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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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いてててて [2011年09月30日(Fri)]


これ、ヨキータぽいって、プレゼントされたポストカード。

いかがでしょう。私は同意します(笑)。


今日一日、激しい筋肉痛ですー。

昨日、久しぶりにフラメンコ踊ってきました!

最近は見学が多かったので、やっと靴を履いて踊れることに少し高揚。


久々に、一徹先生の夢もみた。

一徹先生は、私の夢に出場回数NO.1です。なぜか。

もちろん、激しくしごかれる夢です。


「今日は大丈夫かい〜?けっこう心配してたんだけどー。」

と、私を見るなり、声をかけてくれたので、先生に夢でしごかれた、と伝えたら。


「えー、ごめーん、私の夢には昨日キムタクが出てきたよ。」 だって。

「超かっこよくって、もー、目覚めたくなくってさー。」

・・・あ、そうですか・・・。

そう、先生は昔からキムタクが大好きなんです。(私は×です。)


久しぶりのフラメンコ、おかげですごい筋肉痛、ではあるけれど。

やっぱ、元気に踊れるって素晴らしい。

こないだから、バタ(長いしっぽのついてる衣装)を着て練習をしているのを見学。

私も久々(3年ぶり?)に、安物バタをはいて練習しましたが。

しっぽに気を取られて、振付がどっかへ飛んでしまうー。


先生、容赦ないです・・・。怖いです。

そんなん、私、超久しぶりにはくバタなのに、新しい振付ですぐ踊れんてばー。

できたら天才やん。ぐす・・・。


「バタが苦手なタイプだから。」 と言われて、えっ?と思っちゃいました。

バタは、ガニマタで、股関節が柔らかい人が得意ということらしいけど、

私、バタに苦手意識はまったくなかったので正直、目が点に。


先生はほんとーに、この10年、私に容赦ない言葉と要求をつきつけてきます。

ほめられたことがありましぇん! 骨折しても出た発表会の時ぐらいです(笑)。


わたくしめの「出来ないところだけ」を伝えてきます。

まあ、飴で伸びるタイプではないと言われているので、自分でも仕方ないと思ってるけど。


ま、怒られてるうちが花? 

そう、やっぱり、私は負けず嫌いなんですわー。

そんな私を、「くそー。」と思わせるところはさすがです。


できなかったところを、なんとかクリアして、かっこよさげに踊れるようになったり

まあ、そういうところが面白かったりするわけです。フラメンコは。

クリアしていく自分が好きなのかもね。


年に一度舞台に出るのは、きっとその総仕上げを自分で確認、納得するため。

その時だけは、ギャルメンではなくカルメンでありたいもんです。

そこを目標としない日がいつかくるとしたら・・・。

たぶんフラメンコ道を引退します。私は、たぶん。


一緒にやっている80歳前ぐらいの? ババさまたちはスゴイです。
 
レッスン休まずに、病気もせずに、毎週通っているし。

「覚えられないわ、年だから。」と言いつつも、全部振付を覚えようとする。

わからないところは貪欲に人に聞いてくるし。

だから先生も、ババサマたちにもしっかり教えます。


彼女たちのこと、素晴らしいと思うけど。

私にはとても出来ないと思ってます。


あと数年? 踊りたい曲二つ、三つをとりあえず目標に。

消耗しっぱなしのカラダではあるけど、まだまだ鍛えるつもり!

体幹を、そして肩甲骨を。

今日は仕事しながら、タオルで肩甲骨体操頑張りました!


まだまだ進化するぞー。

OLEi!
 
天国に行ってきました [2011年09月25日(Sun)]


歌之助さんの高座、進化してます!

