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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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本番きやしたー [2012年06月29日(Fri)]
IMG_6784[1].jpg

アバニコ(扇子)!


本番前に折れたアバニコ、泣く泣く強力接着剤でくっつけたのですが。

なんと、なんと。

一徹先生、さすがです。

専門店で交渉をしてくれたらしく、、、


「ヨキちゃん!取り替えてくれるってーーーー!」

と、すごいテンション高い声で現地から電話がかかってきました。

私は仕事中でしたが、

「マジですかーーーーー!」

と、雄たけびを上げてしまった。


先生、ありがとうございます!

もう親指でへし折らないよう、気をつけます、、、


が、またまた最悪の状況がヨキータを襲う、、、

本番を前に発熱してしまった。

怖れていたことが。うへ、、、、(泣)


薬で熱は下がったのだけど、歩くのもおぼつかない。フラフラでやんす。

もーーーーーーー!

やだーーーーーーーーーーーーーー!


神さま、、、どうして、、、、

予定では、本番後にぶっ倒れるはずだったんだけどなー。

もう少し待っててほしかったす。


でもまあ、仕方ない。

力半分ぐらいになっちゃうかもだけど、その分奥の手をだす、、、それは?

神の手です〜〜〜。なんちゃって(笑)。

そう、舞台にひそむ悪魔の力もかりて!

恐ろしいまでの気迫で踊りましょうじゃありませんか。


とほほ、、、


たかが、趣味、と云わないでくださいな。

毎年、本番前の一カ月は死ぬ気でやってんですから。


電車に乗ってはイメトレをし、恐怖の百面相。かなりすごいはず。周囲の目は冷たい(笑)。

上りのエスカレーターにのっては、ついついやっちゃうエアーアバニコ、手を振り回し、

降りていく他人の目が、「かわいそうに、、、」と物語る。


そんな狂気の一カ月なのでございます。

一徹先生の力の入り方も今回はすごくって、殺気さえ感じるこの頃?

みんなの踊り見て、本番じゃ泣くかも〜〜〜〜、って言ってました。


皆が帰った後も、一人で踊ってます。

踊りたくなーい、って、こぼしてました。

これはプロの踊り手のみが知る本当の舞台の怖さ、なんだと思います。


まだまだヘタレフラメンコの私、頼みの体力さえ今はないけれど、、、

明日は楽しもう!

アカデミー・オブ・ハワイアン・アーツ [2012年06月25日(Mon)]
akademia.jpg


疲れすぎて、ブログをアップできません、、、。


フラメンコの本番まで、何とかエネルギーが枯れないように、

昨夜もすごく早くベッドに入って、9時間も!寝たのだけど。

会社で仕事をしていても、まだ眠たい、、、


土曜日、噂のAHAを観に行きました。

アカデミー・オブ・ハワイアン・アーツ!です。


フラをやってる友人たちはその辺、すごく詳しいのだけど、

私はイマイチ?フラのあれこれについて疎いです。


マーク・ケアリイ・ホオマル率いるハラウ、それが

アカデミー・オブ・ハワイアン・アーツ、だそうです。


毎回、度肝を抜く、革新的なパフォーマンスをやるハラウらしい。

圧倒的なスピード感や力強さも見どころだというので、、、

けっこう楽しみにしていたのだけど。


意外にも! 眠っちゃいました、、、すまん。


今回は、フラのみでなく、ストーリー性のあるショーだったみたい。

1860年代〜1880年代ハワイ王国7代目の王・カラカウア。

アメリカの宣教師たちによって弾圧されたフラを復活させた偉大な王さま。


ハワイ文化の継承に大きく貢献したカラカウア王のドラマチックな半生。

それを追っていきつつ、フラを魅せる、、、

と、そういう演出だったのですが。


えらく、地味な演出だったような気がして、、、あくまでも私の感想ですが。

度肝を抜く演出とやらはいったいどこへ。



私は今練習しているフラメンコの「ロメラ」のことで頭がいっぱいで、

それもあってか、いつのまにか頭の中でイメージレッスンが始まり。


目の前でフラを踊ってるその舞台の、板の目盛りを見つつ、 

妄想ロメラを踊る私は、アーしてあそこまで行って、そのあと、こっちへ、、


などと、目でフラメンコのリハーサルをしちゃいました。

あげく、疲れて寝ちゃいました。

AHAの皆さん、すみませんです。


ro.jpg



こんな可愛いお花をつけるのよ。

どうも似合わない予感が、、、

まあ、こういうのも最後?だと思って(笑)。


昨日は新宿村の大きなスタジオで、場当たり&リハーサルでしたが。

朝からまた具合悪くて〜〜〜。熱もあったのだが、ここは休めんばい!と、

痛み止め、熱どめの薬を飲んで、キャリーケースを引きずって行きやした。


薬、いい感じで効きはじめて助かりました!

