まれているのではないか、と。


なるほど、、そうなのかか???

やっぱ、、孫世代にはジイ、バアが必要ですな。


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スンジャから花札を教えられたり。

それもめっちゃ汚い言葉を連発(笑)。

アメリカ人の友達にも教えてあげるデビッド。


傷の手当をしてもらったり、添い寝をしてもらったり。

祖母との絆はアレヨあれよと、深まっていきます。


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この作品のタイトル「ミナリ」とは、

韓国語で「セリ」を意味するそうです。


「セリ」は水源の近く、豊かな土に根を張る植物だそう。

つまりは、ジェイコブ一家が移住した土地に根をおろす、

それを象徴するモチーフになっていているわけです。

だから、やっぱりタイトルは「ミナリ」で正解なんだな。


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ジェイコブの農園は、案の定災難続き。

井戸が枯れたり卸売が注文をキャンセルになったり。

このため夫婦の仲もギクシャクしてきます。

しかも!そんな時に。。。

スンジャは心筋梗塞で、身体が一部麻痺してしまいます。

さらに、、そのスンジャがやらかしてしまう事件。


もうお手上げじゃん、、ギリギリ追い詰められるのに

最後は、、なんだか、いろいろ救われる。


劇的に幸せが降ってくるわけではない。

けれど、、いいんですよ、、書けないけど、、


ラストシーンは、、ジェイコブとデビッドの父子が、

スンジャが植えたセリを収穫しに小川を訪れます。

「おばあちゃんのミナリ」が一家を救い、

そして一家がこの土地に根付く小さな希望ともなった。


エンディングの歌が、、これまた良いのですう。

モニカを演じた、ハン・イェリが歌ってる。


ちなみに、この「ミナリ」を撮った監督が、、

新海誠監督の「君の名は」の実写版を撮ってます!


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なんと、これが映画初出演!というおそるべき子役。

あえて細かい演出はせず、、物語にそって

彼が自然な感情でセリフを言えるようにしたそうです。

この子がいなかったらこの作品は存在しなかったかも。


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彼らは実際に何か月も同じ家で一緒に過ごしたり。

同じ部屋で寝泊まりしながら「家族」となったそう。


アカデミー賞という大舞台に皆が揃う日を楽しみに

ずっとワクワクしているそう、です。

取れれば良いな。どれか一つは!


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ユン・ヨジョンさん、確かに素晴らしかったけど。

最近、観たコチラの作品の方がよりすごかった!



君が描く光


第29回東京国際映画祭「アジアの未来」部門上映作品。

伝説の海女と失踪した孫娘の12年ぶりの再会を描いた。

上映時タイトルは『ケチュンばあちゃん』。


あらすじ

済州島の町で伝説の海女して知られるケチュンは

両親を亡くした孫娘のヘジと平和に暮らしていた。

そんなある日、ひょんなことから孫娘・ヘジが失踪。

ヘジを捜すために全力を尽くしたケチュンは、

12年の歳月をかけて彼女を捜しだします。

二人は再び一緒に暮らし始めますが、

ヘジは失踪していた間のことを何一つ話そうとせず。。






済州島の海と空、菜の花畑!

映像だけで、めっちゃ癒されるんですけどね。

ケチュンばあちゃんが、、すごいんですよ。

てか、ユン・ヨジョン、すごすぎる。演技力。

無償の愛、というものを見事に演じきっています。


孫役のキム・ゴウンも芸達者な役者さんだけど、、

この二人がすごい作品にしております。

他の役者さんも素晴らしすぎて。自然な演技が極上。

私的には、これ、アカデミー賞!(笑)


最後の最後まで、、泣かせます。

こちらのエンドロールも良かったです。


「ミナリ」が賞を取ったら、、

この映画もどっかで上映するかもなア。


「老い」「最期」「看取る」などをテーマに

韓国の作品も少しずつギアチェンジしている気がする。


「老い」は人類のテーマ。

そして、長生きするようになった人間。

考えずにはおられまへんな。。


この作品、今の自分の環境とオーバーラップして。

胸に刺さりましたよ。。。


検査行ってきました〜。 [2021年03月27日(Sat)]
腹水
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大学病院にて。MRI検査をしてきました。

朝から何も食べられないので、、、

もー、お腹ペコペコでふらふら〜〜〜。


上の写真は、検査後にかけこんだ「おむすびカフェ」。

この日、初めての食事をしました、、


何食べても、しみる〜〜。心にも胃袋にも。

塩むすびと玄米むすび。。地味だったか(笑)

いろーんなおむすびがあるのに、、いつもこれ。


検査ですが。いつも3人ぐらい技師の人がいるのに、、

今日は一人で回してた。。コロナ禍だから??