なんと噺の途中で、エプロンした噺家さんが登場。

実験が始まりました・・・。


「茶の湯」という噺ですが、私は初めてです。

噺の中に、まるでデタラメのお茶の作法が出てきますが。

やることなすこと、メチャクチャやるわけです。

お抹茶の粉がわからなくて、乾物屋で青ぎな粉?を買ってきて

炭を積み上げて、うちわでバタバタ、バタバタと扇ぎ始め

さらには、椋の皮を買ってきて、水に入れてかき回すと泡が立つ・・・

考えるだけで、恐ろしい「お茶」ですが(笑)。


椋の皮・・・。泡がたつ?

クエスチョンマークが飛び交う観客のために、なんと!

歌之助さんが、途中でその実験を始めたのですー。

ほえ?っとみんなビックリ。


椋の皮を二人でひたすらむきむきし、それをペットボトルの水に入れます。

そして歌さんがペットボトルを激しく降りますと。

泡がたちました!あっというまに。

客席からは大きな拍手が。

なんか、ひとつ賢くなった気がしますなー。


それにしてもなんでもアリの上方落語?歌之助?

毎回いろんな発見があってオモシロイです。

噺家さんとして、ひとまわり大きくなったような気がするんですけど。

オーラがでてきた? 少なくともあの顔芸は日本一だー。

いや、私の落語をみる目がちょっとずつ出てきたってことか。

手ぬぐいを扱う所作、などエレガント?で美しいと思います。

けっこう完璧主義なヒトなのかも、ですね。

がんばれー。


公演後は、打ち上げ会場の「天国」!へ移動。

そう、「天国」に行ってきたんです(笑)。


歌之助さんとも久々に楽しくおしゃべりできました。

歌さん、今でもいろんなところで、イタリア語落語のネタを使っているとか。

ちゃんとウケるそうです。嬉しいことです!

久々にイタリア語落語の一部をしゃべってくれたけど、素晴らしい!

なんという記憶力。みんなで大拍手。

いろいろありましたが、あのイタリア語落語公演、本当にやってよかった。

あれからちょうど3年たちました。楽しい旅でした!

こうなったら、やっぱり彼を世界に出したくなります(大いなるお節介!)

優しい歌之助さん、最後まで私の身体のことを気遣ってくれました。


そう、、、あまりに楽しくて、昨夜は禁断の酒に手を出してしまいました。

ちょっとだけならー、とか言って。

だって、飲み放題ふくめて2000円!この安さに頼まにゃそんそん、

ついつい飲んでしまいました・・・。天国は恐ろしいところです。

あっという間に頭ぐらぐら、フラフラ、すっかりヨッパライと化してしまった。


帰宅してからは、どーしようもないぐらい体調悪化。

熱も出てきて、また抗生物質のお世話に・・・。

おかげで日曜日をまた寝たきりですごすことに。ぎゃふん。


でも楽しかったからいいや!

笑うって、ほんとーにいいね。

ヒトが笑ってるのを見てるだけでも楽しいな、と思います。



アジョシ [2011年09月23日(Fri)]

あのウォンビン主演です。

韓国アカデミー賞受賞、2010年韓国映画No1大ヒット作とくれば。

観に行っちゃいますよね。「アジョシ」。見たのはちょっと前ですが。


アジョシ、というのは韓国語でおじさん、という意味です。

ウォンビンを「おじさん」というのは、あまりにかわいそう・・・、と思うけど。

キム・セロンちゃん演じる「ソミ」という少女がそう呼ぶだけなので。



天才少女、と韓国で評判のキム・セロンちゃん。まじ、うまい!