これで踊れなかったら、泣いちゃいます。

執念で踊るっちゃ。


しかーし。皆でお揃いで注文したアバニコ。扇子ですが。

なんと!おニューだっちゅうのに、

踊り始めて5分で「メシッ。」という恐ろしい音が。


割れた、、、踊ってるだけで割れたーーー。

私の親指の破壊力はただものではない。

これまでにへし折ったアバニコは2本。

3本目は5分で折れちまいましたー。


「もう折れたんかい。」と、一徹先生の流し眼がーーーー。

エレガントに持ってよ、、、とでも言いそうなトホホな感じでした。


私はソフトボール部だったのに、なぜか毎年砲丸投げの県大会に出てました。

なぜなら、握力が女子の中ではずば抜けていたからです(笑)。


rome.jpg



雑なアタシですが。


今回、バタのスカートもおニューなのに、ビリっと破いちゃいまして。

ヤバいです。先生が一大決心してあつらえてた、こんなに素敵なバタ。

本番迎える前に、もうほつれるとは。


雑巾しか縫えない私です。

ファンドのためのコースターが縫えなくて、ある有名ハラウをやめた私が。


この赤いバタの裾をまつらせていただきました。

これはスゴイことです。


せっかくこんなに美しい衣装を着せていただくのだから。

なるべく傷のないままお返ししたかったけど。

初日で破れました、、、。


踊れば踊るほど、自分の踊りに納得いかない!と思う今日この頃ですが。

あと一週間、いえあと5日!


絶対に頑張ります。

後悔しないように、自分のベストを狙います。


今夜も早く就寝、、、


神さまー。

5日ほど元気でキープさせてくださりませー。


ソウルサーファー [2012年06月20日(Wed)]
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私はハワイ生まれ。両親はサーファー。

海がわが家。この血管には海水が流れている。

いつも海水で濡れているあたしたちを、ママは「人魚」と呼んだ。

初めて波に乗れた日、少しも迷う事なくプロになりたいと思った。

サーフィンはあたしの天職!


そんな語り口で始まる「ソウルサーファー」。

素晴らしかったです!

最近、ハワイがらみの映画増えてますよね。


こんな映画。


将来有望な技量を持つサーファーの少女がある日サメに襲われ左腕を失います。

少女は失意に陥り一時はサーフィンを諦めかけるものの、家族の支えや友人からの励まし、

不屈の精神で再びサーフボードに乗ることを決意する、実話を基にした感動作。


と、まあ、そんな感じで。

なにしろ、テンポがものすごくよくて、ぐいぐい見せていきます。

あっという間の2時間だったー。


それでは簡単なあらすじ。




プロ・サーファーになるという夢を持ち、周囲からも将来を嘱望される13歳の少女ベサニー。

海でサーフィンの練習をしていたところ、サメに襲われ左腕を失う。

以前のように波に乗れない己に苛立ちと絶望感を抱き、サーフィンから離れようとするベサニー。

しかしサーフィンへの思いを諦めきれず、友人や家族に支えられ、

ベサニーは再びサーフボードに乗ることを決意する。

厳しい訓練をこなし障壁が待ちうけようとも、彼女は何度も海に立ち向かっていく――。


soul.jpg



こんな女の子だったら、、、それは私の理想だなあ、と思ったのが最初の15分間。

ベサニーは前途洋洋、その才能が期待される素晴らしいサーファー。

両親はとても素敵で、理解があって、同じくサーファー。そして自分を見守ってくれる兄たち。

あたたかい家族、大好きな海がまるで外庭のような素敵なおうち。

愛に包まれて、才能にあふれて、美しくて、、、その他もろもろ。

私にないものがズラーーーーリ。


だけど、べサニー、そこから事態は一変。奈落の底に。

サメが彼女の左腕をサーフボードごと食いちぎるのであります。

そのへんのシーンの臨場感もすごかった。


souls.jpg

そしてそこからベサニーの本当の人生が始まった・・・。

片腕となった娘になにをしてやれるのか。

家族の苦悩の描き方が素晴らしいと思いました。

よくありがちな、変なメロドラマ仕立てではないのですよ。。。

ちゃんと共感できた。

溺愛する娘の将来を悲観するパパに、べサニーのママは言うのです。

「ノア(兄)を産んだ時、総てが初めてで何も分からなかった。

あの時と同じ、出来る事を少しづつ積み重ねていくだけよ。」


ママとパパも、ほっんとうに素敵。こんな両親がいたら、、、

家族のきずな、というものがドラマの中の一つのテーマでもあると思うけど。

常に前向きで負けない、精神力を持つべサニーは、そんな家族の思いやりにいら立つこともある。

互いが互いを思いやり、いとおしく思い、愛し、だけど、うまくいかない。



根性娘のべサニーは片腕でまたサーフィンの地区大会に出場するのだけど、

以前のようには波に乗ることもかなわず、屈辱の結果に。

私は大丈夫、だったはずの彼女にその時、本当の絶望感が襲うのです。


どうしたら?私は何をしたら? 

