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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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モノクロ [2015年03月22日(Sun)]
マリオとオズ.jpg



マリオとオズワルド。兄弟です!



モノクロって無声映画のようなものだなって思う。


サイレントモノクロのスペイン映画、

「Blanca nieve」(白雪姫)をみたとき、

色がないのに、ほとばしる色の渦を感じました。


観る側はそれぞれ想像力を掻き立てられて、

全く違う色の物語を感じ取るはず。‪



#‎fivedayblackandwhitechallenge‬

5Days Black&White Photo Challenge,last Day


なんと。モノクロ。最終日になりました。


今日も激しくコピペなり(笑)









青年、子ども、ときたら、、、イケメンシリーズ、最後は、、、


オヤジでしょっ。(●^o^●)違う?(笑)


ふたりは大工さん。


住んでいた農園では、いつもどこかを増築、改築の工事をしていて、、、

ここでずっと働いているんじゃないか、と思えるぐらい(笑)

二人は農園に年がら年中いた。


彼らは大きな家を持ってるんだよ、とか。稼いでるよ、とか(笑)

よくそんな話は聞いたけれど。とても気のいい明るい兄弟さん。


イタリア人の男性のイメージって、、、


女性と見るとちょっかいを出してくる、そんなのありませんか?

ちょい悪オヤジ、パンチェッタ・ジェローラモさん!的な感じ。


まあ、、、そんなイタリア人も確かにたくさんいるし。

そうじゃない男性だってたくさんいる。

そっちの方が多いんじゃないかな。


で、、、この兄弟は。

見事に前者(笑)。


顔をあわすと。いつも必ず!どんなに手がふさがっていようとも!

たとえば、屋根の上に登っていようとも、、、


絶対に声をかけてくれるのだ。

いや、ちょっかい、と言ってもいいかも。


「おい!ヨキータ!何やってんだ。」 


、、、って、あの、仕事してるにきまってるでしょ、、(笑)


時には、ちょっと卑猥なことも言うしさ。

えげつないやっちゃ、、、と思う事もあったけど。


最後に欠かさないウィンクが何とも言えないチャーミングなんだ。


もう、もう、もう、絶対的に憎めない!愛さずにはいられない!


イタリアのチョイ悪オヤジ、ぶらぼーーー!なんだよね。

いい顔してるでしょ。


お約束とも言える、ちょっかい出しまくりの優しさに。

寂しがりやの日本から来たねーちゃん(私)はどんだけ心癒されことか。


トスカーナに住んでいる間。


畑で土にまみれながら、

一眼レフのカメラをポシェットがけして持ち歩いた。


四季を通じて葡萄畑の変容を撮るのが本当に楽しく、、、


やがて私は「ヒト」の写真をたくさん撮るようになった。


あまりにも皆が魅力的であり。

その目がトスカーナの光のごとくキラキラとしていて。


そしてその目の中に「私」がいたから。


ファインダーをのぞくと、彼らの愛がいっぱいあふれてくる。

そのあふれてくる愛のエキスが写真の中に散りばめられていると、、


自負してる!


写真は全てが出てしまう。

ヒトとなり、というものが見事にあらわれてしまう。


私がこれでもかこれでもか、と、写真を撮って、

素晴らしい先生のワークショップに参加していたころ。


先生や仲間にどう評価されるのかワクワクしていた。


撮っても撮っても、、、ダメだしの連続。


撮り始めたばかりのナンチャッテカメラマンがやりがちの、、

薄っぺらいものばかりだった。


先生はなにも言わなかったけれど。

全く評価してくれなかった(笑)。


その後、イタリアに長期で行った時に。


トスカーナの美しい珠玉の村!を回りながら

たくさんの写真を撮った。


湧き出るような「撮りたい!」という気持ち。

止まらない欲情?のままに


撮りまくったその写真を先生に見せた時。

今までとは全く違う評価をいただき歓喜した。


「貴女はラテンの人なんだね。」 その言葉で。歓喜。


「光と影をとらえるのがうまいじゃない。」


その言葉は一生の宝物になった。


ついでに言うと、、、


「食べ物の写真もいい。食べること大好きなんでしょ。」


どれもこれも本当に美味しそう!これだけで一冊の本にしたい、

先生がそう言ってくださったのです。



結局、自分の中にあるものしか撮れないんだなあ、、、って。

目からウロコでした。


これまでどーでもいい写真ばっかり持ってくるからさ、

どーしようかと思ってたわよ、とキツイ一言も(笑)いただき。


一瞬で。一枚で。

私の核となるものをわしづかみした先生の千里眼。

これぞプロフェッショナル。


すごい。その感動は忘れられません。


だから面白い!写真を撮る、ということ。


ということで。

私のモノクロの五日間をこれで終了。


改めて「自分の中の世界」を

リメイクした映画のように見せてもらった!

内観みたいなもんだな。


バトンを渡す吉川郁乃さんは。

内面に美しい世界をたくさん持っている女性。


フラを一緒にやっていたことがきっかけで。この10年。

さまざまなことをシェアしてきた友人です。


フラ・カヒコ(古典フラ)の世界に魅せられ、

しなやかで美しいダンサーを撮り続けているフォトグラファー、

キム・テイラー・リースが大好きな彼女。


今の彼女の心のうちをきっと、モノクロで表現してくれると思う。


楽しみにしてるよ!郁ちゃん。



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