町の片隅で質屋を営む心に傷をもつ青年テシク。

お客以外に訪ねてくるのは、隣の部屋に住む少女ソミだけだ。
犯罪の匂いのするダンサーの母親と二人暮らしのソミは、誰からも相手にされず、
「アジョシ」と呼ぶテシクだけが唯一の友だちだった。

ある日、ソミが家に帰ると見知らぬ男たちが待っていた。
ソミの母親が組織から盗んだ麻薬を取り返しに来たのだ。組織の男たちはソミをさらい、
テシクを警察へのおとりにする計画を立てる。

この母親からして、臓器も売られるひどい殺され方。もちろんR指定されてます。



ま、内容は見ればよいので、はしょりますが。

けっこう内容がハードで、しかもこういう復讐劇、チャイナマフィアぽい闇系もの、に加えて
臓器売買のハードなテーマまで加わるので、客席は韓流ファンにとどまらず。

オバちゃんたちは、おいおい泣いていたけど、おっさんたちもうなってましたぜ。

なかなか面白かったです。

ふん、泣くもんか。と大丈夫サインを私は出していたけど。

最後、ちょーアブナカッタですー。のどがぐるっと泣きました。




これ、この鍛えたボディ、おみそれしました。

しっかりとトレーニングしたバランスのよさ。

ストイックですねえ。韓国の俳優は。



アクションもすごいスピード感があって、かなりのもんだと思います。


恥ずかしながら、ウチの家族は全員すごいミーハー族で。

すぐ上の姉は、もう10年ぐらい前かな?? ウォンビンのオッカケでした。
しかもハンパじゃないレベル。

それも、今や「マッコリ王子」 俺だけをみろ!のチャン・グンソクに心変わりです。

私が思うに、マッコリ王子より、ウォンビンの方が断然よいです・・・。

好みではないけど。認めるぞ!これはかっこいーわ。

34歳になったそうですが。今が旬かなあ。




ストーリー展開もスピードあるし、よだれたらして寝てるひまもありません。

辛い過去をもつテシクの哀しみと、ソミの「貪欲に愛をむさぼる」震えるような哀しみが交錯します。

そして、怒りに燃えるテシクは殺人マシーンに変身。ハンパないですぞ。


ラストシーンがたまりません。

「私の頭の中の消しゴム」の時のような、爽やかなあたたかい余韻を持って終わってくれるんです。

そこが韓国映画のすごいとこだといつも思います。

どんな重いテーマにも必ず救いが残される。笑顔で終われる。

うまい!ざぶとん百枚。


はー。

書きました。無事。

昨日の今頃は、高熱とあまりのみぞおちの痛みに死にそーでしたもん。

台風もすごかったけど、私はそれどこじゃない。

この月曜日から食事もほとんどとれずヤバかった。

今朝からなんだかフラフラしつつも復活しました。

会社でも大丈夫だったし、フラメンコもお月謝を持って行ってなんとか見学も。

一徹先生の、みんなをドヤす声を聴いていたら、なんだか眼球が一周?しました!すっきり。

みんなの一生懸命なレッスンを見ていたら踊りたくなったー。

(練習はあまり好きではないくせに)フラメンコがなかったら、私ヤバいなあ、と思います。


帰り道、駅ビルで売ってる食べものが全部食べたくなって、いろいろ買っちゃいました。

自宅でごはんを食べながらDVDを見たり。

こーゆうのが、もう今の私には奇跡です。嬉しくて涙が出そうになる。


よかった・・・。病院に行けばきっと入院、と言われてしまうだろから。

これで、明後日落語でも聴いたらもっと良くなるかな。


歌之すけん [2011年09月20日(Tue)]

「マルモ」と歌之助さんが合体しました。

とうとう載せてしまって、歌さんに怒られるかな。

友人のご主人が描いてくださった「歌之す犬」。シュールでしょ。

歌さん曰く、歌之助パパに似てらっしゃるそうです。


今日は「桂歌之助さん」の独演会のお知らせです。

久々です!歌さんに会うのも久しぶり。

是非、皆さん、笑いに出かけて下さいませ。


「桂歌之助上京 in 渋谷」 9月24日(土) です。

渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール。渋谷駅からすぐですよ。

18:30開場、19:00開演です。

出演はもちろん

桂歌之助 「悋気の独楽」ほか1席

(ゲスト)柳家小せん、春風亭吉好(前座)

