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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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食と医療 [2014年12月01日(Mon)]
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二日目にランチョンミーティング。

研究結果などの発表など、、、


聴きながらこんな美味しいお弁当を食べるんです♪

こんな豪華なお弁当つきの学会、


それなのに費用も安くて素晴らしい!!!



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これがマジウマなんすわ、、、


これもやっぱり院内食を日頃手がけている調理師さんが

いつもの通りに作ってくださったお弁当です。


地産地消!岡山は海にも恵まれ、山にも!

お魚もお野菜もお肉も、、、


心がこもっているのがわかり、大変美味しゅうございました。

恐れ入りました、だよ。



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ここのシェフの皆さん、実は

調理師による院内ラウンドをされているようです。


患者さんが食事する時間に訪問するのだそう、、、

(間違っていたらごめんなさい!)


月一回のワゴンサービスやアフタヌーンサービス。

メニューなどなかなかの御馳走、、、


調理師さんの意識が高い、ってすごいことだと思います。


その中の一人にとても良いお話を聞いたんです。

とっても気さくな方なんですけど。


調理人の彼はここに落ち着くまで、ホテルや結婚式場、

つまりはおめでたい、ハッピーなお仕事に携わってきたわけで


それなりに満足感、充実感があったという。

が、この病院に赴任して、、、それは大きく変わった。


「ここは、、、亡くなるんですよ。人が。」


そう、これまでの職場とは真逆の場所。


彼が毎日働くのは「赤い鼻」という院内のレストラン。

いつも病院の食堂に来てくれていた老夫婦がいた。


そのうち、顔が見えなくなり、、、


一年後。奥さんが一人で来られ、隅のテーブルに座り、

二人分の紅茶を、確か、紅茶?をオーダーされたという。


そして、亡くなった御主人のお話をされ、

このコックさんにお礼を言うために来院したと、、、


自分の作る料理が、彼らの喜びや癒しになっている、ということ。


「その時から、自分は変わった。」


彼らのお手伝いをしたい、そう思ったんですって。。。(泣)

鳥肌がたちました。そのお話を聞いた時。


で、あ、そうだ、と思って彼に自分の話をしたんです。


2月、東京でここの管理栄養士さんのお話を聞いていて、

この病院の食に対する意識の高さに感動、

絶対、全国大会に来なければ!岡山旭東病院に行きたい!

…っと、思ったんですよ、と、、、


そうしたら、、、彼の顔がパッと変わり。


「あ〜!貴女ですか。聞いてましたよ、そういう人に東京で知り合って

来てくれると約束した、って。そうか。そうだったんですね!」


、、、、

わ、わたしのこと??が話題になっていた\(~o~)/うひゃーーー

でも、なんだか嬉しい!!


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右の彼が管理栄養士の和田さんとおっしゃる方です。


そう、東京で私に話しかけてくださった方。

彼の話は真実でした!!!


自慢のコックさん!

そうお話を聞いていたけど、私の想像を超えました。


なんて素敵なの、この病院!


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二日目も講義がありました。


いいお話や面白いデータがたくさん!

充実していたなあ。



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発表されたかたのお話で面白かったのは、、、

長崎の方だったのですが、、、


彼女が実施している韓国から受け入れる「産院研修ツアー」の話。

そう、韓国のナースや栄養士さんが日本の産院を見に来るんです。


小雪さんを始め、韓国にお産をしに行く人もいるようですが、、、

だから、向こうのお産の方がずっと進んでると思いますよね?


ところが、、、どっこい、なんです。

ソウルの産院を訪問した際に、この長崎の方、びっくりしたらしい。


出産、医療、に関しては、、、意外にもかなり遅れているらしい。

オムツの文化も、、、


「オムツが、、、全然違うんです、、、

布にこだわっているとか、そういうのじゃなく、、、

当て布しかしてない産院もありました、、」


私もオドロキ!

