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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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涙のアップルパイ [2013年04月28日(Sun)]
130427_170732.jpg


美味しいアップルパイ(#^.^#)。

アタシ、さくさくっとしたアップルパイ大好き。


退院した昨日、たまたま、大学に通う長男くんの三者面談で妹が上京。

私はいそいで、病院→自宅に移動、荷物を置いて新宿へ!


甥っ子とは挨拶で終わったけど、妹とはその後お茶をしました。

ルミネ2のHandobakeだっけか?

私は早速甘いものが食べたくってですね(笑)

美味しそうなアップルパイとキャラメルティー。


しかし、連休初日ですごい人です、、、

嫌になります、さっそくシャバが!


妹は再来月、広島のライブハウスでフラメンコ踊るそうです!ソロで。

すごいなーーーー。


彼女のエライとこはどんなに仕事が忙しくても夜中まで仕事してても、

必ず練習を毎日すること。

病院のリハビリルームには大きな鏡があるから、うらやましいです。


「ヨキちゃん、もちろん8月の発表会は出るつもりよね?」

と、核心をついた質問をしてきました、、、ギクっ!です


「いや〜〜〜、どうかな、、、まだお腹をたくさんのばせないし、痛いし。

あげくに、五十肩もまだ6割残ってるしさーーーー。」


と、できない理由をたくさん挙げて、、、、


「難しいかもしれない、みんなもう振り付けほとんど終わってるし。

覚えるだけでもう夏、って感じかもだし、、、。」


毎年できあがった踊りを踊れてますか?あんた?って、言われそうですが。


それでも今年はさすがに、わけがちがう。

なんせ、ズタズタに切腹しているうえに、ラビダという難曲。


納得できる踊りができるか?つうたら、3割程度に終わるんじゃないかと。

それがたまらなく嫌なんだと思う、、、

無様な姿をさらしたくないと、、、


参加することに意義があるのか、どうなのか、よくわからんけど。

練習しない割にプライドが高いアタクシめ。

ヘボいフラメンコを踊る自分を許せないのでありましょう。。。


妹にその後たくさん説教されました、、、



粉砕骨折したときにも、ギブスして踊ったヨキちゃんはかっこよかったよ!

よくあんなに何事もないような顔して普通に踊るな!って涙がでたよ!

今回もできるに決まってるじゃんっっっっっっっっ!

先月までお腹に管が三本!三本!だよ、三本ぶら下がってたヨキちゃんが

やっと今週全部なくなったんじゃん。

すごい回復力だって先生も言ってるじゃん。


あの手術した後の苦しみ、、、私は涙なしで見れなかったよ、

あの傷だらけのお腹にチューブをたくさん繋がれて。膿を出して、胆汁をだして、

あんなひどいことになってたのに、耐えてるヨキちゃんを見て

すげーな、すげーな、って私は何回も泣いた!感動した。


あれから、私も変わったし、病院で職員を叱る前に今一度冷静に考えて、

彼女たちのことをしっかり考えてあげれるようになって、

そしたら、職員たちの仕事に対する熱意がハンパなく向上して、

私は本当に感謝してる。ヨキちゃんに。


だから!ゼッタイあきらめたらダメ!絶対踊れる!


そう言いながら妹は涙をだらだら流し始めたので、

私も一緒に泣き始めて、アップルパイを挟んで、二人でおいおいと号泣。


周りはふつーに休日を楽しむカップルばかりだったから、異様な光景だったはず、、、


そうだね、、、今年は「だからこそ」諦めたらあかんのかもね、、、

人に見せるため、じゃなく自分のために踊ればいいのかもね。。。


本当に辛かったんだよね。

私が苦しんで辛くて、病院でヒーヒーいってる間に、

みんながどんどん練習していく姿を想像して、、、


と、書きながらまた泣いてる私だけど。


それから妹は、私の気持ちを盛り上げるために、お世辞作戦にでた。

ロメラはどこがよかった、とか、

アストゥリアスは圧巻だった、あの後ろ姿、とか、

いや、あのガロティンはまだ超えられないね、とか(笑)!


うちの姉妹ってホントおもろいでしょ。

主治医のお墨付きです、漫才姉妹。

ありがたいです、、、


人間はなんで繰り返すのか。(一般論にすりかえてますが)。

これを乗り越えたら、元気になりさえすれば、

もう生きてるだけで充分!

普通で充分! それだけで充分!

ついこないだまでは確かにそう思ってた。


こうして身体から異物が消えて、(体内には残ってるけど)

美味しいものも食べられるようになると、忘れてしまう。。。


これからなにか良いことあるのかな〜、ってため息つく自分がいる。


以前のような、思い付いたらエンジンふかし、地球の果てまでも!!

という私ではなくなった、のがすごくわかるし、、、


1日1日を感謝しつつ楽しく大切に生きていけば、なによりの喜びだ、って、

そう思える私になっている予定だったのに!


まあ、、、まだ復活間もないので、あせることもないけどね。

今までの自分の生き方や考え方にしばられず、今一度、考えてみようと思う。


「生還した私」はこれからどう生きていきたいのか。

今までの夢を捨てることになってもそれはそれで。

とにかく、今の自分に正直でありたいね。


とりあえずは、フラメンコ!

振り付け覚えるために連休はがんばるか、、、




再びシャバへ [2013年04月28日(Sun)]
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今朝の採血結果もばっちり。

無事!退院しました。


退院間際、二日前に入ってきた女性と長話になり、、、

彼女は昨日咽喉の手術が終わったばかり。

お互いにハワイものバッグやコップを持っていることに気づき。

私から声をかけたのだけど、彼女も雑誌を貸してくれたり、、、

とても感じのよい、そしてとっても美人なハワイフリーク。


もう支払いも済ませて、バッグを作り着替えも済ませ、

はよ、帰れよ、って感じの私なんだけど(^^;)、


ハワイの話をするのは楽しくて、情報交換したりとか…(^.^)。

予定を1時間近く超えてしまいました(笑)。


なんと、、、彼女は数年前までこの大学病院で看護師をしていたと…。

こんな笑顔の素敵な看護師さん、私ならホレちまうなあ。


手術間もない彼女が私のキャリーバッグをひいて(笑)

外まで見送ってくれました。


マンションに帰ると、、、

玄関先に大家さんがジャスミンを飾っていました。


うーん。素敵!
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