もがき苦しむ彼女の問いかけに、答えを出せる人なんていない。


彼女の先生? クリスチャン関連のボランティアグループの先生だと思うのだけど、

まだ腕をなくす前に、先生がベサニーたち生徒に伝えたある言葉を思い出すんです。。


「近すぎると見えなくなる。行き詰まったら、ものの見方を変える事よ。」


べサニーは先生を訪ね、そのことを伝え、そして初めて弱音を吐き、泣くんです。

「これが神様からの試練なの?」べサニーの問いかけに、先生は答えます。

「分からない。神様は時に災いを起こされるの。でも、災いの先には素晴らしい事が待っているわ。」
  

まあ、よくいわれる言葉ですよね。

でも、本当にそうなんだと思うけど。その時のべサニーにはまだ理解できないですよね。

きっと頭で理解しようとしてもわからないことだと思います。


先生の誘いで、海外ボランティアに出かけたべサニー!

まさにそれが「視点を変える」旅ですよね。


彼女を救ったのは、スマトラ沖大地震の津波の被害に遭ったタイの子どもたちだったんです。

津波で両親を失った幼い男の子。海が怖くて、嫌いで、入れないでいるのを知ったべサニー。

自らサーフボードを手に海に入ります。

ほら、こんなに楽しいのよ、と目配せして、その男の子を手招きして、、、

海に一緒に入ることに成功するんです。

笑顔をなくした男の子の嬉しそうな顔!そして島の人たちの歓声!


その時の彼女の笑顔!喜び!

サーフィンで優勝した時にも味わったことのない喜び!
 

「神の御業は不思議だ。愛は津波よりも強く、恐怖に打ち勝つ。

あの子に教えた事で、サーフィンより大事なものに気付いた・・愛だ。」


そんな気づきを得るんです。

それこそが、神さまがくれた「試練の後の素晴らしいこと」。

そこからべサニーはぐぐぐっと変わっていきます。


全国からハワイの彼女の元に届いた励ましの手紙を見て、驚きます。

「私は優勝できなかった。それなのに?」

不思議に思うべサニーにパパのひとこと。

「挑んだからさ。」

試練に屈することなく、挑戦したことが人々に力勇気や希望を与える。

それを知ったべサニーは本当の意味で救われていくのです。


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そこから始まった猛特訓。再び大会に挑戦するべサニー。

片腕のサーファーの復活。大観衆の視線をうけつつ、波をねらいます。

実際のサーフシーン、本当にダイナミックで美しくて素晴らしかった。

サーフィン映像の迫力やリズム感、音楽、すべてが最後の感動シーンにつながる!


記者たちがフラッシュを浴びせて、優勝したべサニーに問いかけます。

「もし、あの事故の前に戻れるとしたら?」

(それにしてもおバカな質問だねー。)


べサニーの答えはすばらしー。キラキラと輝いていた。

「過去は変えないわ。この貴重なチャンスを逃したくないの。
    
今は両手で抱きしめるより、多くの人を励ませるのよ。」


エンドロールでは、本物の!べサニーの映像が出てくるんです。

まさにこの映画のシーンとまったく同じような映像、、、。

是非是非、ご覧下さいましー。


素敵な家族の愛に囲まれて、イケイケサーファーで、将来を期待されて、

大好きな海に愛されて、すべてがそろった少女。

だからうらやましい、で終わってはいけないんだと改めて思います。


彼女には彼女の試練が与えられ、それに向かい合うか逃げるか、それは彼女の選択。

そこからが人生の本質なのだと、エンドロール見ながら思いました。

誰の人生とも比べることはできない、私は私の人生と向かい合うのみ。

だねー。だねー。


ヒトはやっぱり、どんなに恵まれていようとも、

「他」に与える喜びを知るほうがよほど幸せなんですよね。


それにしても良くできた物語、いや人生です。

べサニーを変えた「視点を変える旅」。

それはまさに、オフィス・ナウティカの目指すところだなー。

そうそう、そうなんですよ。

いただきー。。


こんな言葉も印象的でした。


波に呑まれたら、立て直せばいい。

良い波はまた来る。


サーフィンも人生のようなもんじゃのー。

わが愛するフジヤマさま [2012年06月18日(Mon)]
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晴れ女の私ですが、この度の富士山への旅は雨。

まあ、天気予報では土、日は雨、とわかっていたのだけど。

目の前にいながら、厚い雲に覆われたフジヤマさんは姿を見せてくれることなく。


私は日曜の昼からフラメンコの衣装合わせがあるもんだから、、、

どーーーーしても東京へ戻らなければならなくて。

泣く泣く、友人を置いて朝イチの高速バスへ乗り込みました。


fujisan.jpg


シャレにもならんな、、、と思っていたけど。

素晴らしい。

バスに乗って高速に入る直前に突然晴れまして。

車内からですけど、フジヤマさんがお目見え!

