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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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12月の続き。 [2024年02月07日(Wed)]
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入院中、何度か絶食させられますが。

時々、こーゆージャンキーなものが食べたくて。

一階のコンビニに買いに行きます。


今回はどのくらいの入院になるのかな。

お腹の腫れがとてもヒドイから、、

嫌な予感しかしない。。


では12月の入院の続きをば。

ある日、早朝のニュースを見ていたらね、、


残っていたグクとジミンが、、入隊したと。

BTSメンバーが全員入隊した、というニュースが。


彼らが7人で戻ってくるのは兵役が終わる2025年。

私、、自信ない、、(T_T)/~~~


もう会えないのかな、、てか会ったことないが(笑)

涙腺が突然崩壊して。一人で泣いてしまいました。

年が明けて、今は2024年。来年か。来年、、


が、、ほぼ毎日やってる血液検査の結果が、、

最悪なことに。

白血球が、、500しかないという。

普通の人は4,000〜9,000ぐらいかな。。


が、もうすぐ正月。母が待ってる。

二か月近く入院してる娘を泣きながら待ってる。


正月前には退院すると必死に訴えるが、、


「ヨキータさん、今、アナタはとっても悪いです。

今、一歩でも外へ出れば一発で感染してしまうよ。」


・・・(=_=)


輸血も入院中に何度もやった。

一晩中とか。だから眠れやしない。


でも、、数値は変わらなくて。

私とドクターの果てしない攻防は続く。


原因を探るため、たくさんの検査をした。

それもいろんな科で。


血液内科、整形外科、形成外科、、

そして精神科、、( *´艸`)


エコーにMRIに、、

整形外科は首を手術するとか言うし。


足が動かなくなったのが一番ショック。

ナースは、、杖を買った方がいいと言うし。

、、、( *´艸`)、、このままずっとこうなの?


シビレの原因を探るために、

処方された薬を一つ一つ、やめたり飲んだりして

チェックすると言われたが。。


もともと二種類ぐらいしかなかった薬が、

あっという間に10種類を超えるのもどうなの?


で。結局のところ。わかったこと。

シビレの原因も「薬」だった。

なんか腑に落ちない事だらけだったな。


いつものドクターが一週間留守していて、

代わりに来ていたドクターが、、

別室で話をしたい、と。

ちょっとショッキングな話もある、とか言う。


「要りまへんよ。そんなの。もうわかってるし。」

と、またかわいくない返事をするヨキータ。


夜、ちょっと涙が止まらなくて、、

担当ナースが寄り添ってくれました。


「聞いてみる必要があるなら頑張って聞こう。」

って。そう言うのだけど。。


そのドクター、時々流せない発言をする人で。

何の話をしてそうなったか忘れたけど、、


「断言してもいいですよ。

最期は家族と一緒に過ごした方がいいんですよ。」


そう言われたんだけど。そりゃ真っ当な話ではある。

でも、、断言する、

と言われてもですね。それはアナタの主観であって。


幸せなおうちに育ったんですね、と言いたくなった。

世の中には親に捨てられた子もいれば、、

身内の問題だったりとか。苦しんでる人もいる。


だから、真っ当な意見ではあるが。

「断言」できる問題ではないんですよ。


その他にも、、山口に帰ったら、

次はもうこの病院に来なくてもいいんじゃ?

と、スゴイこと言ってきた。どーゆー意味じゃ?


もう、大学病院では治療できない状態だから?

田舎の病院で十分な状況でしょう、と?


デリカシーのない医師、って最悪だよね。

言葉にデリカシーが全くない。

言葉って大事じゃない?


だから、この人に「これから辛い話をしますよ、」

そう言われて。はい、お願いします、とは言えん!


で、、思わず泣いてしまったけど、、

ナースにそう言われて、、朝起きると、、

もう、立ち向かう自分がいました。

なんか言われたら、言い返せばいいし。

(いつものように。)

でも、自分の置かれた状況から逃げても仕方ない。


ちゅうことで。いつもの小部屋、、告知部屋?に

医師、私本人、看護師、ソーシャルワーカー。


まあ、そんな深刻な話も思ったよりなくて。

難病〜癌の罹患、これまでのデータを使って、

全員に説明してるだけで、、全部知ってること。


多分、看護師、ソーシャルワーカーさんも把握してる。

彼女たち、とっても優秀だからさ。

時々医師の間違いを指摘してくれる(笑)


一度だけ、、ヘラヘラした感じで、、

(大事な話する時、身体を揺らす癖がある。)

後、一年かなあ、いや、六か月かな、とか言って。

ん?それ、私に残された時間てことか?

そんなヘラヘラした感じで話すのか?