忙しそうでした、お兄さん。


呼吸が必要なので寝ないでね、と言われたが。

MRIのあのトンネルの中で何度も寝てしまったよ(笑)

最近、寝不足、、なぜかこの狭い空間が落ち着く、、


結果は来月です。。どうなんだろう。

ちょっと心配なこと。最近お腹がボッコリなのだ。

食べすぎだな、と思ってはいるけど、、、


そんなに食べない日も、、お腹ボッコリは変わらずで。

これ、、ひょっとして、腹水ぽいものかな、、と。

フッと、そう思ったわけです。


もともとMRIで、毎回腹水は指摘されてるけど、

そんなに量は多くないのでスルーしてもらってるけど。

もし、これが腹水のお腹なら、、やば〜〜。


ジーンズも今、全滅、、(^▽^;)

私ほどサイズが変わる人もいないだろう、、、


マタニティでも着ますか、、げろ、、


久しぶりの富士山 [2021年03月25日(Thu)]
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超、超、ピンボケですが〜〜〜!

遠くに 富士山、見えますか〜???


富士山との再会は胸が高鳴る、心ときめく!

やっぱり、すごいパワーがあるんだよね。。

元気をもらったような、、気がする、、


東京にジャージで行くつもりの?窓側のおっちゃんが、、

窓に張り付いてひとり占めなんやもん〜。

一瞬、富士山が見えただけで( ノД`)、、ちぇ。


てことで。。とりあえず東京に。

一か月前、母の状態はヤバいな、と頭抱えたけど。

薬のおかげか、、私の愛情か、、かなり復活です。

良かったよ、、( ;∀;)、、


が、、私が居るとどうしても甘えてしまうので、

これでは何もできなくなってしまう、と感じたらしく。

少しずつ、自分でやるから、と、動き始めました。


私は蟹座の世話焼きなので(笑)、ついつい、

どんなことも手を伸ばしてやってあげたくなるので。

ダメですね、これ。母が気づいてくれて有難い。


もう絶対に来るな、来ないで!攻撃が激しかったが。

それもね、人生を自分のために台無しにしてほしくない、

そういう母心。本当に優しいひとです。


私はお母さんが生きている間に、たくさん会いたい、

犠牲にしているわけじゃない、会いたいからだよ。


と、何十回も説得して、ようやく許可を得る、、毎回。

「じゃあ、楽しみにしているよ。」と、、、

最後の最後に言ってくれる。


今回も別れる時に、、私は泣いてしまったよ、、

母と別れたくないなア。

永遠の別れ。いつかその日はやってくる。。


また来月は山口ですが、、それまで忙しいです。


大学病院での検査が二回!

早速翌日にはMRI検査。


仕事もすぐ再開で、、もう一つのプロジェクトも、、

すっかり作業は滞っております。どうしよう、、

フィギュアスケートの世界選手権も観なきゃ(笑)


そして、フラメンコも、、

一年ぶりにレッスンのぞいてみようと。


体力持つかなあ。。

自宅から駅までの坂道、、死にそおにしんどかった。

もう、80歳の体力だすわ、、( *´艸`)



イチゴ [2021年03月21日(Sun)]
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売り切れ御免!の美味しい苺らしいです。

朝、八百屋に電話して取り置きしてもらった、と

姉が2パック持ってきてくれました。


母が大好きなんです、苺。


元?自衛官が作ってる、らしいこの立派な苺。

味もビジュアルに負けず、とてもオイシイです。


ちょっとビックリしたこと。

夕食の洗い物を台所でしていたら、、

襖の向こうの茶の間からなんか聴こえてくる。。


歌声?誰が歌う?? 気のせいかな。

母親の鼻歌なんて聴いたことがないし??


ソオ〜っと覗きに行ったらば。

母が、、 テレビの千昌夫に合わせて、、

なんと!「北国の春」を大きな声でハモってた!