なんか、感動してしまったヨキータです。

捨てられたわけじゃなかった、、、(笑)。


富士山て、存在しているだけで、それだけでいいんですね。

私らの心がこんなにも嬉しく、あたたかくなるんですねえ。

いつまでもそこにいてほしい。みんなのために!と、思ってお別れしました。


で、、、

衣装合わせはとどこおりなく、、、終わり、、、

私らの衣装は、一徹先生、大決意のおニューなんですけど。

真っ赤なバタのスカートに、赤い薔薇の刺繍の小さめのマントン巻き。


衣装はすっばらしーーーーーー。

が、

踊りは、

めっちゃくちゃでした。


私はこのボリュームたっぷりのバタのスカートに遊ばれて

にっちもさっちもいかない、

かなりのド下手ぶりを披露してしまいまして。


一徹先生、、、ほかのチームにはいろいろできてなくても指導してくれてるのに。

うちらには、、、

「、、、ま、、、いいか。」

と、しらーーーとした表情でスル―。


かなり凹んで、うちら帰りました。

あああ、もう時間がないのに。どうしましょって。

遅すぎ?(笑)。


それにしても、他のクラス、どんどん上達していってるし、

見ていて、ショック。だーいショックよん。

私らのへっぽこクラスって、ばあちゃんらと戯れるクラスなので、、、

いつもゆるいのよ。だからかっ???


そういえば、ずいぶんとヨーロッパツアーのことも書いてなくて。

忘れてませんので、またボチボチ始めますね。

も少し、お待ちを〜〜〜。


星の旅人たち [2012年06月14日(Thu)]
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星の旅人たち。

これはもう、私が絶対楽しめそうなロードムービー!


私をそそるキーワードがてんこもり、なんですもん。

スペイン、サンチャゴ・デ・コンポステーラ、そして巡礼の旅。


期待を上回る映画でした。

うひゃー、行きたい!

この巡礼の道を、、、


アルケミストでその名を馳せたパウロ・コエーリョ、けっこう好きですが、

そんな彼が仕事を放棄して、世界を巡る旅、しかも巡礼の旅に出て、

その経験を描いたのが懐かしの『星の巡礼』でした。


「あの道」を行く巡礼モノがロードムービーという形で現れるとは。


なぜに私は「巡礼」というものにこうも反応してしまうのかな。

チベットの聖山、カイラスをいく巡礼にもホントに憧れたもんです。

さすがに五体投地をやるのは無理だけど。


宗教にはげむ私でもなく。

単なる物見遊山的興味、なのだろうけど。

私の夢は、きっと、そのプロセスなんだと思います。


この「星の旅人たち」は、そんな私の憧れと野望?を満たしてくれました。


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最終目的地のサンティアゴ・デ・コンポステーラへは、全長800km以上!

徒歩だと、2〜3ヶ月かかるらしいです。

よくツアーなんかでは、その中の数日を歩いたり、すっとばしたりしてます。


そのとてつもない道のりを歩きつつ、人は「自分」と向き合っていくんでしょう。

内観、といってよいのかな。人生そのものを見つめる時間になるのでは。


軽いあらすじ、としては。




カリフォルニア州の眼科医トムのもとに、一人息子ダニエルの訃報が届く。

スペイン北西部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の途中で、

「世界を見たい」と旅立ったはずのダニエルは不慮の死を遂げたのだ。

父子の関係は、決して良好なものではなかった。

ダニエルは何を想い、巡礼の旅に出たのか。

一人息子の遺灰をリュックに収めたトムは、スペインへ。

ダニエルが志半ばで倒れた旅を継ぐことを決意する。


800 キロに及ぶ長旅は、60 歳を超える老体にとって容易なものではなかった。

旅の途上で出逢った仲間たち。

遺灰を撒きながら歩くトムに興味を示す彼らを避けつつも旅は続くのだが。


それぞれの事情を織り交ぜながら、スペインの絶景を垣間見ながら、

美味しいワインや料理をそれぞれの街のバールやレストランで楽しみながら、

そして事件も散りばめられて?


トムは心を次第に開いて、彼らは家族のような親密な絆で結ばれていく。

目的地を目指す同志のような、、、?


巡礼の旅は最終目的地で巡礼証明書がもらえるらしい。

トムは自分の名前を最初書いてもらったのだけど。

無理を承知で、息子ダニエルの名前に書き直してもらうのだ。

まあ、ここで普通は胸が熱くなるでしょう。


その後、北の海に遺灰を撒きに行くのだけど。

素晴らしいラストシーンでした。


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目的地のサンチャゴ・デ・コンポステーラ!

荘厳な雰囲気です。


巡礼の道を歩く彼らの背景に映し出される、スペイン北部、ガリシアかな?