料金は

予約・学生 ¥2,000/当日¥2,500

090-9310-2978(事務局) ksitam@gmail.com

台風やら洪水やら土石流やら放射能やら、

本当に最近の日本は大変だから。

笑える時は笑いましょう。


と書きつつ・・・。

さっきまで私は熱にうなされてましたー。

連休の終わりから今日にかけて、体調最悪。

もうずっと、身体はおかしいです。

今日は会社にいるころから辛かったけど、ゆっくり仕事させてもらえるので。

帰宅して、ベッドへかけこむなり、すぐ39℃をこえ、40℃近くなり。

痛みもあって、うなされまくり。涙ぽろぽろー。


妹が、「はやく抗生剤飲まなきゃ!」と電話で言ってくれて、

あ、そうか。抗生剤だ・・・と、もうろうとしつつ薬を取りに行きました。

抗生剤と痛み止めを飲んで、すーーーーと痛みが消えました。

みぞおちあたりの痛みです。

熱もまだあるけど、ずいぶん楽になったので、

梨をむいて食べて。おむすびを食べました!

ああ、、、天国だわ。 

最近、大好きなごはんをしっかり食べることができないです。

日本も地球もわたしも、なんだか重症?

早く、この台風が過ぎ去って、

避難されてる方がおうちに戻れるといいですね。


皆さん、とりあえずは土曜日!

渋谷で笑いましょう!






夏の終わりに [2011年09月19日(Mon)]

友人が素敵な小旅行をプレゼントしてくれました。

金曜日、いそいそと会社を出て、京急にのり、横須賀方面へ。

観音崎京急ホテル。

初めていく場所です。遠かった・・・。
ちょうど通勤時間だったから混んでました。

最近、週末はかならずといっていいぐらいぶっ倒れているので、
誘われた時は大丈夫かな・・・と心配だったのだけど。

出かけてよかったです!ありがとう、りこぴ。

翌日雨、、、という天気予報に反して、澄んだ青い空に、青い海。

とってもリフレッシュしました。

とにかく暑くて暑くて、日焼けしちゃったほど。

ずいぶん外に出かけてなかったなあ、ってつくづく思いましたよ。

夜はもうまっくらだったので、お部屋でつましくデリのごちそうを食べて寝たけれど、
波の音を聴きながら寝ていると、ハワイみたいだ、って夢うつつ。

海はいいね。

翌日は、となりのスパで長湯しました!

「眺望露天風呂」

目の前に広がる海と空を眺めながら、はずかしげもなく裸体をさらしました(笑)。

すぐ?目の前に、たくさんのタンカー船やヨットや釣り船が・・・。

見えちゃうんじゃないかな(笑)。

しかし、青い空の下、裸になるのは気持ちよい!

見たければ見るがよい、と思える爽快さ。

りこぴとかなり長湯しました。



お腹がすいたので、ランチは私がごちそうすることに!

スパの前にある美術館のレストランです。ここは穴場です!

外国のかたがお食事していると、ここはやっぱり日本じゃないなー、って。

なんだかホントに旅行してる気持ちになっちゃいます。

ガラス張りのお店からは海が見えます。




私が頼んだランチ。魚介の煮込みと五穀米!

美味しかったな。


りこぴが頼んだ、きのこのカルボナーラ。

見た目通りに美味しかったですよん。

サラダもグー。そして、デザートがすっごいグー。

幸せなランチでした。



二日間、ウソのように元気だったんです。

経理の仕事も少し進んだし、出来ずにいたハワイ島ツアーの作業もできたし。

久々に映画にも!

連休フルに元気だったらすごいな、と思っていたけど。
連休最後の今日は夕方から体調くずしました。

食欲もないんだけど、最近「梨」ばかり食べています!



これまた友人がお見舞いに、と地元名産の梨をたくさん送ってくれたのですが。

本当に美味しい!

