免疫力
[2024年09月08日(Sun)]
大学病院の帰り。久しぶりにお馴染みの町中華。
なんでしょう、、全然美味しくなかった、、
ショック、ショック。
八宝菜はびしゃびしゃ。雑炊か?
とろみゼロ。。まず。。
春巻き、前回は美味しかったのに!
春巻きに巻かれた具材が冷たいぞ。
しばらくここは敬遠しよう、、
どうも最近、ここ数日なんだけど痛みがひどい。
本番終わるまであまり痛み止めは乱用したくない。
とうとう、きちゃったかなあ、、終わりの始め。
とか、ついつい弱気になっていたりしたが。
でも不思議なんですよ〜。
大学病院の前日はフラメンコレッスンで、、
先生には朝連絡して、、今日は無理です、って。
痛みが強くて動けない〜、と。
でも、、スタジオについて、衣装着て。
踊れちゃったんですよ。ビックリした!
本当にそんな状況ではなかったのに。
ま、そういう事を、大腸内科の主治医に伝えたら。
意外な言葉が出てきました。
「それは間違いなく免疫力ですね。」
大腸内科の主治医は普段そういう話をしないので、、
驚いた。(消化器内科の主治医とかは否定する。)
「いや、だってノーベル賞とった先生、、えっと、
度忘れしたな、名前、、免疫療法の、、」
本庶先生のことかな、、
「免疫力は、必ず身体に作用するんですよ。
貴女のように、こんな状態でも食べられる、
踊れちゃう、 免疫の力しかあり得ない。」
皆さんはノーマン・カズンズ、ご存知ですか。
ちょっと調べたんですけど。
笑い療法を確立したと言われるジャーナリスト。
(アメリカ人です。)
カズンズは50歳の時に「硬直性脊髄炎」という
難病の自己免疫疾患(膠原病)を発症しました。
カズンズは薬に対するアレルギーがあったために
当時の一般的な治療を受けることはできなかった。
カズンズは知り合いであり、アフリカ在住の医師、
ノーベル平和賞を受賞したシュバイツアー博士の言葉、
「誰にだって体の中に病気を治す主治医がいるので、
「その主治医」をよく働かすことができればよいのです」
あるいは、ストレス学説で有名なカナダ人のセリエ博士の
「良いストレスは体の免疫機能を活性化する」という言葉、
それらを思い出し、痛みをこらえながら
喜劇映画を見て10分間お腹を抱えて笑うようにしたそう。
10分間お腹を抱えて笑うことによって、カズンズは
2時間の間は痛みを感じずに眠ることができたそうです。
「笑いを含めた積極的な情緒一般が
体に好影響を及ぼす」という彼の自説は
検査の数値にも現れたそうです。
愉快な小噺を聞く直前と、それから数時間ごとに
炎症を表す数値が継続的に下がっていたそうです。
日本では1994年に設立された「日本笑い学会」が
1時間の落語を聞いた後に、
炎症の程度を示すインターロイキン6の値に
どのような変化が起こるかという実験を行ったところ、
被験者全員の数値が実験前の半分以下になった。
(有名な話ですが、、)
私も一応、「笑い療法士」ですから〜(*´з`)。。
私の大好きな、筑波大学の村上和雄名誉教授は
「笑う」という刺激が脳に働き、
体を元気にするホルモンなどを作るように
遺伝子が指令を出したと結論付けました。
そして、先ほどの話に戻って、、
本庶佑氏のノーベル医学生理学賞を契機に
「免疫療法」「オプジーボ」という言葉を
私達も使うようになります。
「免疫を利用してがん治療に立ち向かう」
夢の話ではないんだよね。
日々の忙しさに、ほとんどの医者は
そういう事、後回しにしています。
ちょっと寂しいけど、、それも事実。
あ〜〜。それにしても、、シンドイ、、
痛いです、辛いです、、