どこの街も魅力的で、そして山や川、壮大なる大自然。

何十人もの男女がドミトリーみたいな宿屋でグーガー寝てる図はすさまじいけど。


ああ、、、やっぱり憧れる。

オフィス・ナウティカ、いずれやっちゃうかなーーー。


「一人ひとりの物語をリュックにつめて。出かけよう、星の巡礼ツアー。」

いかがでしょうか。

旅は人生のようなもの、というではないですか。


合い言葉は「ブエン・カミーノ!」

わたくし、おそろしく方向音痴ですけれど(笑)。


***

しかし、しかし。

今日は13,14時間ぐらい会社にいました。。。

疲れたーーーー。


寝るぞー。

明日はフラメンコだーーー。


薔薇の季節 [2012年06月12日(Tue)]
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薔薇です。


じめじめの梅雨がやってきました。

一年て本当に早いですねー。


昨年の今頃は、長野のS子さん宅で素晴らしい薔薇園を見せていただいて

うっとりと、薔薇の香りにつつまれて幸せでした。

かと思うと、みんなで飲めや歌えやのおおはしゃぎ。


今年も是非是非、行きたかったし、

ねえ、薔薇園行かないの?行きたいわ!と御声もかけていただきましたが。

なんせ、フラメンコの本番が例外中の例外で6月にきたものだから。

今年は断念。とても寂しい思いです。


昨年撮った薔薇の写真を一枚載せてみました。

デジカメでもこれぐらいは撮れます。

これは、生きている薔薇がもつ本来のパワーのおかげ。


本当はたくさんの友人に見せてあげたいお庭なんですけど。

私のもんじゃないですし(笑)。


このところ、ずっと体調がよかったのに、とうとう波はやってきました。

先週は微熱、高熱、微熱、と繰り返し、、、

会社もフラメンコも休んでしまったし、ちょっと哀しい一週間。


そんななか、母親も上京してきたもんだから。

東京在住の甥っ子姪っこ集めて宴会したし、歌舞伎行ったし。


で、日曜はギターとカンテが入って音合わせでした。

キツカッターーー。体力ないーーー。


呼吸もうまく出来ないし、アバニコ(扇子)は回せてないし、

とにかくフォーメーション通りに移動するのがやっとで余裕なし。

途中、自分が何してるかわからなくなりました…。

最低ですううう。


ギターとカンテの方がいて、先生がパルマやっていて、

まさかここで倒れるわけには、、、とこらえました。


私は一回でギブアップ(そんなのアタシ一人です…。)しちゃいました。

なんとか踏ん張ったが、あんな踊りを皆に見られて恥ずかしくて死にそうです。

まあ、本番でないのが不幸中の幸い。


他のクラスの出来上がり、あまりにも素晴らしくて。

ウチラやばすぎて、マジであせります。


健康と体力が欲しい〜〜〜。


とはいえ、私のことだから、、、

きっと元気なら、レッスンせずに遊びまくってるに違いない。


今日はなんとか一日、普通に仕事や食事ができました!

このままキープせねばなりません。


来週は衣装合わせ、そしてまた本番さながら踊るので。

いよいよ本番も近づいてきましたなー。


ま、本番前に一度くらい、こういう風にドッと落ちるのがいいんです。

その方が、アタシ、燃えちゃうんだよーん。


二年前は、本番の10日前に複雑骨折しちゃったけど、それでスイッチはいって、

めっちゃ張り切って本番三回も踊ったし。


今考えると、先生ったら、よく出してくれたなー、と思っちゃう。

ギブスして三角巾提げて、フラメンコ踊るのはきっと私ぐらいのもんだろう。


今年もがぜん張り切っちゃうよ。

だって、今すっごく凹んでるから(笑)。


ではでは、おやすみなさいまし。


よい睡眠、よい食事、そしてよい笑い!

これは絶対に不可欠ですね。


親と子 運命愛 [2012年06月09日(Sat)]
ichikawa2.jpg


昨年、歌舞伎の素晴らしさを知ったアタシ。

でも、私のお小遣いからはなかなか歌舞伎の観劇代はでません。


だから、今回は一大決心ですよ。是非見たい!と魂が叫んだ!!!

「四代目猿之助襲名披露公演」


ご存じのように、今回はいろんな話題が満載で、チケット入手さえ難しく、

歌舞伎オタクの友人に頼んだのですが。

なんと!奇跡の一番前。ひゃーーーー。

その席だと、役者の汗が吹き飛んでくるよ、と言われてました。


わくわく〜〜〜〜。

盛り上がる、もりあがる。


実はこの一カ月、めっちゃ元気だったのに、今週半ばにとうとうダウン。

発熱しちゃったので、会社もフラメンコも休んでしまって。

なんとか、土曜日だけは〜〜〜〜、と神さまにお願いしておりました。


そして!無事、本日!