私は梨が大好き。子供のころは中国地方に住んでいたから21世紀梨だったけど。

豊水もおいしいです。そしてデッカイ。


みんな、いつもありがとう。

3.11 A Sense Of Home [2011年09月15日(Thu)]

ミツバチのささやき。

この映画に魅せられたあの頃の私。

アナ・トレントは私にとって永遠の少女。



そして、それが東日本大震災につながった。

A sense of home 3.11世界からのメッセージ 


これはもともと、仙台の短編映画祭が、3月11日の震災により開催が危惧される中、
自分たちに何かできないだろうかと考えたプロジェクトだそうです。

カンヌの常連、映画作家の河P直美さんがその依頼を受けて始まりました。



「3.11 A Sense of Home Films」

世界中のさまざまな作家に、3月11日に発生した東日本大震災にちなみ、
3分11秒の短編映像を紡いでもらう、という画期的なプロジェクトでした。

HOMEをテーマにした「3分11秒のショートフィルム」に参加したのは総勢22名。
世界に名だたる監督ばかりです。

集まった作品は1本(約60分)に集約されました。




お寺のスクリーン!ボランティアによる手作りだそうです。

つい先日、9月11日に奈良県吉野郡にある金峯山寺にて奉納上映が実施されたのですが、
その後、東北地方など被災地・被災地近郊を巡回上映するのだとか。

私たちにも見るチャンスがあればいいなあ。

今夜、NHKの特集で何作か見ることができたけど、興味深かったです。


ビクトル・エリセ/Victor Erice:スペイン

河P直美:日本

アピチャッポン・ウィーラセタクン/Apichatpong Weerasethakul:タイ

ジャジャンク/Jia Zhangke(賈樟柯):中国

桃井かおり:日本

レスリー・キー/Leslie Kee: シンガポール

イサキ・ラクエスタ/Isaki Lacuesta:スペイン

ポンジュノ/Bong Joon Ho:韓国

チャオ・イエ/Zhao Ye (趙曄):中国

山崎都世子:日本

ペドロ・ゴンザレス・ルビオ/Pedro Gonzalez Rubio:メキシコ

アリエル・ロッター/Ariel Rotter:アルゼンチン

ナジブ・ラザク/Naguib Razak:マレーシア

ウィスット・ポンニミット(通称:タム君)/Wisut Ponnimit:タイ

ソー・ヨン・キム/So Yong Kim:韓国/アメリカ

ジョナス・メカス/Jonas Mekas:リトアニア

カトリーヌ・カドゥ/Catherine Cadou:フランス

スティーブン・セブリング/Steven Sebring:アメリカ

西中 拓史:日本

百々俊二:日本

想田和弘:日本



ホーム。home。

このテーマを、国境を越えたつながりにたとえた監督さんもいたし、
地球、自然、そのものだとした監督さんも。

そして誰もが「つながり」こそが、これからの自分たちに必要なものだ、と訴えています。


この大震災で、多くの方々がその「home」を失いました。

「今もう一度、誰もが“A Sense of Home”(「家」という感覚)から生まれる、“家族とは” “ふるさととは”“祖国とは” というものを再認識・再確認するべきこの機会に、世界中の人と考えてみたい。」

という、コンセプトで作られたプロジェクトだそうで、さすがにアーティストはすごいなあ、と。
凡人の私はうなるだけ。



が、私は反応しましたよ。

だって、スペインからは、なんとビクトル・エリセ監督が!


あの「ミツバチのささやき」を作ったヒトですから。

10年に一作ぐらいしか作らないと言われているのに…。




かつて、私の心をわしづかみにした天使!アナ!


「Ana,three minutes (アナ、3分)」 というタイトル。

うわー。本物のアナ・トレントが出演してるではないですか。

もちろん、あの頃から年をうんと取っているから、もう少女ではないんだけど。

舞台前の楽屋にたたずむ?女優(アナ・トレント)がノートPCにむけて語る、という設定?

