SALOME/サロメ
[2019年01月22日(Tue)]
『SALOME/サロメ』
たいらじょう×宮田大アンサンブル
https://www.rekibun.or.jp/events/events-11433/
たいらじょう(人形劇俳優)、
宮田大(音楽監督、チェロ)が率いるアンサンブルによる、
人形劇×クラシック音楽の企画第3弾を開催。
【出演】
脚本・演出・美術・人形操演:たいらじょう
音楽監督・チェロ:宮田大
ハープ:山崎祐介
コントラバス:谷口拓史
オーボエ:若山健太
以下、転載。
物語のすべての登場人物をたった一人で演じるという
“魔法”を、毎回驚くようなアイデアで見せてくれる
人形劇俳優たいらじょう。
彼が東京文化会館小ホールに初めて登場した2014年。
古楽アンサンブルとともに
ギリシア悲劇『王女メディアの物語』を上演し、
愛と裏切りと情念が渦巻く世界を清らかに描き切った。
続く『Hamlet』では、チェリストの宮田大と組んで
さらなる音楽劇の可能性を追究し、
ラストシーンの仕掛けに驚愕した客席は熱狂に包まれた。
たいらじょうが前二作に続いて放つのは、
ワイルドの戯曲『サロメ』。
『Hamlet』に続いて宮田大を迎え、新たにハープ山崎祐介、
コントラバス谷口拓史、オーボエ若山健太が参加。
たいら自身の翻訳によるオリジナル台本と
宮田による選曲はすでに完成、一年かけて選曲を進めた。
「僕がリストアップした曲を、台本を見ながら
たいらさんに聴いていただいて、
ひとつひとつの場面にはめ込むように決めていった。
トータルで20曲ほど登場するのですが、
すべて編曲が必要なのです。」(宮田)
↑
この選曲が素晴らしかったなあ。
たいらじょう(敬称略)、
2時間以上を出ずっぱりで何役も演じるんです。
王、王妃、娘のサロメ、預言者、兵士、首切り人、、
すべての登場人物をたった一人で!
こちらもどんどん感情移入していくし、、、
舞台にいるのが、彼一人だなんてとても思えない。
威厳のある王さまらしく、立ち振る舞い、
気位の高いお后様らしく、鼻のつく喋り方をし、
この世に怖いものがなさそうな美しい姫として、
愛を語り、踊って、喋って、操って。
人形なのに! 魂が乗りうつっていく!
以前、「毛皮のマリー」を一緒に観劇した友人が、、
「この企画。狂気の沙汰だね。」と言っていたが。
サロメはそれにも増して、変態炸裂だったな。
(誉めことば)
決して自分の愛に応えない預言者ヨカナーンに
口づけするために、その欲望のためだけに、
素晴らしい舞を王の前で披露し、王を悦ばせ
何でも望むものを与えよう、と上機嫌な王の言葉に
ヨカナーンの首が欲しい、首をください、と。
若く美しい自分の官能的な魅力を最大限に利用して
その首をとらせる姫の物語である。
「はなれ瞽女おりん」も、大好きだったけれど、
https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/archive/2539
サロメ、面白かった!
殺す方と殺される方と。
いつものように、一人で演じるタイラジョウ。
銀皿に載せられた愛するヨカナーンの首に狂喜し、
その唇を寄せるサロメの二役、、、すごくない???
そのラブシーン?の角度から、高さから、選曲から、
全てが完璧!でした。
わーーー。やっぱり、ド変態だな〜〜!って。
ぞ〜っとするほど美しくて、エロくて、、、
チェロやハープやオーボエ、コントラバスが奏でる
「シェヘラザード」があまりにもフィットしていて
涙が出そうだった〜〜〜。
色とりどりの美しいヴェールが飛び交い、
サロメが舞を踊るシーンでは、頭の部分と手だけで
そのシルクのヴェールをまとい、操り、交差し、、
照明も効果的で本当に神秘的なシーンでした。
上手いな〜〜〜、この趣向!
サロメが踊る極上の美しいダンスが
舞台上でホントに見えるようだったよ〜〜〜。
頭と腕だけではなく、ちゃんと全身が見えるよな錯覚さえ。
血の代わりに赤いバラが降っていたし!
もともと、サロメが大好きだという友達が、、
この、最高なド変態アレンジサロメに感激し、
最大級の賛辞を送っていた(笑)
よくあれだけの曲を絡めたなって思うよ。
準備大変だよね〜。
お金と時間と才能を結集した壮大なる遊び。
すごーい。ホント素晴らしい。
2作目の「ハムレット」も、みたかったな〜。
それにしても、
二日間合わせてもそんなに売り上げないのに
ギャラ払えるのか?と心配になったよ〜(; ゚ ロ゚)
たいらじょうくんに関わってる姪っ子によると
東京文化会館がかなり力を入れて下さってるそうで
本当にそういうのいいですね。
世界に発信できる極上の舞台だと思うもん。
宮田氏のチェロ演奏、さすがでした。
初めてだったけど、このコラボ、贅沢すぎるぞ!
濃ゆい濃ゆい舞台のあとは・・・
神保町へ移動、友達も二人加わって、
美味しい中華をつつきました!
芸能界から歌舞伎から皇室から朝ドラから
目まぐるしく話題は飛ぶんだけど、、
(ジャーナリストさんもいるので)
めっちゃ美味しくて楽しかったな〜〜〜。
友人曰く、おそろしく濃い変態な夜。(笑)
久しぶりに私の身体の細胞たちがウキウキしてた!
私には必要な時間なんだなあ。
【シネマ・舞台の最新記事】



