【千葉センター】たかがお掃除、されどお掃除 [2021年07月22日(Thu)]
私たちケア者は、訪問先で用意されている道具でお掃除をします。掃除の仕方も、利用者さんごとに違います。 いちばん違うと思うのは、トイレ掃除です。水に流せるお掃除シートを使うお宅が多いのですが、高齢の方はトイレ専用の雑巾が用意されていることもあります。最近では使い捨ての流せるトイレブラシもよく見ます。 お子さんやお孫さんが、こっちのほうが衛生的だからと使い捨てブラシを買ってきたという方もいました。体が不自由になってトイレを汚すことが増えたからと、マットの代わりに新聞紙を敷いて、毎回交換しているお宅もあります。 トイレ以外でも、雑巾を分けている方がいます。先日、洗面所を掃除した雑巾で床を拭こうとしたら、雑巾をかえて欲しいと言われました。床用は分けているそうです。雑巾の洗い方も、洗面所でそのまま洗っていい方、台所で洗ってもかまわない方、はたまたバケツにふろ水を汲んで最後は庭木に撒くという方もいました。 たかがお掃除、されどお掃除。その方が生活のなかで何を大事にしているかが垣間見えて、興味深いです。 |
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コミュニティケア街ねっと
at 08:43