年を重ねたアナが、どアップで。正面からまっすぐカメラを見つめているのです。

不思議な感覚だった。

あの、永遠の少女、のアナ・トレントが、福島の原発を語るのですから。

そんな日がこようとは、って感じですよ。

強いメッセージを感じました。さすがです。


この60分のフィルム、世界中で放映しないかなあ…。




変容 [2011年09月14日(Wed)]

トランスフォーメーション・ゲーム!(変容のゲーム)


中秋の名月、満月でした。きれいでしたねー。

ご心配いろいろいただきましたが、今週も元気に仕事をしています。

週末に寝込むのはほんと悔しいのだけど、でもよく考えたら、
平日は仕事を休むことなく元気でいられるのだから、神様、ありがとう、ですよね。

神さま、ありがとう。

これからの余生?とか、夢実現!の方向転換のことなど、じっくり考えることもできました。

やはり、強い想いというものは、思いこみに陥りやすい。
今いちど、立ちどまり、分かれている道を選ぶ余裕も必要だな、と。

昔の私は、暗闇の中にいたので、光の方向に進むしかなかった。
だから自然と今あるべき場所に導かれたのだと思っています。選ぶ余裕などなく。

それはいばらの道でも?あったんだけど、進むしかなかったから、とりえあえず進んでこれた!

今は、妙に落ち着いているから選択に躊躇しちゃうんでしょうね。これは私らしくない!
いばらの道を進む必要はもうないけど、私らしい選択をしたいものです。

今、生きている人、皆にとって、変容の時代なんだろうな、とつくづく思いますよ。

そしてちょこっと、思いだしたのは・・・以前トライした、「トランスフォーメーションゲーム」。
という名の、まるで人生の双六。

セラピスト仲間のみんなと(もう数年前のことだけど)楽しんだゲームです。

確か、ブログには書いていないので、今日はそれを書こうかな。覚えているかな。


「トランスフォーメーションゲーム」。なにそれ?って感じでしょ。

人生の「変容」をうながすゲームといいますか。実は私もよくわからんまま臨んだのだけど(笑)。

4人でゲーム盤?をマージャン卓みたく囲んでやるんです。
なんだか楽しそうでしょ?

北スコットランドのフィンドホーン共同体で生まれたものですが。
日本ではまだそんなに知られてないかもしれません。

「気づきと自己変容」のためのツールです。

個人の人生のシミュレーションや振り返りを促され、意識、観念、思い込みのパターンや
個人の美質に気づき、自己受容がなされ、変容へとつながる。っていう感じ?

最近、人気のエンジェル・カードは、このトランスフォーメーションゲームの一部なんです。

たくさん用意されているカードですが、自分に必要のないカードは本当にひかないという!

どんなことするのか、何がどうなるのかまったく無知な私だったけど、ゲームを進めていくにつれて、
なんとなくわかるようになりました。ファシリテーターという誘導役がちゃんとリードしてくれるし。

ゲームのはじめに自分の「潜在意識の封筒」を3種類のカードで満たします。

スタート地点はボードの中心にある天界(ソース)です。

ゲームをするうえでの自分の目標を決めます。
瞑想して、天使さんを呼んだ後、サイコロを振ります。

自分の「目標」に対する守護天使のカードをまずひきます。
私のカードは…。「パワー」と「真実」でした。

サイコロの数だけコマを進め、エンジェルマークのマスに入ると、この世にめでたく誕生!
みんなにハッピバースデーを歌って祝福してもらうんです。(けっこう恥ずかしい。)