新橋演舞場に参上つかまつり候。


歌舞伎界の大名跡を継いだ亀次郎あらため、四代目市川猿之助さんと、

新・猿翁さんの長男であり、俳優の香川照之さんは九代目市川中車を襲名。

40代半ばにして、歌舞伎俳優としてデビューです。

ニュースやワイドショーでやってましたよね。


香川さんの長男くんも五代目市川團子を名乗って初舞台を踏みました。

ものおじしない團子くん、さすがは大物たちの血をひくだけあります。


昨年だったかな、、、会ったことあるんですよ。この親子さん。

香川照之親子さんと同じ列(レストラン)に偶然並んだことあるのですが。


まあ、この子の元気なこと。わんぱく!走り回ってママに怒られてたけど。

やはり大物の器だったんだ。


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いよいよ開演。緊張してきます。


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舞台を覆っていたのは、なんと!あの福山雅治すわんが監修した祝幕でした。

そういえば、「龍馬伝」で福山雅治と新・猿之助さん、香川氏は共演していた。


新・猿之助が福山演じる龍馬を暗殺したし、

新・市川中車が龍馬の友人、岩崎弥太郎を演じてました!!!


そういう縁で贈られたものみたいです。

福山くん、歌だけでなくこんな才能もありんすか。すごい迫力でした。


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4人分の襲名披露の口上では、なぜか私まで緊張してしまいまして。

なんせ、一番前。

目の前にズラーーーーーっとスゴイ役者がいるんですから。

目が合うかと思いまして。ドキドキでっせ。(妄想)


市川亀治郎改め、新猿之助さんの「口上」、かっこよかったな。


「歌舞伎のために命を捨てる覚悟でございます。」

命を投げ打った、役者としてのプライドと執念が伝わってきました。


香川照之改め中車さんは「親子とも懸命に生涯かけて精進していく。」

初日からもう数回は口上やってると思いますが。

なんか涙が見えた気がします。そのたびに泣いてるのかな、、、。


昼の部を見たのだけど、演目は「義経千本桜・川連法眼館」。

昨年見に行った、海老蔵さまの「義経千本桜」もめっちゃ良かったですが。


新・猿之助のキツネさんもすごくよかった!

海老蔵さんのオーラってやっぱりすごいカリスマ的なんだけど。

新・猿之助さんはまた違う色気がある!そしてとことん巧い。


すごいなー、って感動したポイントはたくさんあるんだけど。

これも一番前で見てたからなのだけど、猿之助さん、汗が飛んでこないのよん。

初舞台の中車さん(香川照之)はもう汗がポッタポタなのに。


キツネ役でしかも中腰で走り回ってんのに、猿之助さんは汗がにじむ程度。

そんでもって、まばたき、ホントにしない。

私も一緒に目を見開いていたもんだから(勝負した)、

乾燥しちゃってコンタクトレンズが飛びだしそうに(笑)。


亀次郎さんにとっては、市川猿之助を継ぐ、というプレッシャー。

そして、香川さんにとっては、40年にわたる父と子の確執の末の初舞台。

まさしく、遺恨の舞台でした。


午後の部のスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」はみていないのですが。

なんと、父と子の遺恨の話なんです。


いやはや、、、、面白すぎます。前ふりだけで。

なんという因縁でしょうね。


そして。レベルは違えど!私もこの舞台にひと勝負かけてますんで(笑)。

私はこの歌舞伎を是非、母親に見せたいと思ったんです。

親と子。

あまりに縁が深い、強いがゆえに、その強さにやられてしまう。

そんな人も多いでしょう。

私もその一人だったけど、ま、いろいろ昇華したものもあって。

すっごく気持ちは楽になってます。


ただ、母親のほうはといいますと。そうでもなさそうで。

血の怖さといいますか、今もなお、しんどい人生おくってるので。


たまにはこんなすごい、魂のこもったものでも見てさ。

一緒に刺激もらおうよ、と思ってねー。


で、誘ったら、めずらしく東京に来ると答えました。

それは、、、あくまでもミーハーだからか? 

・・・かもだけど、まあ、いいや。

なんか、この舞台で感じとってくれたら嬉しいな、と思ったのだけど。


まあ、一番前のお席で、、、よく寝てましたわいな。

何度起こしたか、、、おい!猿之助が見てっど!


哀しきかな、、、。

しかも、友人が3階のお席から差し入れしてくれた紅白餅入りのタイ焼きには

母ちゃん、ものすごく早い反応。確かに美味しかったけどさあ。

めでタイ焼き、だなんて洒落てるし。


でもさー。

猿之助より、タイ焼きかよ、、、。

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歌舞伎よりタイ焼きに感動する母ちゃんとケンカになりそうでした(笑)。

トホホ、であります。ま、「らしい」けどね。


しかしなー。つくづく思うけど。

本物の舞台見たら、うちらのフラメンコなんて、ホントへぼいわー。

魂こもってっか? こもってねーなー。


こんなすごいもの見せられたら、、、キツイわー。

しかも、明日は発表会のための音合わせの日なんですよお。

やっと平熱にもどったけど、実はまだヘロヘロなのよん。

ギターやカンテの前で一徹先生に怒鳴られるう。


そうそう、先ほどもチラッと書きましたが。

新・猿之助さん、口上で素敵なことを言ってましたよ。


ヤマトタケル原作者の哲学者梅原猛氏に言われた言葉だそうです。




「私が尊敬する梅原猛先生から、お言葉を頂戴いたしました。

フリードリヒ・ニーチェという大哲学者があって、運命愛という言葉がある。

外側から降りかかった運命をさぞ自分がこしたかのよう愛する、これが運命愛で、

君はその運命愛に従ってこれから生きなくてはいかん。

(中略)