ハッキリとした発声で、、北国のお〜♪春う♪

って、歌ってた!ビックリですよ。。


なんか、大袈裟に聴こえるかもですが。。

今の母の状態で、大声で歌ってることが嬉しくて。


ちょっと涙ぐんでしまいましたよ。。(泣)


時間だけは無情に過ぎてゆく。。 [2021年03月18日(Thu)]
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薬を新しく処方して頂いてからは。。

母の発作的な症状はなくなってきているし。。

副作用もあって、眠ってる時間も増えてきたかな。


が、、相変わらず、、食べられない!

どんどん痩せてゆく母親。。

差し歯をガンガンに激しく洗浄した後は絶対に食べない。

あんなに好きだったお菓子も、、食べようとしない。


私の手料理も、、たくさん食べてくれなくなった(泣)。

美味しい、とは言ってくれるけど。。

私に自分の世話をさせるのが最近イヤみたいでね。。

優しさ、ではあるんだろうけど。素直に甘えてほしい。


だから、外食すると喜んで食べたりするんですよ。

私がちょっと楽できることも嬉しいみたい(~_~;)、、


写真は私が食べた、焼きポテトとベーコンチーズカレー。

すごく美味しいんですよ〜。母はいつも石鍋焼きそば。

デザートもペロリ。ジンジャーエールもおかわり。

。。食べれるんじゃんかよ〜(*´ω`*)


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友人がまたまた送ってくれたデコポンもお気に入り。

まあ、食べられるものがあるうちは安心です。


来週には私も帰る予定ですが、、

こんな弱った母を置いていくのは辛すぎます。。

大丈夫だから、と言い張るし、もう帰ってくるな、と言うし。


ガリガリになった身体。ズボンがダブダブでずり落ちて。。

ヨタヨタ歩いてあっちこっちぶつかってる母の背中に、、

これまで感じたことがないレベルのヤバさを感じる。

(外に出かける際はちゃんとお洒落するので救われる。)


私のように嫌がられてもくっついてベタベタするヤツが

色んな意味で必要なんだと思うけど、、


私がもうひとり欲しいッス。

コロナはわけわからんことになっているし〜。

これからの生活が予測できないな。。


救いは1日1時間観てた韓流ドラマのDVD(笑)

今回とても素晴らしい作品を観ることができて。


老い、とか、家族、とか、普遍のテーマを扱った作品が

本当に素晴らしいのです。これは泣けます。


私はまだまだガンバリマス。

去年の今頃よりは、、気持ちが楽です(^^)


本当に、、色々ありますよね。人生って。



媚びない人生  [2021年03月15日(Mon)]
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この著者はけっこう、有名な方ですが。

彼の著書を数冊読んでいます。


「媚びない人生」「生きているうちに」などなど。


「生きているうちに」は、

大好きな「アルケミスト」のような作風な気がして、

甥っ子にプレゼントしたんですが。


これから人生の荒波を泳いでいく若者向けの本、

そんな感じの本が多いです。


病院で待ち時間の間に「媚びない人生」を速読。

なるほどそうだなあ、と思うところもあり。


各パートのしめ?の文だけ、ここに抜粋します。


内面をコントロールできなければ
他者や社会を、まっすぐに、
正しく見つめることはできない。

内面のコントロールとは。
感情、思考、言葉、行動、

未熟から成長に向かうプロセスこそ、
生きる意味なのだ。
これを懸命に続けられた人生こそ、
素晴らしい人生だ。

不満を自分の中の原因に昇華できたなら
そのとき不満は不満でなくなる。
不満もまた成長の糧にしてしまう事だ。

自分を過小評価してはいけない。
根拠のない自信を持つことだ。


従順な羊ではなく、野良猫になれ。

孤独な時間、自分と向き合う時間こそ、
絶対に確保するべき時間なのだ。

クリエイティブなものは、
事前許可なしに生まれる。
事前許可なしで動ける人間であれ。

居心地の良さを群れの中で自覚したなら、
そこから距離を置く意識を持つ。

目的地がない船には
どんな風も順風になることはない。

直感とは、感情と思考の結晶。
直感を手に入れるために重要なのは
簡単に判断を下せないような問題に
沢山直面することだ。

過去から見た今の自分は、
常に成熟した自分であるように、
未来から見た今の自分は、
常に未熟であるように。

瞬間を生きる。
次の瞬間、死んでもいいように。


瞬間に対する緊張感を持ち、瞬間を刻む。
「魂」の温度をもって
時間の濃度を限りなく高めていく。
「濃度×長さ」が人生の勝ちだ。


一部を切り取っただけだし、

まあ、自分が少しひっかかったワードばかりなので


これらの言葉の裏付け?は本を読めばわかります。

ご興味あれば是非。

けっこう素敵な方なんですよね〜。


あの日。ドコで何してましたか? [2021年03月11日(Thu)]


3月11日、午後2時46分。


あれから10年です。

一分間の黙祷が終わりました。


あの未曾有の大災害の日、あの時。

アナタはどこでいましたか?