「人の寿命なんて誰にも分りませんよ。」

と、一言。私が言って、終わり。


後は、女性三人でなんだかんだと楽しく話して

置いてけぼりのドクター。


痛みを抑える薬として、、これからは

「麻薬性鎮痛剤」を考えていく、と言う話題で


ドクターが、それそれ、それを山口に持って行けば、

と話に参加してきたのですが、、


ソーシャルワーカーが、、

「飛行機に乗るので、書類作成が必要です。」


と言ったとたん、、ドクター、、怖気づいて

やめよう、今回は普通にカロナールで行こう、と。

多分、書類作成やったことなくて面倒なんだね。


終わったあと、ソーシャルワーカーさんが。

ヨキータさんとちょっと話したいんだけどいい?

と、、そのままデイルームへ移動。


パンフレットを出して、、、

いろんな「療養型医療施設」のパンフ。


「緩和ケアーよりずっと入りやすいし、

追い出されることもないし、

部屋を借りるわけだから、ずっといられる。

食事もつくし、24時間の医療体制だし。

私はオススメします。ヨキータさんにあってる。

だってせっかく介護保険取ったんですもん。」


いつも手早くいろいろ進めてくれる彼女。

もう、そんなところまで、、、ありがたい!


「ご家族と過ごすのももちろんありだけど。

こういう形もあるって知ってほしくて。

別にご家族と住む必要もないんです。

自分の事を一番に考えよう!」

(あの医師の発言を知らないのに!)


ちょい、涙ぐんでしまった。

「母の事、、考えなくていいですかね?」


即答。「考えなくていい!自分を優先!」と。

今度はマジ泣き。


一緒に病室に帰りながら、、

「なんだかすごく楽しみになってきたな。

変ですか?死に場所を探してるだけなのに?」


「そう言ってくれたらとても嬉しい。

こういう仕事のやり甲斐になる!」と。


でもなんだかワクワクしてきて、、

見学いろいろ行きたいな、と言ったら、

まだ早いよ〜、って笑われた。


たくさん素敵な人に会えて、

皆で私のコレからを考えて下さって。

幸せな事だな、って改めて思います、、


そう伝えると、

「これもヨキータさんの人柄だと思いますよ。」

と、笑顔で言ってくれました。


緩和ケア専門看護師さんも力になってくれたし

担当ナースもいつも寄り添ってくれるし、

ソーシャルワーカーさんも、、


本当についているな、と思います。

パンフレット抱えて病室に帰りました。


いつも歩けなくてちゃんとしゃべれなくて、

でも、さっきは歩けたし、座っていられたし、

しゃべって笑って。いつもの私だった。

不思議ですよね。。


あ、そうそう。

好中球がガクンと減少してヤバかった原因は

シビレの薬が原因だったかも、と言われた。


ぜ、ぜんぶ新しく処方された薬の薬害じゃん。

薬に殺される〜〜〜。


12月の入院をちょっと振り返る。備忘録。 [2024年02月07日(Wed)]
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バルセロナの暮れなずむ風景。

なーんでいつもこんなにキレイなの?


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私の担当ナース。いつも気を遣ってくれて。


ヨキータさんが退院する日、私は夜勤なんだ、

良かった。会えないけど。だって泣いてしまう。


私への注意書きを何ページも書いてくれて、、

渡してくれました。イラスト付き。泣けるね。


幼なじみらとの豪快な飯ツアーが済んで。

一週間たち。11月の終わりだったと思う。


不測の事態が。


熱も出たっちゃ出たんだけど。

それよりも、、手足のシビレが。


夜になると、痛みが右足、左足、左手、右手、

なんだか知らんが、移動していくんです。

10秒ぐらいで終わるんだけど。。

それが妙に気持ち悪く。ブルっとする、、


段々、酷くなってきて、壁に足をぶつけたり。

ジッとしていられなくて。


カメ子さんや、他の友人にいつのまにか電話して

すごく辛い、シビレがくる、どうしよう、と

泣きながら訴えたけど、、困るよね(;・∀・)、、


熱が40℃に達したので、簡単な荷物を持って、

救急に電話したけど、、なんかすごく冷たくて。

「来るなら真夜中はやめてくださいよ。」

と、絶対許せない事言う男性の声、、


救急の意味をアンタ、知らねえな。

と思ったよ。全く、時々さ。こういうのいる。


で、やっぱ数値が高くて、、入院。

運ばれたのが、、男性と女性、共有の病室。


ま、それはそれで面白かったんだけど。

その部屋、テレビもないし。

当時タブレットも壊れていて?

