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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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なんとゆ〜〜〜か。 [2014年03月19日(Wed)]
140318_114655.jpg



ここんとこの私の精神の揺らぎはハンパない、、、

いいことなんてひっとつもないけど。

でも、一生の中でも大事な時間を生きている感じはする。


書くとめっちゃ長くなりますけど、、、いいすか、、、

こときれたら、明日へつなぎます、、、(笑)。


昨日の朝ほど震えが止まらない日はなかった。

こんなに緊張するんだ、わたしって?つうぐらい。


目覚めてベッドの中でしばらく。

色々なパターンをシュミレーションしてしまった(/´△`\)。


待合室でも足がガタガタして。

主治医に呼ばれて中に入り、、、悪いことばかり妄想しきった私の前に

三枚の細胞診の結果が。


「今回は3と1と、また3だったよ。」


うわ、、、助かったーーーー(ToT)/~~~。

4だと、、、限りなく癌に近いと判断され、

そこから再び検査検査の繰り返しが始まる。2012年のように。


救われた・・・

それぞれの細胞診の結果を説明し始めた主治医。


私は緊張が切れて、抑えられずに涙がボタボタ、、、ビックリの主治医。

先日、退院間際に先生に突然抗がん剤や手術の話をされて、

えっ!とものすごく不安になってしまったことを伝えた。


「わー。そうか。ごめん!

あれは可能性のことを伝えたかっただけ。悪かった。」と、平謝り、、、


相当、涙腺弱くなってると見えて、何言われても涙がとまらんかった(笑)。

申し訳ない、、、でも、、、本当にホッとした。

先生も病院からいなくなり、癌が再発だなんて最悪のシナリオだったから。


「もちろん癌が見つかってもいないのに予防で抗がん剤を使ったりはしない。

ただ、そうなった時、選択肢として、抗がん剤がある。


こないだも言ったけど、今の抗がん剤は昔ほどの副作用があるわけじゃないし、

点滴だけじゃなく、錠剤もあるんだよ。

辛いと思ったらそこでやめる、という選択もできる。」


私は、、、胆管癌に抗がん剤が効きにくい、という話も聞いたし。

ツライ副作用に耐えたところで数カ月の延命にしか、もしならないなら、

サクッと、辛いことはやめてその時を迎えたい、


と、いう確固たる決めごとがあった。

抗がん剤とお付き合いして治療している方もたくさんいらっしゃるし、

その病気、その状況においてその意味も違うので

全く比べることはできないと思っている。


「わたしは」もう抗がん剤も手術も選ばない。と決めている。

そんな私に主治医がいろいろ話をしてくれた。

この日は外来の予約は(ハワイの学会予定だったので)なくて、私一人。

1時間近く話をしていたと思います。


「うーんんん。まあ、抗がん剤が数カ月の延命にすぎない、という考え方は

その癌がどういう状態にあるかでまた違うと思うんだよね。」

と、図を書いてくれた。


昨年手術で取り去った目に見えないような癌細胞のように、

浸潤していくものではないものなら、

抗がん剤はたぶん効果的、有効だと思われる。


「変な例だけど、、、

軍隊を倒すのはちょーっと大変だけど、

村人だったらなんとか全滅させられるよね、、って。

(ビックリの例題、、(笑))


QOLを求める上でも大事なことだけど。

やりたくない、という気持ちもよくわかる。


でも、、、ヨキータさんが言ったみたいに、

ポックリあの世に行きたい、という人、けっこういるんだけどさ、

ポックリ死んだ人って、、、俺、見たことないよ(笑)。


ある日、ポックリって、、、どういう死に方だと思う?