何をしていましたか?


会社にいた私は、、経験したことのない激しい横揺れに

ものすごい恐怖を感じた、そう記憶しています。


コレはヤバい!、、と隣の部屋で仕事していたオジサンが

私らの部屋に飛び込んできて。すごい形相だった。

その後、、すぐには東北の津波については報じられず。

ヘルメットかぶった安藤優子キャスターの雄叫びが

しばらく続き。映像はお台場の小さな火災でした。


夕方から映像は突然変わり、、

想像を絶する津波の映像に、、、絶句。


テレビを囲む私達の動揺、、あの衝撃。忘れられない。

今朝までのありふれた日常。全て失った瞬間でした。


10年前の今日のブログを読んでみました。

忘れていたこともあるんだな、と。


二日前に、嫌な予感がする!と書いている私は、、

預言者か?(~_~;)



https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/archive/554


https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/archive/557


私は手首の骨折で恵比寿の病院にいたらしい。

もう少し遅い時間に診察が延びていたら、、

私はその日家に帰れなかったんだな、と。



そしてその10日後、ハワイツアーを企画していて。

皆さん連れて楽しいハワイへ!と予定していたのだ。


旅行代理店、航空会社とも全然電話繋がらなくて、、

本当に困ったっけ!今、全部思い出した。。


中には被災された方も参加者には含まれていて。

毎日、怖いしライフラインもない、、

ハワイに行きたいです、と言う方も。


悩みに悩んで。。。

希望者半分連れて成田へ行ったんですよ。。

成田へ行くのも当時大変でした。


苦しかったし、、怖かったし。。

ハワイ島に到着したその日の晩は、、

皆、死ぬほど寝たなあ。。

10日間、余震がずっと続いて眠れなかったし。


あの日、突然大切な家族、友人を奪われ、家を流され、

牛や馬を無念にも手放すことになった方々の苦悩は

癒えることはきっとないのでしょう。

それでも生きていかねばならぬとは。。。


私達のできること。。この日を風化させないこと。

そして他人事だと思わないこと!


あらためて。お悔やみ申し上げます。


無力感。 [2021年03月10日(Wed)]
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美味しそう!!!


たーっくさん綴りたいことがあるのですが。。

時間も足りず。なかなかまとめられません。。


「いきなり団子、その他諸々の芋菓子」が届いて(*^^*)

(いつも本当にありがとう〜!)


母さま、あんなに大好きだったのに。。

こんなの初めて見た、と覗き込んでました。


最近はそういうことばかりなので仕方ない。。

食べようよ!とお茶を入れて支度するのだけど。

最近の母は「食」に対する恐怖がスゴくて。。


差し歯の掃除も異常に潔癖にやるので、唇、舌が炎症、

1時間洗面所で洗ってるから手の爪もボロボロ。

だから食べないんです。そしてお腹の痛みにも恐怖症。


栄養つけないと免疫力下がるし、体力なくなるよ、と

ゆっくり優しく説明するけれど思い込みが激しくて。

体重がまたまた激減してしまい。。

先日の目眩と過呼吸の発作が続いたことで

不安が増長、顔の表情まで変わってしまいました。


今回、色んな人に、ヨキちゃんはいつまでいられるの?

