星の航海師
[2011年11月23日(Wed)]
星の航海師、という本が大好きでした。
読み進むうちに胸がたかなって久々の感動を覚えた、記憶があります。
今は絶版になっているようで・・・。
とはいえ、ホクレア号は日本にもきたし、
ナイノア・トンプソンは「地球交響曲」にもでたし。
知っている人は知っているだろうし、知らん人は、なんやそれ、でしょうね。
風の声を聴いて、波の手綱を引き、海の道を見つけ、星と対話する男。
ナイノア・トンプソン。
かっこよいです。
彼はハワイ生まれの遠洋カヌー航海師です。
海図、羅針盤、磁石など一切の近代器具を使わずに、
五千年前のポリネシア人と同じ方法で太平洋を航海し、
自分たちの祖先が高度な技術と精神文明を持っていたことを証明したひとです。
古代ポリネシア人が星を読み、南太平洋を航海したという伝統航海技術 。
それが星の航海術!
実際に航海した「ホクレア号」は、当時と同じものを再現した双胴型カヌーです。
1976年にハワイからタヒチへの初航海が行われました。
私は、なぜだかこういう話がすっごく好きです。
泳げないくせにね・・・。
ポリネシア人が南太平洋からハワイへとカヌーで渡って来たならば、
初めて踏みしめた土地は、ハワイ最南端、サウス・ポイントだったかもしれません。
そんなロマンを胸に、いつかサウスポイントには足を運ばねば!と。
堅く誓っていた?私なのですが。
そういえば・・・。
たちあげた事業の屋号、「ナウティカ」。イタリア語で「航海術」という意味なんです!
これまた偶然?
だって、最初、音で決めたんだよね・・・。
名曲、「風の谷のナウシカ」を鼻歌まじりに歌っていたのだけど、
サビのところで、かんじゃって・・・。
「風のたにのお、ナウ〜〜〜ティカ〜〜??あれ?」
あら、ナウティカって、かわいいな、って思って意味を調べたら。
なんとイタリア語じゃん、、、と、一発で気に入りまして。
これは星のお告げかしらーーー。
ま、そりゃどーでもいいんだけど。
サウスポイント!
そんなわけで、思い入れ、ありありでしたー。