泣きの日
[2011年12月11日(Sun)]
私は皆既月食を初めて見ましたが。
これほど感動的だとは思っておりませんでした。
友人との宴会の帰り道、暗い夜道を歩いていたらば。
ちょうど月が欠けてゆく時間にさしかかったのでしょう。
不思議な光景だけども、誰もが夜空にむかってカメラをむけていたので、
あ、そうだった、月食か・・・。と私も夜空を見上げて。
そしてびっくり。
これほどはっきりと、その満ち欠けを裸眼で見れるなんて。
赤い褐色の月。
まるで生きているかのように変化していきます。
ハワイ島のマウナケアでみる降るような星空も素晴らしいけど。
じぶんちのそばで、このすごい天体ショー?をみれるなんて感動。
なんというか。背中がひやっとするほど、神秘的で美しかった。
私は宇宙に生きているんだ、まぎれもなく!
妙に胸が高鳴ってくる、そんな昨夜の皆既月食でありました。
今日もみぞおちの痛みに苦しんでおります。
だけど、日曜日は豚しゃぶと決めているので・・・。
少なめに美味しく夕食は一人豚しゃぶ!
被災リュックを買ったので、いろいろ食料を調達してきました。
あずきにお餅。お煎餅に日持ちのするお菓子、フルーツの缶詰、エトセトラ。
ちょいとお菓子が多すぎるかな・・・。
かなりの日数食いつなげるぐらいの食料と水は確保。
そういえば、今日は11日。あの大震災から9カ月ですね。
東京の街は、何事もなかったかのような年末のにぎわいです。
クリスマスのきらきらイルミネーションに私たちは浮かれ。
美味しいグルメにうきゃうきゃしている・・・。
そんな折、震災に関するドキュメント番組をみました。
NHKスペシャル「東日本大震災・震災遺児を救え」
見ました?
なにもできない自分にやはりイラっときました。
家族を失ったこどもたちが背負うもの、それがあまりに大きすぎて。
この大震災の悲劇を忘れつつあるヒトのなんと多いこと。
この番組を何度も何度も放送してほしいと思うぐらいです。
私もこんな「言うこと聞かない身体」でなければ、彼らのそばに行きたいです。
行けば、迷惑になってしまう、そう思うと・・・自分にかなりイラっとしますー。
散々泣いた後、今度はチャンネル変えて。
真央ちゃんと真央ママの特集をやっていて、これでまた大号泣。
ああ、泣かされる夜だなあ。
だけど、こうして自分以外の人間の生きざまを見るにつけ・・・
私はまだまだ甘い!甘すぎる。
いつものことだけど、性根入れなければ・・・。