そうなんだ、、、東洋医学的なお産医療を想像していたけど。


だから、研修に日本にくるんだね。

目からウロコ、みたいな反応を韓国の方はされていたらしい。



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食!!!食!!!

「食が持つ癒しの力」



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我が、高柳先生の講義、

相変わらずメリハリがあって、わかりやすいです。



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外科医である高柳先生は以前、クウェートに勤務されていて、

小児外科でたくさんの子供たちの手術をされたそうです。


クウェートの子供たちはものすごく治りが早いんだとか。

何が違うのだろうと、、、


日本の医療と違ったこと。

それは、、、


「絶対に死なない。」


と、彼らが信じ切っている、ということだったそうです。

だから、治療に何の不安もない。


必ず元気になる、という思いがものすごく強いと、、、

うん、それってとても大事なことです。


想いは細胞にそのまま伝わるから。



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羽生くんが大好きな高柳先生(笑)。

こんなところにも出てきた〜〜〜(笑)。




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「病院食は変わろうとしている」


分科会「食と癒し」

グループセッションが行われたのですが。


最初にどなたか、、、と沈黙。


私、医療従事者じゃないし、、、

エラそうなこと、気の利いたこと、ホント言えないだけど、、、


とにかく、遠くから来たことだし、言いたいこといっちゃお、と

大抵トップバッターに走ります(笑)。


まあ、患者の立場からの気づきしか言えないのですが。

皆さんは看護師さんがほとんど、あと介護職、そして放射線技師の男性、、


皆さんの病院も、「食と癒し」のとらえ方にバラつきがあります。

重要だと考える病院もあれば。


私が通っている大学病院のように、

ハード面はどんどん改革的に推し進めているが、


ソフト面、そして「食」については、「そこまで???」と、

呆れるぐらいに退化していくところも。


以前は、、、月一の松花堂弁当を楽しみにしていた。


まあ、美味しいものではなかったけれど、、

お弁当箱にカラフルに入れられたお惣菜や。

(入っているものは普段とそう変わらないです。)


添えられた季節の花ことば、そしてその由来、、、

それだけで、患者さんの心は華やかになったり、優しくなれたり。


が!!!病院を立て替えた途端、それがなくなり、、、

冷凍のものを解凍するだけの恐ろしく不味いものに変っていた。


「どこの病院?」と聞かれて、、教えたら、皆さん、ビックリしていた。

えっ、あそこが???って。


「看護師さんに訴えてるけど、きっと私の言葉は上に伝わらないでしょうね。」

という私の言葉に、皆さんが反応、、、


「そんなことないよ!私たち看護師の声が上に行くのは難しいけど、

患者の言葉は違う、あきらめずに訴え続けて!」


と、、、全国の看護師さんに励まされた私、、、(笑)


その病院の中で「食」が、どういう立ち位置にあるか。

病院長しかり、厨房のスタッフがいかにモチベーションが高いか。

そのモチベーションをどう引き上げていくのか。


「食」は唯一医療者ではない、と思われている。

「医療に関わっている」という意識がどうしても必要になってくる。


というお話があり、ホント、その通り!と思いました。


患者の声が栄養士に届くようなシステムも作らなければ、

という声もありました。


循環と連携。看護師と栄養士と調理師の連係プレー。

「食には患者さんを笑顔にできる力がきっとあるはず」

と信じて、献立と向き合っていく。 


栄養士さんがおっしゃってました。

「顔の見える医療」


連携、という事に関するお話で感動的なものがありました。




患者さんと家族とともに物語から作るメニュー。


花火が見たいなあ、末期癌の女性。

そう伝え聞いた現場では、頭をひねりながらも、、、


花火に似せた野菜料理のデザインを生み出した。

そして、、、


それを食べることなく、その患者さんは逝かれたそうです。

でも、きっとその気持ちは伝わったはず。


これも末期の方のお話なんですけど、




制約があるものの、一番食べたいモノを食べさせたい、という現場の声。


「ウナギが食べたい。」という患者さんの声が、、、


看護師→栄養士→調理師と運ばれ、、、

夜中に行われたという見事な連係プレー!