何日の入院になるかわからんが、、

これは耐えられんぞ、と。


いつもの病棟に行きたい、と何度もリクエスト。

翌日、、無事にいつもの病棟へ移動。


知ってる看護師さん、、退院したばかりの私が

突然現れたので、、目をまん丸くして。

「よ、ヨキータさん!ヨキータさん!ヨキータ、、」

叫んでいたよ、、(;^ω^)


そして担当ナースもその日の夜勤だったので、、

夜、会えたのだけど。最初のひと言が、、


「上海蟹食べた?!ヨキータさん!」だった。

笑わせてくれるのう、、


手足のシビレについてもいろいろ考えてくれて

先生にも伝えてくれたんだけど。


担当がまたまた、、私の知らない若い先生で。

はあ、、また最初から??って。

このパターン、いい加減やめてほしいです。


そして、、その夜から、、マジで大変でした。

夜になると、、やっぱりすごい発作状態。

足がガタガタ震えるというか、、おかしくなる。


自分のベッドにいると、声が出てしまうし。

苦しいよ〜、シンドイよ、辛いよ、って。

他の3人の患者さんに申し訳なくって。


ナースコール押して、、車椅子持ってきてもらい

デイルームの椅子を並べて寝てみたり。

それでも足がバタバタ、苦しくて動いてしまい、、


ナースステーションの休憩室のベッドに移動して、、

また唸りながら暴れたり、、

大丈夫ですよ、と、ナースは優しいんだけど。


あの日々は本当に本当に辛かったです。

何が起きているんだろうって。


毛布をくれたり。それをけっとばしたり。

あったかいオシボリを何度も持ってきてくれて。


どの薬が良いのか、夜勤のナースが総出で考えて

痛み止めの点滴してくれたり。でも効かず。


すみません、ごめんね、と言うと、、

「全然大丈夫だよ。寝られないのは辛いもんね。

少しでも楽になるようにしてあげたいから!」

と、笑顔で、、(´;ω;`)ウッ…優しい、、


最後に飲んだ強い薬でウトウト。

三時間ぐらいは寝たけれど。。

でも、、副作用がひどくて。もう死んじゃいたい!

そう思っちゃうほど、その後、辛かったんです。


思えば、、その眠剤が私に合わなくて、、

好中球の数値が激下がりし、危ない状態になった。

そう言われました。後日。。


普段、眠剤、飲まないからなあ、、

いや、あんな辛い状況はもう勘弁だよ。


それからシビレが止まったわけではなく。

退院までずっと歩けなくなった、、

で、車椅子。自分一人で歩かせてもらえず。

それがまた辛いのよ、、(/ω\)、、


母親はいつ電話しても号泣するし。

車椅子乗せてもらって必死で電話しに行くのに。


一徹先生に連絡したら、、、

「お!行くからね!イヤじゃなけりゃ!」と。


で、、日曜日のレッスン終えて来てくれたんだけど。

日曜日はお見舞い不可で。。( *´艸`)

ナースステーションで、もめたらしくて。。


イジワル看護師さんがいるんだけど、たまたま

彼女が受付していて、、


病室に私を呼びに来たんだけどね。。

「今、なんか怖い人、きてますよ!

ホントは面会ダメなんですけど!」って、、


一徹センセ、、言われてるよ、怖いひと、って。

(笑)(笑)(笑)


ホントは15分だけだが、30分はいたかな。

私は薬の副作用で口の中が乾いてしゃべれず。


でも、、嬉しかったですよ。

高そうなチョコレートを差し入れてくれました。


そこへ、、たまたま担当のドクターが通りかかり。

私に気づいてやってきた。


一徹センセ、何て言ったと思います??

ビックリですよ。


「お、宇野昌磨!似てるって言われない?」

\(◎o◎)/!おいおい、センセ〜〜(笑)


ドクターはまんざらでもなさそうで、

退院するまで、宇野昌磨、って自らを呼んでいた。


そんな月影千草的な先生だけど、、、

「アナタはきっとすごい力を出して、

克服していくんだよ。神だよ、神!」


なーんて、私に言ってくれました。

いつも、アンタはすごいな、と褒めてくれる。


さてさて。シビレの原因がわからないってことで。

ありとあらゆる検査をする羽目に。。


血液癌かも、って血液内科の先生も来て。

病室で、骨を削って帰ったり(T_T)/~~~


整形外科では首と腰のMRI検査をして、、

首に癌の可能性あり、とか言うし〜。


1月のMRIでは、腰が怪しい、とか言ってたし。

なんか、、アホらしくなってきた。


ソーシャルワーカーさんがいろいろ考えてくれて。

「早く介護保険取った方がいいわね、

でも、住民票は山口なのね?そっか、わかった。」


と言って、、あっという間に、東京と山口、

両方にアクセスしてくれて。連携できるように。

マジで、あっという間の出来事。


私が何もしないでも、介護保険はすぐに取得。

ありがたいよ〜〜〜。


ソーシャルワーカー、若くてすごい美人さん。

そして話も早くて、めっちゃクール。

こんな人に生まれたかったなあ(笑)


でも、、彼女が決めてくれたケアマネさんも、

これまた優秀な方で。なにより人間性が素晴らしい。


私、なんだかんだ言って。ホントに恵まれてる。


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