上海蟹とTボーンステーキ。そして血小板。
[2024年02月06日(Tue)]

11月、12月、二か月も入院してましたが。
その間、一度退院して、、、
一週間ぐらいは確かフリーだった。
てか、幼なじみが東京に来るから、
上海蟹を食べる約束してるし、、
お願いだから退院させて〜〜〜。と
頼みまくったんだった。
もう駄目かな、と思ったけども。
なんとか退院出来て、、幼なじみと合流。
そして彼女らがいる三日間、、
食べたかったものを食べまくり。
「入院してる間、食べられなかったから、、多分、
いつもの私の半分ぐらいしか食べられないよ。」
と、伝えておいたんだけど。。
大丈夫よ、そのために私らがいるんだから!
任せて!と、大食4人組の結束。
が、、会食のあと、こう言われた(笑)
「もう信じない、アナタの言うことは。
心配もしない!普通に食べてるじゃん!」
と皆で大笑い。いや、私もビックリよ。
美味しいものは食べられるんだ!
つくづく、そう思ったもん。
上海蟹も美味しかったけど、、
いろんなものをオーダーしまくりました。
支配人みたいな方がオーダー取りに来て
普通、女性4人なら6皿ぐらいかな。
それ、頼みすぎですよ、と言われたんだけど、
結局、、ものすごいオーダーの数、、(;^ω^)
前菜の盛り合わせ(チャーシュー、ピータン等)
上海蟹食べ比べ。二種。
上海蟹あんかけチャーハン
小籠包、おかわり。
かたやき焼きそば
海老のマヨネーズ合え
から揚げレモンソース
ピータン、アゲイン。
北京ダック
上海蟹ふかひれスープ
杏仁豆腐
これだけ食べるのは、、
男性のよく食べる人ぐらいだねえ、
彼もビックらこいてた。
「退院してよかったーー!」
と、思わず叫びましたがな。
今日の上海蟹が一番美味しいそうです。
中国からくるんだもんね。
その前日は、、すっごく行きたかったところ。
ビステッカのリストランテ。
ビステッカだけでなく、前菜、デザート、
もうめちゃくちゃ美味しかったです。
退院祝い、そして手土産代わりに、と、
二日続けておごりです。ありがたい〜〜。
前菜がね。本当にイタリアの味がして。
これ!こーゆーのが食べたかったよ、と
友人らがうなりながら食べていく。
ピエモンテ州のプロセッコを飲みながら、、
前菜をつまんで満足そうな彼女たち。
毎日ワインのボトル4本は開けていたな。
悔しいぞ!私はいつもノンアルコール。
ジンジャーエールと炭酸水じゃ、、
ワインは必須だよ。半減だよ〜。
来た!Tボーンステーキ!!
ヒレにロース。
4人ならこのサイズ、と言われたらしい。
が、正直、足りなかった。
帰り道、、足りなかったね、と。
次、来るときはもう一個大きいサイズだね。
ふふ。流石は私の幼馴染。同じ事考えてる。
そして、、多分、ですけど、、
骨に残ってる肉をこそげとって?
それで作ったカルボナーラ。お、重たい!重厚。
デザートもすこぶる美味でしたが。
サイズもデカかった。
ピスタチオのアイスクリーム。
ブラッドオレンジのシャーベット。
ティラミス、プリン。
どれも極上。特にピスタチオ。
やっぱさ。「私の最後の晩餐」はさ。
お素麺だったんだけど、やっぱりさ。
Tボーンステーキにするわあ。
そして最終日が、、これまたイタリアン。
私はそこがとても好きだったし。
うちからも結構近いのですが。
マジ、本場の味なんです。うなった。
なんせオーナーシェフが、一人で回してる。
オーダー、調理、外回り、ソムリエ、、
時間はかかります。が、、
本当に美味しくって。泣きそうでした。
これが食べたかった!
トスカーナ、そのものの味なのよ〜。
写真はないのですが。。
この日も、オーダー多すぎると言われたが。
それはスルーさせてもらって(笑)
食べたいものはほぼ食べましたぜ。
サルシッチャ、ストラッチーノチーズのブルスケッタ
鶏レバーのクロスティーニ
マッシュルームのインサラータ
ムール貝ぷりぷりのペッパータ
(詰め物パスタ)アニョロッティ セイジとバター
馬肉タルタル
ゴルゴンゾーラ ロッソのトマトパスタ
アリスタマイアーレ 豚肉、でか!
プリン エスプレッソ
このプリン、、生まれて一番の美味しさだった。
100点のトラットリアだったなあ。。
みんなが来てくれて本当に良かったな。
私が支払いしたのは最後の日だけでした。
ごちそうさま!
突然、幼なじみが、、これからの構想を。。
ね、スペインのバスクに行きたい!
こないだ「世界ふしぎ発見」観てさ、、
ね、行こうよ。本気だよ。
そしてどうせならもう若くないからさ、
「エグゼクティブクラス」に乗って行こう。
私がステージ4って、わかってないのかあ(笑)
あの番組、私も観たからさ。
そりゃあ、行きたいよ!
「バスク」はとってあったんだから。
悩ましいっす。
三日間、幼馴染らと楽しく美味しい時間を過ごし
いっぱい笑ったのに、、その後の流れを書くと。
元気だし。軽い足取りで病院に行ったのだが、、
一か月ぶりの主治医。
「お腹ちょっと見せて、と
わー、腫れてるね。赤くなってる。
(で、CT画像を眺めながら。)
お腹の中、癌でいっぱいだね。」
それな。アナタが半年間見落とした癌だよ。
痛みを訴えてもスルーだったじゃん。
絶対に認めない、謝らない、そういうのが
大学病院の医師、、なんだろうね。
もう怒りさえ感じない、、ぐらい諦めの境地。
そんなことより、、なんと。「血小板」が。
半分になってた先週より、さらに半分。
もはや危険水域、だそうで。
いつどこから出血してもおかしくない、と。。
ホントは翌日から山口に帰る予定ではあったが。
「トンデモナイ!絶対ダメでしょ、それは。と。
せめて、地元の病院でさ、もしもの時に
輸血が出来るぐらいでないと。
紹介状なしでは、面倒見てくれないからさ。
教えてくれればいくらでも紹介状書くよ!」って。
山口行きは、、諦めました、、、
母親は号泣していたけど、、
その代わりに再び入院、てことに。ゲ。
荷物はもう実家に行っちゃったよ〜〜〜。やばい。
航空券もキャンセル、、
私はそんな状況にまできてしまったか、、
血小板、上がって下さーーーい!!!
でもね。その後、主治医が分厚い紹介状と
なるべく新しい映像類を全部コピーしてくれたのに。
お正月に地元の大きい病院に問い合わせたら、、
受け取らない、とか言われたぞ。
具合が悪ければ救急に来てください、その際に
紹介状を提出してください。って。。
せっかく最近のデータをまとめてくれたのに。
何か月も後だったら意味ない、全然なーい!
田舎の病院てそんなもんなのか?って。
主治医には恥ずかしくて言えなかったです。。