CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


プロフィール

ヨキータさんの画像
<< 2019年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
月別アーカイブ
カテゴリアーカイブ
最新記事
リンク集
https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/index2_0.xml
アダムズ・アップル [2019年11月07日(Thu)]
60fd942b29b284f1.jpg


あまり、知ってるひとはいなさそうな映画を、、

レディースディに観てきました!


アダムズ・アップル


アダムの林檎、ですよね。


旧約聖書の「ヨブ記」、アダムのリンゴの寓話をベースに、

北欧の至宝、 マッツ・ミケルセン! 鬼才、 イェンセン

北欧の最強タッグが仕掛けるダークで奇矯な感動作。



狂った人々と、北欧と、、

私の大好きなキーワード!観ないわけにはいかない!


人生の道標を見失い、壊れた人々が集う田園の教会。


が、この作品の舞台となります。


ストーリー:

ある日、仮釈放されたスキンヘッドの男アダムが

更生施設を兼ねる田舎の教会へ送り込まれてくる。

指導役の聖職者イヴァンは快く迎えるが、

ネオナチ思想に染まったアダムは神も人の情けも信じていない。

目標をイヴァンに問われたアダムは、

「庭のリンゴを収穫してアップルケーキを作る」と適当な答え。

しかし、この教会はどこかおかしい。

同じ境遇にあるパキスタン移民のカリドとメタボ男のグナーは、

更生するどころか暴力とアルコールに蝕まれている。

聖職者のイヴァンですら過酷な現実から逃避し、

妄信的に神を愛することで自分を守ろうとしている。

アダムは執拗にそんなイヴァンの自己欺瞞を暴こうとするが、

アダムのアップルケーキ作りを妨害するかのように

奇怪な災いが次々と降りかかる。それは悪魔の仕業か?

それとも神が人間に与えた試練なのか...。






この映画、「ヨブ記」がキーワードとなりますが。。

さすがに旧約聖書のこととなると、わかりません、、

そこで、、ネットからちょい拝借。読んでみました。

勉強になりますねえ。。。




ヨブ記とは、


サタンと神様がヨブの信仰心を巡って試練を与える話。

サタンが神様にヨブの信仰心は物欲から来ているので、

彼から資産を取り上げたら信仰心はなくなるはず!だと。

が、しかし。それでも信仰変わらず。

今一度肉体的な苦痛を与えてほしい、とサタンが神様に懇願。

その許可を得る。結果、ヨブは皮膚病に。

周りから遠ざけられるも、友人が心配して3人やってくる。

彼らは、ヨブを見て、何か行いが悪かったからだ!と。

神様がそれを見て友人3人を怒り、ヨブの信仰心を褒め称え、

資産を2倍にして幸せにしてあげるというお話。だそう。


へえええ。



そうだったんですね、、初めて知ったですわ。

そうなると、、この映画の見方も、、変わりますね。


ということで、、この映画を観た感想としては、、

全てが理解できたわけでは、たぶんないけどね(*´Д`)


なーんか、好き。こーゆう世界観、やっぱ好き。

ブラックユーモア!と言っちゃえば、そうなんですけど。


基本、悪党の集まりですから(*´з`)、、、

銃でガンガン、カラスやら人間やら撃ちまくるシーンもあり。


でもね。即死やろ、!って撃ち抜かれ方してんのに

誰も死ななかったな^^(笑) 普通に歩いてた( ゚Д゚)


温和そうな神父のイヴァンが悪人アダムに振り回されて

更生させていく、そういう話?かと思うじゃん?