いつまでも誕生できない人もいるらしいです。

最初は現実的な世界の「肉体レベル」を進みます。

次にリレーションシップの「感情レベル」、思考パターンの「理性レベル」、そして、

個を越えた先、「精神レベル」へ。

一人が次のマスに入るたびに、瞑想したり、感想を皆でシェアしたりします。

ほんまもんの?人生ゲームのようにサクサク進むこともなく・・・。とにかく時間がかかる!
誰かが生まれる度に?何度も歌わなきゃならないし。

私はですね、「精神レベル」をあらわす紫色のレベルへ 、意外にもスイスイと駒が進みました。

生まれてすぐに?肉体レベルを終了です!なにそれ(笑)。 
そして感情エモーショナルなレベルへ移行。

その後、あっという間に「メンタルレベル」からまたその先の「スピリチュアルな精神レベル」へ移行。

最後に「人生上がりのカード」が出ました。ありゃ。人生終わっちまったよ。

最初に用意した封筒の中の、「潜在意識」のカード。全部、次のレベルへ!と書いてあり。
最後の一枚には・・・。

「愛を込めて貴女のパワーを要求して、貴女は一瞬一瞬正直さと高潔さを示します。」
「専門用語を使わないで、自分自身をはっきりと表現することができます。」

ほえ?

ファシリテイターの方が、総括してくれました。

「メンタルカード(思考レベル)でユーモアのカードが出てましたね。これはすごいです。
思考は、とにかく複雑で難しい世界なのに、そこで「ユーモア」が出るなんて。初めてみました。」

さすがは、笑い療法士、ってか?

そして、潜在のカードが最後に出て、全部次のレベルへ移行のカードばかり、というのは、
目標実現の確率かなり高いですよ、と言っていただきました。

そ、そう?と、私はやっぱり良くわからないままで終了した記憶が(笑)。

このゲーム、参加の4人の相互関係も深く作用してくるのでは…。
誘導役のファシリテイターの力量とか人間性なども深く関わってくると思います。

ゲームの中では、あまり言いたかないような事を口にしたりとか。内面を吐露していくのだから。
話をするうちにこみ上げるものがあって、涙を浮かべる人もいました。

私は結構むき出し本能で生きてるせいか?そこまでは感情も高ぶらなかったけど。
こりゃ、ゲームと言えども侮れん、と正直思いました。さすがフィンドホーン。

「すっごく疲れたね。」というのが共通の感想。 エネルギーが動くから?

ゲーム好き、カード好き、楽しいこと好き、スピ好きには、十分楽しめるゲームだと思います。

人数集まれば、うちでやってもいいかな、と思います!


・・・。

読み返してみたのだけど、さっぱり意味がわからんね!
ごめんなさいですー。

ははは。

魔の週末 [2011年09月11日(Sun)]


黄色い花をテーブルに置いてみました。

今は元気な黄色がほしい感じ・・・なのかな。


今週末も寝込んでしまいました。

昨日は朝からぐんぐん熱が上がり、ベッドから起き上がれず。

仕事に行くつもりだったのもキャンセルして、

何よりつらかったのは、毎年楽しみにしているケアリー・レイシェルのコンサート。

ベッドから起き上がれないからには、あきらめざるを得ず。

哀しい・・・。 泣く・・・・。 さいあく・・・。

友人にチケットをあげることして。

自宅まで取りに来てもらいました(場所的に全く反対なのに)。

ケアリーの歌もフラも、とっても良かった、と喜んでくれたので、ひと安心。


今朝は、ちょっと気分がよいので、ウルヴェヒ・ゲレーロのCDを出して聴きました。

(悔しいから、ケアリーは当分?聴きません!)

ウルヴェヒ・ゲレーロは、ケアリィと共に長く活動してきた親友なんですけどね。

「天使の歌声」とも呼ばれる美声の持ち主。とにかく透きとおるような歌声です。

心にしみわたってきます!