みんな、私はもういい、なにもせず死んでゆく、というけどさ。

最後はそんな簡単なもんじゃない。

「その時」になればまた違う感情が出てくるんだと思うよ。


その、抗がん剤で生き延びた一か月が。

もしかしたらヨキータさんのさ、人生の中で

一番感動的なことがあるかもしれない。

すごいことが起きるかもしれない。

何かをそこで成し遂げるかもしれない。


その一か月をバカにしちゃいけないと思うんだよ。可能性という面で。

だから、、、

私はもう何もしない!って、かたくなに選択肢を閉ざさないでほしい。


よくさ、映画とかさ、本とかさ、感動的な末期癌の物語があるじゃない。

涙なしで観れないヤツ。

治療だけじゃないんだ、治療しないでここまで頑張れた、

幸せに最後を迎えることができた、感動!って。


あれもね。いつもみながら思う。

そこに至るまで医者はなにもできなかったのか?って。

治療という選択なしに、全てが感動的に終わるのか?って。

医者として少しむなしくなることがある。」


少々私は驚きました。そうなんだーって。(@_@;)。

こーゆう話ができるならば、聞いてみようかなと、と思ったことが。


「ぶっちゃけ、先生、私の癌再発は100%ですか?

インターネットで検索すると、転移・再発は必ず起こり、

手術後3年の生存率は3割ぐらいで。ホントですか?」


この質問に、、、一瞬困った顔して、

うーん、、、と言葉を選ぼうとしました、、、


「確かにそういうデータは出てるよね。

でも、それに当てはめることはない。


あれって、あまりに分母が少ないから。

ヨキータさんの状況を数字に当てはめることはできないと思うんだ。

それでなくても、PSC(私の難病)はもっともっと分母が少ない。

それに加えてそこからの胆管癌はもっと分母が少ない。


だからそれはヨキータさんのモデルケースにはできない、

比較はできないと思う。

ヨキータさんも僕らも、数字や情報に一喜一憂する必要は全くない。」


と、苦し紛れ?かもだけど。答えてくれました。

その言葉はどんなに力強かったか!


「ヨキータさんの治療、それはチャレンジだと思う。

なににも当てはまらないケースにあえてチャレンジする、

っていう事だと思ってる。」


チャレンジかあ、、、その言葉は絶望的なイメージは確かにないよね。


「だからなにが一番いいかと言えば、、、

さっきも言ったように、選択肢を最初から狭めないでほしい。


僕らにあらゆる選択肢を与えさせてほしい。

なにが一番いい方法なのか、それを一緒に考えさせてほしい。

それが一番大事だと思うから。」


その言葉で、、、深いところで胸ぐらを?つかまれた気がします。

琴線に触れられてしまった。


そんな言葉を日本の医者から聞けるとは思わなかった。

10分足らずの診察でそんな深い話なんてできるはずないからだ。

大学病院でそんな治療が許されるなんて思ってもいないからだ。

患者と治療者が話し合って、治療法を模索していくなんて。


「そうやって向き合ってくれる医者ばかりだといいけど。

そうじゃない医者の方が多いです。

目もみずにパソコン見ながら話して、

事務的に済ませる医者だってたくさんいます。」と思わず言っちゃった。


「そうなんだよー。居るんだよ。手術の説明とかすっげー事務的にやる先生。

俺は絶対そういうの嫌だから。まあ、反面教師だと思って。

ひとりひとりの患者さんときちんと向き合おうと思ってる。」


「・・・先生って。素晴らしいですね。」

「いやいや、それが当たり前のことなんだよ。そうあるべきなんだよ。」


と、そこで私はチクリました。


入院していた時に現れた横柄な上目線の先生。

突然ベッドに現れて、お付きの若い先生がそれぞれの患者の説明を始めた。


「主治医がいなくなっちゃうでしょー。だから代わりを決めます。

あ、この患者(私)は知ってるよー。俺、手術の時一緒にいたから。

あー、一年に一度の検査入院か、

なら、××先生ぐらいでいいんじゃない?十分でしょ。」 



これだけ言って次の患者に行ったんだ。(怒)


こんにちは、と名前を名乗ることもなく、そう言い捨てて、

若い先生と消えていったあのエラそうな先生。


それをチクリましたよ!だってマジで腹たったモン。

その話聞いて、主治医ビックリ。

でもすぐに誰だかわかったようで、、、チームリーダーらしいです、、、


「あの先生は、、デリカシーないんだよ、、、ほんと申し訳ない。

あの先生には大事な患者さんを託していかないから大丈夫。

すっごく優しい先生が後を引き継いでくれるから!」


そうか、、、先生たち、病院の中ではいろいろ大変なんだね。

きっと主治医みたいな人、大学病院の組織の中では生きづらい。


なんつーか、鼻につくタイプ?出てはたたかれるタイプ?

