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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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エプロン [2020年06月04日(Thu)]
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母と母の茶飲み友?の行きつけの喫茶店。

カフェ、と呼ぶより「喫茶店」。レトロさが良い。


お勧めされて頼んだコーヒードリンク。

とっても美味しくて驚いた〜。

パスタもホットサンドもハズレなし!


とっても美人のオーナーさんなのですが、、

母たちに連れられて初来店した日、

オーナーさんが私を見てハッとした表情になり。

カウンターから見つめられてて。


パスタを運んで来るなり、、

中学で一緒でしたね。私の1学年上、ですよね?と。


。。(・o・)、、全然わかりまへん。。


彼女が言うにはですよ、、このヨキータさんが、、

当時、皆の憧れだった、と。(☉。☉)!

なんでも出来て、ドーとかコーとかで。憧れでした。

今、入ってこられてすぐわかりました!と。。


あ、それ、誰かときっと間違えてますよ、と答えたが。

あり得ないもん(笑)(≧▽≦)


私、皆に憧れるタイプでもないし、その反対で、、

毎日、職員室に呼ばれて厳重注意連発の問題児でした。


、、私に憧れるヤツがいるとすれば、、

サイコパスの模倣犯(笑)。ヤバ〜(笑)


なんだか暑くなりましたね。

もう6月!!!


最悪な4月5月が抜けて、、ちょっと息ができる、感じ?


こないだの日曜日のことです。


黙々と朝食を食べる母。

直ぐに精神状態良くないんだな、とわかります。


5時前から起きていた、というので。。

またまたいっぱい、色んな事考えちゃったんでしょ、

と、うっかり誘い水?的な言葉を、、(-_-;)


よくわかったな、と顔を上げて喋り始めた母。


ずーっと考えて。あんたに聞きたいことが、と。

怖い恐いコワい〜(ꏿ﹏ꏿ;)!!


東京に行くのが嫌なら、ここでずっと住めばいい、と。

地球も吹っ飛ぶ、びっくりポンな問いかけ!!


わ、わたしは焦って。言い方少しでも間違えると

母のミサイルが暴発しますんで、、、


とにかく、、東京でもっと頑張りたい旨、伝えて、、

まだやりたいことも残っていると。決して嘘ではない。


そうか。。と、母はジーーっと聴いてました。

いつものように過激に、、興奮することもなく。


東京でハツラツと楽しく頑張りたいなら、、

それならすごく私は嬉しいよ、と。母が。。


大学病院の予約の前日ギリギリに航空便予約入れるから

よっぽど東京に帰りたくないんだな、と心配になって。

東京帰るのがイヤなんかと思ってな、と。

仕事のことも不安やろう、と。


そ、それはまんざらハズレてないぞ、母ちゃん(笑)

仕事は、、実際どーなるか微妙だわさ。


「今朝のお母さんは、言ってることもしっかりしていて

こうして向き合って話もできるけど。

ここ数週間のお母さんは、、そうじゃなかったよ?」


だから、ギリギリまでそばにいよう、そう思っただけだよ。

東京に帰るのが怖いわけじゃない、と伝えました。


そうやな、、そうやもんな、、

最近、わしは普通じゃないからな、、と。


・・・自覚はあるみたいだ。。


でも、、東京に戻るとして。

何かが、、ひょっとしたら何もかも!変わっていて。

これまでのように生きてく意義を見いだせるかどうか。


、、コレばかりはわからないよね。

コレまでの世界とは一変したんだし。


東京にしがみつく理由はもしかしたら無くなるかも。

今はまだ答えは出ませんね。


そして、、いろんな意味で、この育ってきた街は、、

とてものんびりとしてて良いトコロで。

コロナ禍にあっても、ギスギスもせず。。


でも、、私にはやはり、、いろんな意味で、息が詰まる。

呼吸しづらいといいますか。。


ま、ともかく!母とのこの2ヶ月半の格闘と学びは

人生において省略不可なものだった、と、断言できる。

ブログに書けないことのほうが多かったけど。。


母との逃げ場のない3密な世界。壮絶過ぎたが。。

コロナの自粛時間がなければ出来ないことだったな。


そんな会話で始まった長い長い、日曜日でしたが。

なんと母は、、エプロンをした!!超久しぶりに!


もう随分台所には立っていない母が、、

もう料理は忘れたし、作りたくない、と言ってたのに。


何十年も使ってきたボロボロのエプロンをして、、

一品だけ、、作ってくれた!!


泣きたいほど嬉しかった。゚(゚´Д`゚)゚。


エプロン姿見ただけでも嬉しいよ!と言うと。

そうか、と。


きっと、、多分ですが、、

ヨキ子さんがいなくなってもやっていける、アピール。

泣けてしまうわ、、、


苦しくて哀しくて心の臓が押しつぶされそうだった日々。

きっと忘れないと思う。

もしかしたら、「宝もの」のような時間。


苦しみもがく母に少しだけ寄り添えた、そのご褒美。

母との3密の思い出となるでしょう。


これからどうなっていってもね。。。


はああ、、マジでどうなっていくんでしょ。(~_~;)


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