しかし、ちょっと泣きごと。

この病気のせいでどれだけのモノをあきらめてきたんだろう、って。

寝てる間にうなされながら悔しくってたまらなくなりました。

フラも、フラメンコももっとしっかりやれる身体がほしかったです。


意識が正常に戻れば、ああ、それはそれで、仕方のなかったことだし、

そーいうのもいれて、丸ごと私の人生だから。

受け入れるしかない、って納得するものもあるんだけど。


たまには声を荒げて叫びたいですー。

くやぴー。

水平線の向こうから [2011年09月08日(Thu)]


「水平線の向こうから」 とてもよい絵本です。


なんだかとても読みたくなって、引っ張り出して読みました。

身体が辛い時、ベッドの中ではいろいろなことを妄想します。

このまま、もし死ぬようなことがあれば私はどうだろう、何を想いのこすかな、とか。

それとも、やるだけやったから、もうじゅうぶんだ、って?


そんなはずもなく。後悔だらけでしょう。


作者の堂園晴彦さんは、日本のホスピス(緩和)ケアの最前線を歩んでこられた医師です。

1500人を超える患者さんを看取ってきた経験をもとに作られた絵本なんです。


「死」という概念をまだ持たない幼い娘を遺して旅立たねばならぬ病気のおかあさん。

突然の別れにただひたすら涙をこぼし、悲しみにくれる幼い娘。

おかあさんは、亡くなる前に娘に自分を船にたとえて話します。


「おかあさんの船は、水平線の向こうに消えてなくなるでしょう。でもいなくなってしまうのではない。」

「死んでいくのも同じよ。いなくなるのではなくて見えなくなるだけなのよ。」


とてもとても哀しいお話なのに。透明感にあふれ、そして愛がこぼれてきます。

葉祥明さんのの優しい色使いに泣けてきます。


作者の医学博士でもある堂園さんのあとがき、心に残りました。


人は死が近づくと本当にやりたかったことに気がつく

しかし、それをするには残された時間が短すぎる

豊かな最期をすごすには

結局自分が本当にしたかったことをしたと思う人生をおくることである

死ぬことは不幸ではないが、不幸な死に方はあるようだ


いやー、まさにそう、本当にそうだと思います。

死にざまは生きざまですね。

やっぱり、自分らしくちゃんと生きていかなきゃな、と病床で熱くなりました。


それから、もう一冊。




わすれられないおくりもの


これまた、泣かされますよね。スーザン・バーレイさんの作品です。

主人公のアナグマ、イギリスでは最もなじみの深い動物、と書いてありました。

これまた、「死」をテーマにした深い絵本なんですよー。

「身近な人を失った悲しみを、どう乗り越えていくのか」


賢くて、いつもみんなに頼りにされているアナグマさん。

冬が来る前に死んでしまいました。

「長いトンネルのむこうに行くよ、さようなら。アナグマより」という手紙を残して。

悲しみにくれる森の動物たちは、それぞれがアナグマとの思い出を語り合ううちに、

彼が宝物となるような知恵や工夫を残してくれたことに気付いていきます。

そして、春が来る頃には、アナグマのことは楽しい思い出へと変わっていくのでした。


アナグマさんのごとく、生きて、そして死んでいきたいものです。

スプーンいっぱい [2011年09月06日(Tue)]


マヌカ蜂蜜、さっそく食べてみました!

朝、まずはスプーンで一杯です。


うん!美味しい。よかった・・・。

もっと薬っぽいのかと思っていたので。

これはオーガニック、というタイプのものなので、きっと食べやすいのでしょう。

妹や母親にはもっとしっかり薬用っぽいタイプのを送りました。


ヨーグルトにも入れてみたり、トーストにつけたりして、遊んでみたけど?

私はスプーンいっぱい、ってのが好きかな。


蜂の寿命はおよそ50日間。

一匹の蜂が、一生のあいだに蓄える蜂蜜の量は、なんと!

このスプーンいっぱい。なんだそうです。

こころして食べねば。本当にバチがあたりますね。


よし、明日から続けますぞ。


先日、珍しいスペインのはちみつももらったので、当分私は蜂蜜漬けかも。


今日は元気に一日を過ごしたよ。

もう大丈夫だと思います。


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