ある意味、こんなドラマに出てきそうな権力図式(テレビの見過ぎ)の中で、

理想の医療を目指そうものならそりゃ〜大変だ。


そんな中にあって、患者一人一人と向き合おうとしているこの主治医。

すごい!よく潰されないでおのれのスタイルで戦ってきたよ。


そういや、一回救急で運ばれてきた時、

主治医はだれ?って当番医に聞かれ、、、

そのころ名前を覚えてなくて、先生の特徴を言ったんだけど、


その当番医が言った言葉を思い出す。

「すごく変わってる先生じゃなかった??」って(@_@;)、、、。


変わりもんで通ってんだよね、、、そりゃそーだな。


それにしても。ここのところ、ずっと元気だったから、、、

きっと私は大丈夫♪と余裕こいて検査入院して。

毎日末期癌の人たちと過ごすうちになんとなーく、

また病人の気持ちに戻って、、、


あげく、先生に検査結果のこと言われ、必要以上に落ち込んで、

2年前の自分に引き戻された、と言う私に、


「病院にはね。ホントいないほうがいい。

ずーと、そのことばかり考えちゃうじゃない?

ホントに病人になっちゃうところだから。」


「でも、、、病院て。生と死に向き合っている人しかいないから。

ある意味すごいところだと思う。とても勉強になるので。

実は私病院が好きです。ま、そこが私の変人たるゆえんで。」

というと、笑われましたが。でも本当にそうです。


「でも、明日には検査して泣いたことも忘れてると思う。」と言うと、大笑いして、

「それ、ほんと才能!その明るい性格、マジですごい才能!」と絶賛されました?


「ヨキータさんはまだ若いし、病気のことも熟知している。

いろんなことをやっていこう、としているところは本当に素晴らしいと思う。

「病気」にとらわれないで、これからも頑張ってほしいと思う。」


そんな優しい言葉にウルウルはとまりませぬ。


今回は末期癌の方たちと同じ部屋だったので、、、

いろいろと考えることありました。

そして、その人たち一人一人に話しかけていく先生たちの姿を見て。

どんだけツライ職業なんだと。


手術がもうできない人にはできないと。

もう何もすることがなくなったひとにはそれなりに、、、


ほぼ毎日のようにそれをくりかえしているのですから。


「大変なお仕事ですね。」と言うと、、、主治医の答えは意外であった。


「いや、、僕はそこらへんはね。患者さんとの真剣勝負だと思っているから。

ぶつかり稽古だよ。一人一人と。」


ひえーーーって思った。すごいです。脱帽でガス。

アスリートか。

よく精神崩れないなと思う。


この大学病院という恐ろしい魔窟(再びテレビの見過ぎ)において、

大きな流れに流されず。

こうして信念のままに患者と向き合っているなんて。


なんか深く感動。しびれてしまった。加えてこの柔らかい思考。

この人が海外でさらに腕を磨いてきたら、

ソフトとハード、備わったすごいドクターXになるのでは、、、


そしてそのドクターX候補に2年間、診てもらったこと、

そしてあの世への入り口から、まだでしょ、って引き戻してもらえたことは。

ものすごい幸運だったのだなあ、と。


彼と医療について語り合った?この1時間弱のことを

私は一生忘れないと思う。

お金では買えない時間をいただいた気がする。


この先、もし細胞診の数値が4まで上がったら。

その時は再び2年前のように、東京××大で××検査をすればいいかも、と

アドバイスもいただきました。


「検査もね。なにも癌を見つけるためにやってるわけじゃないんだよ。」


それは、、、

私が2年前から思っていたことでした。

細胞診の4が出たとき。癌確定の5が出るまで何度も検査入院をし、

PET検査をし、、、ERCPを繰り返し。

身体も心もボロボロだったとき。


(どうして、こんなに検査をしなきゃならないの?)

癌がある、という確認をするために、こうして検査を続けるなんて。


どこに意味がある??不毛な検査をなぜ続けるの?