あなたが居ないとお母さん、だめだわ、と言われる。


私も一ヶ月ごとに来て、一ヶ月間、母といるので、、

相当無理してるし、大変なんですよ。。

仕事も休みもらって、、肩身狭い〜。


今、私も身体が落ち着いてるから良いけど。

数値がまた瀑上がりしたらもう母どころではない。

頭痛いとこですよm(_ _;)m


この春に始まる新しい仕事、挑戦、その準備が。。

全くできません!!!時間がゼロなんですもん。

もうだいぶ迷惑をかけてます。他のスタッフに。


私が私的なことをタブレットでやってるだけで、、

母は怒り出すし。。もうビックらしますよ。。

朝6時から就寝の23時過ぎまでずっと一緒で

三食、無理やり食べさせて、、痛いところを揉んで。

話をずーっと聞いてあげて(文句、愚痴、絶望)


頭、お腹、足、苦しいところに手を当てて、、

ひどい時は4時間、ずっと当ててました。

それでも薬より効くんですよ。不思議なことに。

「魔法の手」と母は呼びます(^o^)。。


一ヶ月前の母とは比べ物にならんぐらい良くない。

気力、体力、生きていく希望がゼロ。

食べたくない、誰にも会いたくない、リハビリもいや、

生きていたくない、もうどうなってもいい、、


寄り添う私にイライラをぶつけ意地悪を言って。

そんな自分が嫌でたまらなくて泣いてばかりいる。

お前一人が苦労して、かわいそうすぎる!

お願いだからもう帰って頂戴、

私のことを捨ててちょうだい、と。。(~_~;)

それをただただ聴いてると、、涙が出そうになります。


思うけど、、こういうとき、、家族って無力だ、、

今の母に必要なのは、、たわいないお喋りとか。

友人とバカバカしい話をしてたくさん笑うこと。


ここまで高齢になると、、同世代は次々と亡くなり、

あるいは病気、家族の看病、等。皆、いなくなっちゃう。

母は今、とてつもなく寂しいのだ。

孤独と闘う事をやめて、、諦めに入ってしまってる。


先日、発作と目眩で、かかりつけ医を訪れたとき、

母のいない時を見計らって、先生に相談してみました。


母は今、気力も体力もなくて身体に不調が出ますが

一番の原因は鬱で、不安神経症だと思う、

自律神経のバランスが崩れて体温調節も出来ないし。

そちらのお薬を処方してほしい、と。。


先生は、僕もお母さんは不安神経症だと思う。でも

神経内科を受診とか嫌がるでしょ?

わかった、今回はパニック障害系の薬を出してみよう、

これで様子見てみて!と。ホッとした〜(^^)


それ以来、息が止まるような発作と目眩は収まってて。

相談してよかった。肺のレントゲンも撮ってもらったが、

肺も心臓も元気ですよ!と言ってくださり。

腑に落ちない様子の母でした(笑)


今日は頑張ってリハビリに出かけてくれました。

母の孤独を救いたいけれど、、無力感でいっぱいです。


母のいない時間に仕事しようと思ってたのに。

ブログ書いちゃった〜(*´ω`*)


笑いと涙の隙間は紙一枚や [2021年03月07日(Sun)]
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笑いと涙の隙間は紙一枚やで。

それが喜劇なんや。


カメコさんちのマクちゃんが!21歳に。

おめでとうございます〜\(^o^)/

人間の年齢にしたらば、、70歳ぐらい。。

まだまだイケますな(*^^*)。


マクちゃんが言った名言ではありませんが(笑)

「おちょやん」をご覧の方はすぐわかったよね〜。


なんか、この言葉。キュン!!!ときました。

そう!そのとおりだよ!って。


笑いと涙は、笑いと哀しみは、、

いつも表裏一体。一卵性双生児。


限りなく薄ーーーい隙間に。

限りなくナイーブに存在している。


笑いが絶体絶命な状況を救う状況を私も経験してきた。

そんなに簡単に出くわす場面でもない。


真摯に生きて、精一杯を尽くし、相手を想う。

そういうのが揃ったときに、神がかりに起こる。

それが真の「笑い」の境地。


何書いてるのかもはやわからんけど(笑)

あながちハズレてもいないと自負する!


マクちゃんは、、きっと知ってるね(^o^)。


ニューヨークの駅弁 [2021年03月04日(Thu)]
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忙しい、というか。

自分の時間がほぼなくて、、母につきっきり。

ちょっと大変な状況ですが。。


またゆっくり書けるときに、、m(_ _;)m、、


東京から新幹線乗り継いで、実家まで5時間。

東京駅で買った駅弁を大事に持ち帰りました!


空耳アワー、私よりスゴイ母さまの、、

思わず笑っちゃう聞き間違い。





お母さんにはすき焼き弁当買ってきたよ。

私はね。宮城の、牛タン弁当!!!


へええ。そう。

ニューヨークの、グラタン弁当 か〜。


と、まあ、爆笑するしかない会話。(^_^;)

かわゆいのう。。


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