ところがどっこい(笑)、その反対だった〜(笑)


640.jpg

圧倒的に不幸な人生を送っている聖職者イヴァン。

根っからの悪党と豪語するアダム以上に病んでいる。

彼が背負う不幸、それは彼の信仰心を試すために

これでもか、これでもかと神が与えた試練なのか。

そう、ヨブのごとく。


とにかく、もー、いろんな人に殴られっぱなしで

イヴァン神父の顔がどんどん変形していくので。。。

お鼻が特に、、すごいことになって、、アーメン。


368176_008.jpg

なんだかね、あまりにこの教会のメンツがヤバいんで

悪党のはずのアダムが、妙に正常で、真っ当な気がして。

不思議な感覚に陥っていきます(笑)


イヴァンの化けの皮を剥がしてやろうと、躍起になってた、

アダムだけが、イヴァンの宿命、苦しみを理解するんだよね。


不思議な力で?妨害され続けたアップルケーキ作りも、、、

奇跡的に?残っていた一つの林檎を手にして

台所めっちゃ汚して、頑張って作るわけです。。


包帯グルグルの、、魂が抜けたかのようなイヴァンと。

アップルケーキを2人で食べるシーン。良いです。

アダムとイブが林檎を分け合った、ってことになる?


サクッと書くつもりだったのに、、、なんか長文。

難しいんだけど、、、今日のうちに書きたかった!


たまたま、私の観た回の終わりに、、、

文筆家の方のトークショーがありまして。

それでいろいろ、よくわかりました(笑)


その方が表現した言葉、私の感想と同じだな!って。


澄みきった狂気。

ここまで来るともはや狂気ではなくなって。

清々しささえ感じる?みたいな。


私も、そんな風に感じたんですよね。


権威ある(神学博士でもある)千葉大の教授に、、

ちょっとお言葉をパンフレットに、、とお願いしたら、

ユダヤの人たちが何千年かけてまとめたものを!

(この辺曖昧です、すみません!)

と、すごく怒られたんだそうです。

ゲーテも遠藤周作も全く聖書を理解していない、みたいな。


が、その教授にこの映画を観てもらったところ、、、


これは素晴らしい、旧約聖書を大変勉強している、と

寄稿文を書いて下さったそうです、、(≧▽≦)


デンマークのアカデミー賞も取っているんですね。

このタイプの映画の受賞なんて、日本では考えられない。

基本、クレイジーな映画だから(めっちゃ誉め言葉)


皮肉をもって、この国が抱える問題、そして

人間なら誰しも抱える普遍的なテーマも描かれている。

移民問題、障害の可能性のある子を出産する母親の苦悩、

メタボ、、その他、、


こういう切り口で、これらを突っ込んでいくってスゴイ。

めちゃんこ、力がある脚本だな、と思います。


上映はもうすぐ終わってしまうみたいです。

DVDは、、たぶん発売されない、とのこと。


全国、いろんなところで上映してるし、あるいはこれから!

是非観てほしい一本です。

私、ちょっと狂気入ってますの、と思われる方はね!

絶対好きですよ。( *´艸`)


あーーー。頑張って書いたぞーーー。

怖いから読み返しません(笑)


今日は本当はフラメンコの日ですが、、、


一徹センセ、急な公演のリハーサルとなって、、

レッスンは急遽お休みに。( ゚Д゚)


2週間、身体がなまる、、

やっぱ、レッスンが抜けると、心もなまります、、


今、ふっと思い出した。

昔、トスカーナの農園で仕事していた時。

刑務所から定期的に服役者が働きに来てました。


服役者の更生、とか、そういう協力をしていたんです。

農園のオーナー夫妻がね。麻薬常習者の更生なども。


あちらの刑務所、いろいろゆるくてですね。。

自分で運転して刑務所から来ていたよ。


私と一緒に組んでいた、これまたスキンヘッドの!

デカいお兄さん。笑うと歯がない、みたいな、、

何をして、刑務所に入れられたの?と聞いたら、

殺人だよ、って普通に答えてた(;・∀・)


数日間の葡萄の収穫の間に結構仲良しになって。

事件を起こす前はパティシエだったとかで、、( ゚Д゚)


何のお菓子か忘れたけど、作ってきてあげる、と。

ホントに作ってきたかどうかは覚えてない(笑)


この映画のアダムに、すんげー似てたな、って。

思い出しちゃった、だけです(笑)



トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
コメント