そう、思い続けていたけど。先生には言わなかったんです。


今になって、先生の口からそれが突然出てきて。驚きでした。


「意味がないって。きっと患者さんは思うだろう。

でも、僕らは癌を見つけるために検査をしたいわけじゃない。


癌がない、ってことを証明したくて患者さんにお願いしている。

最小の癌細胞で見つけてあげれば治療法の選択は広がる。

意味のない検査ではない、と信じてほしい。」


胸の溜飲がす〜〜〜っと下りた気がしました。

むなしくてたまらなかったから。


「90歳の人に手術を勧めたりはしないよ。

でも、まだヨキータさんのように若くて、

いろいろ活動もしていて、という人には早い段階で見つけてあげて、

少しでも長く元気に頑張らせてあげたいんだ。」


涙がまたチョロチョロ〜〜〜(T_T)/~~~。

普段の外来ではできない話。

最後の診察でしっかりできた!


やっぱり、先生との別れは寂しい。

「先生、帰ってきてくださいね。」と言いながら、涙がぽとぽと落ちて。


「一年後に会いましょう!」と笑顔で私の肩をたたき、

握手してくれた先生に、頭を下げて部屋を後にしました。

先生も、、涙を一度ぬぐいました。


ものすごーく寂しいのに、でもとても清々しい気持ちになりました。

素晴らしい先生とご縁をいただいたんだ、と、

神様に感謝できることが嬉しかった。


支払いをして座っていたら、また涙が(笑)。どんだけ涙腺こわれた〜〜。

病院て便利だなあ。どんだけ泣いても人は不思議に思わない。


とにかく、外来診察が終わった後は、、、

号泣しすぎて病院から出られなかった・゜・(つД`)・゜・


というわけで。なんとか検査の結果はギリギリでクリア!

ご心配おかけしました。


会社に電話して、落ちつくまで、ち〜〜とサボらせて♪と。

了解を得て、スープストックに寄りました…。


そのまま池袋へ戻りつつも、なぜかチャコットに向かい(笑)。

こーゆうときは衝動買いでしょ、と新しいレッスン着まで買って


まだまだ足りんぞー、と西武に寄って。

姪っ子の赤ちゃんのお洋服まで買ったり(笑)こわ〜〜〜〜。


今日は何でも許す!自分に甘くする!的な?(笑)。


自宅で妹のノリータに電話したのだけど、

またまた二人で号泣。心配してくれてたので。 

ノリータは主治医のことが大好きだったので感謝だね、って。


「私はね。姉妹であるよりも、ヨキちゃんの親友だからな!

いつもすぐそばで見守ってるからな。


どんなことしてでも稼いで、ヨキちゃんに貢ぐで!

お金のことは私にまかせろ!ヨキちゃんは無邪気に生きていってほしいから。

左うちわで楽しく治療できるよう稼ぐ!

ヨキちゃんの夢も一緒にかなえていく!」


…このような妹の爆弾発言、、、(笑)。

なんとも返事のしようのない、、、

ありがたいけれど。


あーーーー。

これからどうなってゆくんだろう。



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コメント
りこぴどの♪

結果を連絡しようと思いつつ、仕事もバタバタで…ごめんよ〜。今回は途中からマジでヒヤヒヤだったよ…。

毎週見舞いに来てくれるりこぴがいなくなるのに(笑)。入院や検査はもうやだぁ…(>_<)って…

おっしゃる通り、私は最近どんづまると、今は真央ちゃんのショートプログラムだから!今から大逆転だから!大金星だから!って奮い立ってるよ〜。

ありがとう(泣)りこぴ…
Posted by:ヨキータ  at 2014年03月20日(Thu) 00:27
良かったー!信じていても、やっぱりほっとする。
真央ちゃんのように、ヨキータにもドラマが用意されているのだね。やっぱり^^
先生の話を聞くたびに、すべての人が大きな渦に巻き込まれて変わってしまうわけじゃない。まっとうなまま変わらない人はいるんだって、人を信じられる気になるわー
私も変わらずにいたいなぁと思う。(もう社会にもまれて変わってしまってる!?笑)
ヨキータを通して私も学ぶ事や考える事が盛り沢山。ありがとう。
まだまだ一緒に遊んで下さいね♪
Posted by:りこぴ  at 2014年03月20日(Thu) 00:14