なかなか食材をそろえるのは大変だと思いますが、

見事ウナギの御前を用意されたらしいです。


看護師さんしか患者の顔は見えないのだけれど、

栄養士さんは看護師さんを助けてあげたい、

調理師さんは栄養士さんを支えたい、


そう思ったから動けた。

だからこその連携、コミュニケーション力!なのだと感じ入りました!


人と人とのつながり、思いやり、結局はそれ、なんですよね。


特に緩和ケアーなどでは、こういった「よりそう医療」において、

「食事」は大事なポイントになります。


是非是非、日本中で「食」が医療において見直されていくことを願う。

それはまた、「病院食から在宅医療の食事」へ、繋がるだろうし、


「栄養士が笑顔でいられる病院はいい!」


グループセッションに参加の男性放射線技師の男性のお話。

サイバーナイフ室に勤務されているようですが、


どんどん痩せていかれる患者さんをみてどうしたらいいんだろう、と

日頃から思っていたという。

無力感にさいなまれると。


「今日の話は目からウロコでした、、、

食と医療の関係を意識したことがなかったので。」と。

ウソ偽りない話をされていて、好感が持てました。


技師の顔でしか患者さんと接することがない彼らにできることは

確かにそうないかもしれないけれど、、、


「技師の方がそういう風に患者を見守ってくれている、

それを知っただけでも、嬉しいです。」


と、思わず伝えたくなった私です。


普通どうしたって、放射線の仕事なんて、、、

ビジネスライクって感じになっちゃうじゃん?


この病院の技師の皆さん、すご過ぎますよ、ホント。


ある病院では海辺の宿泊施設で、泊りがけの勉強会をしているらしく

こういった話し合いを持つそうです。


その時は、同じ病院の他職種と顔をあわせ、

「顔の見えるコミュニケーション、情報交換」をする。


すっごいね。

すばらしーーーーーい。


てな感じで、、、、

なんとまあ長々と、、、書き連ねたことでしょう(笑)。


興味ない人にとってはオモロクもなんともないよね!


今年も「癒しの環境」についての学会、中身ギッシリで終わりました。


これ、、妹は病院で生かす事が出来るけど、、

私は、、、私はどう生かせばいいんざんしょ(笑)




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コメント
ともさん

優しい言葉、力になります〜♪ ありがとう。

いつもあーいうのに参加すると、9割、いやそれ以上が医療従事者で肩身の狭い思いしつつも、デカイ顔して座ってるんです(笑)。

自分のいる病院もこうであってほしいなあ、とか思うのですが。

大きい大学病院だと、ますますビジネスライクで、、、私なんて格好の研究標本だから〜(笑)。

いろんな学会に、患者Aで登場してるよ(笑)。モデリング代、よこせーーーって?(^◇^)(笑)。

でも、伝わることがとても大事だから、ともさんの言葉を励みに感じたことをダラダラ書きまくるわあ。

ホントにありがとうです!


Posted by:ヨキータ  at 2014年12月02日(Tue) 00:17

ヨキータさんは 言葉で伝えていますよ!

私みたいに 無知な人が、ヨキータさんの見て感じたことを読ませていただき「そんな 気持ちで医療に取り組んでいる方がいるのだ」とか「やっぱり 食べることは生きること、それは病院としても取り組めることなんだ」など たくさん考える機会になります。

それが 読む人の数だけの感銘。
一人一人が「何ができる?」と考えるだけでも エネルギーが良い方向に動いていきそうな気がします。
素晴らしいじゃないですか。
ヨキータさんの 素直な感動の言葉だからこそ だと思うのです。
Posted by:とも  at 2014年12月01日(Mon) 23:43