2016年01月19日
「宇都宮」地名の由来と、神社と、水と
宇都宮という地名の由来について、栃木銀行のHPに見つけた。
よくあるとおり、ご多分に漏れず「訛って転じた」シリーズということらしい。
宇都宮の中心地にある、二荒山神社。
かつて、下野国「一の宮(いちのみや)」は「二荒山神社」と呼ばれていたのだそうだ。
この「一の宮(いちのみや)」が訛って「宇都宮(うつのみや)」
ほかに:
下ノ宮から移したという「うつしの宮説」
樹木のうっそうと茂る丘上に鎮座する「鬱の宮説(うつのみや)」
さ「征討宮説(うつのみや)」
「内の宮説(うちのみや)」
などもあるという。
(とちぎん、こと栃木銀行さん:おもしろい情報の発信、ありがとうございました!)
それにしても、この「二荒山神社」。
調べてみると、その歴史は大変深く、第10代崇神天皇の時代にまでさかのぼるという。
御祭神は、第10代崇神天皇の第一皇子で上毛野君・下毛野君の始祖、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)。
おもしろいのは、祭神は武徳にも優れ、藤原秀郷公(平将門の乱)
源頼義・義家公(前九年・後三年の役)源頼朝公(源平の役)徳川家康公(関ヶ原の合戦)らが、
戦勝祈願したそうだ。
勝負の神様!
そして、ここには末社として、水神社(水の守神)が祀られているほか、名水として知られる「明神の井戸」があるそうだ。
そうなると、気になってしまうのは、宇都宮の水源。
現在の情報は、宇都宮市上下水道局のHPに掲載されている。
って、近代的すぎて、ちょっと味気ないなあ...。
昔の情報はどうだったのだろう。
そういうことも、調べてみたい。
「宇都宮」「水」で調べていたら、ため池などの情報も見つけました。
これも、いきものたちや人間の暮らしに、深く関わりを持っているに違いない!
ということで、宇都宮、生物多様性のぐるぐる・めぐり旅。
次ぎの寄り道を、楽しみにします。