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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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生かす。 [2017年03月28日(Tue)]
IMG_17135B15D-41543-thumbnail2.jpg



先日逝ってしまった友人が、、、


皆を引き連れてフラメンコを観に来てくれたのは。

昨年の4月。まだ一年もたっていないのです。


このハデハデな応援ウチワを開演前に皆で作って。

これを振って観客席から応援してくれた!


その中の二人が、、、もうこの世にいないのです。


そして。この春。数日前ですが。

この三月にまた一人,,,


大事なお友達が、、逝ってしまいました。


末期の膵臓癌と診断されて4年。


あの日のこと、鮮明に覚えています。


手術は出来ないだろう、と言われていた私と。

手術を目前に控えて、

意気揚々と前向きな笑顔を浮かべていた彼女と。


たまたま同室だったわたしたち。


立場が逆転したある日の午後。


転移がわかり、手術は不可となった彼女。

手術、大丈夫かも、と希望が出てきた私。


天のいたずら?


時間を忘れておしゃべりをしたのはたった一晩。

たった40分だった。しっかり覚えています。


お互いの話を聴いたり、治療の話をしたり。

二人とも踊りをやっていて。

病気だけど前向きで。とても通じるものがあり。


これからの大変な状況は変わらないけれど、、、

頑張ろうね!と笑顔で。


それからも、ずっと。お互いを励まし合ってきました。


入退院を繰り返しながら、、私たちは頑張りました。


その夏は、退院直後のボロボロの、やせ細った私の、

「ラ・ヴィダ・ブレーベ」(儚き人生)の踊りを

観にきてくださり。


踊りは、、体力無くてボロボロだったのですが。


アナタのパワーはすごいよっ!と、

正中線(体の真ん中を垂直に走る線)が通っていて

まっすぐだったの!、と、、、

太極拳の名手だった彼女はそう絶賛してくれたんです。


その後、会うたびに褒めてくれたっけ。。


彼女はその後決してあきらめることなく!

ありとあらゆる治療法を取り入れて。


厳格な食事療法から、漢方。サプリ。太極拳。

もちろん抗がん剤。

ストイックなまでに。しっかり向き合った。

だからこそのこの4年間があったのでしょう。


最後に会ったのは、、昨年末です。

彼女はクリスチャンとなり。

牧師さんの祈りに救われ。


心穏やかで生を全うしているのがわかったし。

ますます笑顔は優しく輝いていました。


全てを受け入れる。そんな潔さが感じられ。

凛とした表情に、柔らかい眼差しに心打たれました。


ヨキータさん!会いに来てくれたの!って。


二人でおしゃべり炸裂。

もう時間が足りなくて足りなくて。

会えなかった時間のいろいろを報告しあった。


顔には黄疸が出ていたし、すっかり細くなって。

最期のときはそう遠くないのかも、、と。

胸が詰まりました。


彼女は友人も多く。家族の愛に包まれて。

きっと最期の瞬間まで笑顔だったのだと思います。


なんというか、、、


戦友が居なくなってしまった、そんな感情があります。

とても寂しい。


でもよく頑張ってきましたね!

本当にアナタは素敵でしたよ。


そう、伝えたいです。。。


この春は、、本当にお別れが多すぎて、、

なんなのでしょう。


私たちも皆、そうです。

今の一瞬一瞬とその度にお別れするのだから。

時を大切に刻んで行きたい、そう想う今日この頃。


日曜日のNHK大河ドラマで。。。

小林 薫さん演じる 菩提寺の住職が、、

毎週、とても素敵な言葉を紡ぐのです。


幼なじみであり、そして一生をかけて愛した

亀之丞を失い、、(三浦春馬がこれまたよい)


柴咲コウ演じる主人公・井伊直虎は悲嘆にくれ。

その恨みをはらすべく、槍を振り回すのだけど。


同じく、哀しみに打ちひしがれる和尚が言うのです。


「死んだものは還ってこない。されど、

死んだものを己のなかに生かすことができる。

偲ぶことで。 ならうことで。ならわぬことで。」



血を吐く想いで和尚が直虎に告げた言葉。


おのれのなかで生かすことはできる。


そうやってまだ故人も新たな生を授かる。


自分もまたそうしてもらえる人間になるよう

まっとうな人生を歩かねば、だな。




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