私はこの歌舞伎のために命を棄てる覚悟でございます。」


運命愛。

すごい言葉です。


私が、生きる肌 [2012年06月06日(Wed)]
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私が、生きる肌。

そういうタイトルなんです、この映画。

「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」「ボルベール(帰郷)」。

女性賛歌3部作で知られるスペインの鬼才ペドロ・アルモドバルの最新作です。

彼の作品は好きか嫌いかに分かれるかな、、、。

私は好きですーーー。


「オール・アバウト・マイ・マザー」で大女優を演じた貫禄のマリサ・パレデスは

食事の世話をする初老のメイドのマリリア役。見事にこの作品をピリッとひきしめてますね。


「レジェンド・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラスは久々だけど。

この常軌を逸した医師役、はまっていると思います。


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ストーリーですが。

謎めいた雰囲気を漂わせる女性ベラ(エレナ・アナヤ)。

全裸と見まがうしなやかな肢体に肌色のボディ・ストッキングをまとい、ヨガの瞑想に耽っている。

彼女は画期的な人工皮膚の開発に没頭する天才形成外科医ロベルによって幽閉されていた。

ロベルが夢見るのは、かつて非業の死を遂げた最愛の妻を救えるはずだった“完璧な肌”の創造。

あらゆる良心の呵責を失ったロベルはベラを実験台に、開発中の人工皮膚を移植し、

今は亡き妻そっくりの美女を創り上げてゆく……。

そして、ベラは一体何者で、どのような宿命のもとでロベルと巡り合ったのか……。

ま、そんなところから始まっていきます。

テンポが良く、とても脚本が良くできているので、ぐいぐい引っ張っていく感じ、、、

が。が!がー。


自分が普通のひとだと認識している人には、厳しいっす。

自分が少し変わっている、と思っている人には、ちょっとピリ辛です。

自分が完全に世の中の枠からはみ出してるという人に、ちょうどよく?

完全アブノーマルだと自己評価しているなら、あまりにわかりすぎて、あ、そう、って感じ。


私は三番目かしら、、、。


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興味あるのは、べラ役のエレナ・アナヤは、殆どがスキンスーツを身にまとってますが。

このような屈辱的な日々を送るなか、ビデオ?でヨガを知り、会得しようとするんです。

で、ピラティス関連のグッズもごろごろと、無機質な監禁室に置いてあるので。

もちろん、えいこら、さっさとポーズを決めてるし。

すごいな、、、とみとれてました。


さてさて。

アタクシ、今日は残業なんですが。

どうも、天体ショーが繰り広げられる日って、私の内臓はおかしくなりまする。

それでなくても新月、満月、もろに影響うけるのに、、、

昨日は部分月食でしょ、

今日、6月6日の金星の太陽面通過.!

金星が黒い点となって太陽の前を横切ってます。


すごいことになってるんだなあ、宇宙のほうは。

生き延びねば!


トスカーナのお味 [2012年06月05日(Tue)]
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イタリア、トリノ生まれの「GROM」フィレンツェ店です。

グロムといえば、今や東京にもごろごろ。

信じられないぐらい高め料金設定の東京グロムですが。


フィレンツェのお店って、、、感じのわりー店員もいたりして。

世界的に有名で、黙っていても客はわんさか。

サービス徹底してます、って感じにはなんないよねー。

そこそこに接客してくれればよいのだけど。

接客きらいそーなヒトいるもんなー。


そして、、、

フィレンツェに来ると必ず寄るのが、Procacci(プロカッチ)!

トリュフのパニーニで有名なお店です。


誰も行きたいとは言わなかったけど・・・。

無理やり連れていっちゃいました。



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とても小さなお店です。

地元の人も、一杯ひっかけたり、アペリティーヴォとつまみ楽しんだり。

どのパニーニもとっても魅かれるんだけども。


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やっぱり、プロカッチではトリュフのパニーニ。

すっごく美味しいんですよー。

トリュフのクリームだけじゃなく、ジャガイモのペーストも入ってて。

絶妙です。実物、とても小さいパニーニなので、ペロッと食べちゃいます。


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ホントはプロセッコ片手に食べたいですけど。

全員、ノンアルコールという寂しさ。


お店の方がトマトジュースと一緒にいかがですか?とおススメしてくれたので。

うむむ。なかなか、、、

でも、わたしはやっぱりワインかプロセッコかなーーー。


お土産にここのトリュフのクリームチューブを買いました。

お料理上手の友人に。。。


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ありゃりゃりゃ?

ここはイタリアのはず。なぜにツタンカーメン殿が、、、

今どきの大道芸、凝ってるんだか、チャちいんだか?

みんな、大喜びだったけど。


これぐらい、アタイだってできるさ!

