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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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3333 [2015年07月23日(Thu)]
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岩国で買い物をした時。


レジで支払う際に、、驚いた。


「3333」¥¥¥


これは、、、何かの予兆か。

今のアッシにそう、いいことありそうにないし。


なんだろ、なんなんだよ、、、この予兆。

と、一瞬だけ感じたのだけど(笑)。


忘れていたよ。


げ、、


その数時間後に、母が下血したーーーっ。


ま、そんなん、信じないけど!


特定疾患申請騒ぎで、市役所と保健局を走り回り。


その翌日は、、、断捨離騒動。

先日も書きましたが。母の、、50年分の?断捨離!!!


疲れたけどおおお。


いい作業だったよ。私にとっても母にとっても。


母ちゃんの衣類がとにかく、要らんものであふれてる。

誰も手を付けられない禁断の聖域(笑)。。。


母はその昔、太っていた、というか、体格がよかった!


70キロを超す体重、歩き方も貫録たっぷり。

恰幅がいい、っての?(笑)


その母ちゃんが、、、病気をして痩せて、

一気に普通サイズに近づいてきたから驚き。


しかも当然ながら、年よりの痩せ方だから。。。


洋服もねえええ。今までのが全然着られないわけだ、、、


私も10キロ単位で減ったり増えたりするからなー。

洋服ってホントに捨てられないのです。


去年までダブダブだった洋服、今年はピチピチだからねえ。


母の場合はもう、70キロ時代が戻るとも思えないから。


一気に捨てさせてもらいました。


一枚捨てるたびに、思い出が、、、(笑)(;一_一)、、

母の口から語られる。


そう。年寄りは、、思い出話が好き。


これはあのお祝いの時にきたものだ。


あの時は本当に楽しかった、、、

あの時は誰それがどーだった、などと(笑)


進みやしねーーー(>_<)。だんしゃり!


それでも一番デカイ段ボール、ふた箱分!!!


「赤すぐネット」に送りました。

ワクチン、何個になるんだろ?♪♪


母もさすがに、、、サッパリしたようで。ご満悦。


思い出も、、記憶に残るものが少しあればいいのよ。


捨て去っちゃっても。

きっとそれはいつまでも残っているはず。心の中に。


(と、私は自分にも言い聞かせているズラ。)


全てを終えて、、、母は何を思ったか、、、


数年前に私がまとめた母のアルバムを開き始めた。


先日、見つけて眺めていたら、、、

涙がとまらなかったそうで。


おセンチですな。最近。

もう人生を振り返る時期に入っているのでしょう。


こんな風にまとめてくれて感謝してるよ、と、、

また私にくどいほどの御礼を、、(@_@;)。涙をためて、、、


おいおい、よしておくんなさいよ、、、

(^_^;)。。。


私は母を連れて、ヨーロッパに二度行っています。

デパートの優待旅行だけど、、、


20年前のことで。まだまだ母は健脚。

好奇心旺盛で。歩く歩く。


北欧のデカイ城なんかも、先頭に立って歩きまくっていた。


今じゃ信じられません!その後両足の手術をしたことおあり。

ずっと足を引きずって歩いているので、、、


母はパンが大好きなので、、

一度も「ご飯が食べたい。」と、言いませんでした。


イタリアで見つけた「塩パン」が大のお気に入りで。


今では日本でも流行り始めて。

よく買ってあげるけど。


あの時の味には及ばない、と言ってる(笑)。


どの国に行っても、

その国の一番美味しいものを食べたい!と貪欲で。


すごいな、、、流石は私の母!!!と、、(笑)。


「どこの国のどの街が好きだった?」と、聞いてみたくなり。


意外な答えが返ってきたんです。しかも即答。


「ヴェニスが好きやった!!!」 


へええ。どこが良かったの???


「運河だね。」 


運河の水がホテルのある一階まで迫りくる時に高揚感を感じたと、、、


思いもよらぬ詩的な感想(笑)。マジですかあ。


思い出すよ。


ヴェニスの運河にかかる橋、橋、橋。


母は嬉しそうに渡っては

目に飛び込んでくる新しい街の風景に興奮していた。


運河のほとりの隠れ家レストランの、、


長ーいひたすら長い夕食にあくびをしつつ。

やはりパンにがっついていたっけ。


わー。どんどん思い出すんだけど。

私も年寄りか(笑)。


パリのロアール地方にバスツアーで行った時はね。


休憩時間に。お髭の生えた運転手さんが、、、


どこからか可愛らしい小花を摘んできて。

一番前に座っていた母に、差し出した。


そう。母はモテモテだったのでした、、、(*^_^*)

離婚してからは、自分が男になって働いていたから。


女性扱いされて、天国にのぼる想いだったのでしょう!


そんな話をしている時の母は。


あっという間にタイムスリップ。目がキラキラしてたし。

で、やっぱり涙ぐんでた。。。


やばい、、、


まだまだ、母には新しい思い出を作ってもらわんと。


困ります、、、








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