天気は曇り時々雨の予報の中を浦柄を出発し、刈羽村へ
ボランティア活動にいってきました。
当初12名の予定でしたが、1名増えて車3台に13名体制で
被災地、刈羽村へ、幸いに天気は晴れとなったものの汗ば
む暑さの中での作業でした。
現地で鈴木隆太さんと合流し、民生委員の資格を持つ、井坂
さんは避難所へ他の女性達と慰問に向かい、残り12名は
下高町地区での作業となりました。
下高町の町内会長を訪問し、その後分散して被災した家から
家具や家財道具を運び出す作業の手伝いを5件ほど行いました。
どの家も全壊判定の家屋で、家の中はめちゃくちゃな状態。
築80年という立派な家も一瞬で壊滅的被害を受け、家族の方は
なかなか片づけが進まないと嘆いていました。
ボランティアセンターで受付する浦柄の人達
隆太さんと小杉隊長、やはり迷コンビである。
家の中から家財を運び出す
小杉隊長も一輪車で家財をビニールハウスへ移動
刈羽村ボランティアセンター前で浦柄から参加した面々
参加された浦柄の皆さん、暑い中、大変お疲れ様でした。
皆さん異口同音に「これで少し肩の荷が下りた」と云っておられる
のは本音であろうと思っています。
刈羽村ボランティアセンターに掲示されていた実績表には最も多い
日で318人、少ない日で108人、平均すると200人ちょっとの参加が
記録されていました。
浦柄町内にはこの半分を超える人達が数週間に渡って活動して
くれたことを思うと本当にボランティアは有難いと思っています。
その、恩返しが少しだけでもできたことが今回参加された人達に
満足感を与えたものと思っています。
作業終了後、中越復興事務局長の稲垣さんに挨拶し、無事帰路
につきました。