って、思っちゃいました。

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フィレンツェの観光はたったの1日。

いそいでまわりましたよ〜〜〜。


ヴェッキオ橋。

まあ、ここにはいかなきゃね。

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ちょいと遠いミケランジェロ広場。

ここからのフィレンツェの前景は美しいですもの。


残念だったのは、すごい行列でジョットにもドゥーモにも登れなかったこと。

みんな、張り切っていたのですが。

行列なんて昔はなかったと思うけど、、、


ウフィッツィ美術館も、この日程ではアウト。

やはり2,3日は必要ですよね。


皆さん、出発前はイマイチ、フィレンツェには興味なし、だったけど。

すっかりファンになったみたいです。


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そして、そして! 


夕食は、皆さんが街で情報を得たというトラットリア。

ニョッキが食べたい、どこが美味しい?と、訊ねたら、

革製品のお店の方が、この店がいいよ、と教えてくれたんですって。


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と、いうだけあって!

ニョッキ、激ウマだった〜〜〜。これは驚き。


イタリア、つうたって、当たり外れがあって。

まずいとこは本当にマズイ。

観光地であればあるほど、、、残念ながらハズレも多いので。


なので、アタクシ、ま、大したことないだろ、、、と。期待もしてなかった?

今だから言えるけど(笑)。

マジ、驚きました!うっめーーーーって。

ニョッキ、めっちゃうまいじゃーーーん!って(笑)。

ゴルゴンゾーラのニョッキでしたが。

あ、、、よだれが出てきた。食べたい、、、


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トスカーナの郷土料理、リボリータ。

リボリータは「再び煮た」という意味ですが。

残った野菜と豆で作ったスープに、これまた硬くなったパンを加えて煮込む。

まあ、パンで作ったお粥みたいな?スープなんです。


お金持ちは食べそうにないレシピですけどね。

私はこれを食べるとトスカーナに帰ってきたなー、って思います。


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このお料理もそうなんですよねー。

トスカーナではどこのおうちに行っても出てきそうな一品です。

茹でた白いんげん(ファジョーリ)をオリーブオイルと塩、コショウで合えるだけ。

これが、ホントーーーーーに美味しいんですううううう。


トスカーナ、ばんざい!


この日の夕餉。

めっちゃ安くすみました、、、。


ルネッサーンス! [2012年06月03日(Sun)]
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フィレンツェはどこをどう歩いても絵になるところです。

路地に迷い込んでも、それはそれで何か素敵なものを発見したり。


他の都市と違って、徒歩で十分だし。

景観を壊す高い建築物もありません。


昔むかし、教科書に出てきたところがたくさん。

そう、中世そのまま、ルネッサーンス!な魅力がたっぷりです。

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楽しかった中央市場散策のあと、私はアパートメントへ。

皆さんだけでフィレンツェの街を歩いていただきました。


それはそれで収穫もたくさんあったみたいです。

感じのよい革製品のお店でたくさんお土産も買ったそうだし。

近くの美味しそうなトラットリアを教えてもらったと嬉しそうでした。


ホントは日本でいろいろ調査して、よさそうなお店をピックアップしてあるけど。

皆さんが探してきたトラットリアで夕食をとることに決定!

楽しみです〜。


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夕食のまえに、まず昼食(笑)。

そう、私が先にアパートメントに帰ったのは昼ごはんの支度のためです。


さっき、市場で買ったものを並べるだけなんだけど。

それに加えて、お米を持参した方のために、鍋でご飯を炊きました!


なにをかくそう、このアタシ。

東京暮らしの最初の4年間は炊飯器無しで暮らしておりました。

そう、鍋一つでご飯を炊き、おかずを作り。うう、貧しい、、、

だから、飯ごう炊飯、おまかせあれよ。


と、大見えを切ったはいいが。

さすがに昔すぎて〜〜〜。ようわからん(泣)。

心配で何度もふたを開けてしまいました。


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ま、なんとか無事に白いごはんも炊きあがり。

昆布に、オリーヴ、モルタデッラとも奇跡的にコラボ成功。なかなかよい!


一本歯のおじさんのお店のトマトもモッツァレラも、苺も!美味。

大満足〜〜〜!と皆さん、喜んでくださいました。

ほっ、、、、


食後のコーヒーはカフェにて。

シニョーリア広場に面する有名どころのカフェに入ってみました。

個人旅行で来る時は絶対入んないよーな店だけど(笑)。


やっぱし、サービスも雑?です。つまんないわー。

高いしなー。


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空も青くて気持ちよいです。

フィレンツェ散歩には最高です。


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おなじみ、ダビデくんも。

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メデューサの首さんも。

いつものところでいつもの登場。

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午後もしっかり歩きました。

この続きは、、、また次回。


眠くなってきました、、、。

一度書いたものをなんと、寝ぼけて消してしまった。がびょーん。


週末はいつもハードなんで。ブログも進みませんなあ。

そういや、ユーロはなんと驚きの95円まで下がりました。

このユーロ安。ヨーロッパ、心配です。

もちろん、日本の企業もだけど。