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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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「マラソン」という映画。 [2020年11月08日(Sun)]
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チョ・スンウ主演の映画「マラソン」を見ました。


最近の映画ではないのです。

2005年に韓国で公開されたもので。。。

韓国では、500万超える人が号泣したという!


自閉症の障害を持つ少年が、

母親の愛を受けながらマラソン大会に挑戦する。




これ、実話に基づく映画らしいのですが。

チョ・スンウという名優が演じてこその作品かな、と。


img_7.jpg


5歳児並みの知能しかない19歳のチョウォン。

母親のキョンスクは何とか長所を伸ばしたいと願い、

かつての有名ランナー、今は飲んだくれのチョンウクに

コーチを依頼するが…。



ストーリーとしてはですね、、、

母親自身、障害を持った子供に、託すわけです。

障害こそあれ、この子にはマラソンという目標があり、

メダルをもらえるほどの力もあるのだ、と。


その想いが強すぎて、、旦那さんも家を離れてしまうし

チョウォンの弟に寂しい思いをさせている事に気づかず。

家族崩壊を招いてもなお、必死に、、、

差別の目で見られるチョウォンを一人で守り、

彼にマラソンという夢を追わせようとする、わけです。


が、、それもこれも、全てが自分の強い思い込みであり、

チョウォンの夢ではなかったのだ、、気づくわけです。


次第にチョウォンの純粋さに惹かれ、飲んだくれコーチは

トレーニングを始めるのですが、、見かねたコーチは

母親に、チョウォンはアンタを必要としてない。

あんたがチョウォンを必要としてるんだ、と言い放つ。



これは、、障害を持つ、持たないにかかわらず、

子を想う母にとっては、的を得た、強い言葉だと思います。

私は子供がいないので、、親と自分の事をイメージ、、

あるいは周りの親子、、、


「親離れ」は、すなわち「子離れ」。

人間にとって、普遍のテーマなのだろうと思います。


親のエゴ。

子供を愛するが故の。


難しいですよね。。。

そういう繊細なテーマを重すぎず、

でも核心を突いた良い映画だと思います。


img_2.jpg


チョウォンはシマウマが一番大好き。

サバンナに生きる動物たちのことは何でも知ってる。

シマウマみたいに走りたい、と思っている。(たぶん)


自閉症の少年を演じるチョ・スンウなんだけど、、、

格別、派手な演技をしてるわけではない。

お涙頂戴、的な話の展開でもない。淡々としてる。

だからこそ、心に響きまくった。


実際に自閉症のお子さんをお持ちのお母さんが

「この演技は、間違いなく自閉症です。

すごくリアルで、びっくりしました。」

と、感想を述べられている記事を読みました。


知的障害のある障害者の場合、

本人の意志を推し量ることが難しい。


「この子が望んでいるはず」とか

「この子のためになることだから」とか、

それは、あくまでも不確かで。自分の願望も含まれる。


私たち親は、いろんな理由をつけて、

いろんなことをさせようとする。

「推し量ってる」のか「押し付け」なのか、

区別することが難しいのです。



映画を観た感想と、この文章があまりにリンクして、、

そのシンドさがリアルに伝わってくるような気がします。


この「マラソン」という映画は、当時、

日本でも素晴らしい作品だとテレビで紹介されて、

とにかく、感動、とにかく泣ける、と、、

有名な映画評論家たちが評価していました。

とにかく、主演の俳優が素晴らしい、と。


とても興味はあったんだけど、、、

私、映画館に足が向かわなかったんですよね、、

大体、中身はわかるな、という勝手な思い込み。


それが、、10数年たった今!2020年!

何故、突然見ることにしたのか?


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私が最近、めっちゃ好きな俳優チョ・スンウ氏。

韓国ではものすごい演技派として有名で。

彼のミュージカル、「チケット即完売」で絶対買えない。


出演作品をチェックしていたら、、、

あれ、あの映画も?ドラマも??


そして、なんと! この「マラソン」の主演とな。


スンウ氏だったのか、、あの映画の主役は!

19歳の自閉症の役を、、どうやって演じたの、、


心してDVDを観ましたよ。。。


もう、、、泣ける!泣けた。たまらん。

観終わったあと、、心の中を吹き抜けた風。

あの感覚は何だろう。風を感じた。すごすぎます。


日本でも、嵐の二宮くん主演でリメイクされたし、

私は当時そっちは観ました。


さすがだね!ニノ!と思えるような素晴らしい演技で、

ふーーん、そっか、と思ったっちゃ、思ったが。


今回観たスンウは、、もう演技なんて思えない境地。

瞳の美しさと、透けて見える心の純粋さが

画面にあふれて出ていました。


どんな役を演じても、その者、にしか見えない。

演じる為に生まれてきた、という言葉は彼のためにある。


自閉症に対する偏見は、この映画を見ることで

きっとかなり払拭されるのでは、と私は思います。


ついでに書くと〜。


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BSでやってた「秘密の森」サスペンスドラマ。

夢中になって観ていましたが。

これも主演チョ・スンウ。

感情を失った能面のような検事を熱演。


この「マラソン」で自閉症の青年を演じた同じ人間とは

とても、とても!思えません!


3次元の「北島マヤ」が、チョ・スンウ。

演技も歌も踊りもイケる、って超人だな、、、


今、一番大好きな俳優さん、です(#^.^#)


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