11月9日(火)に行った「子育てトーク」
この事業は、今年度「岡山県いきいき子育て応援事業」の助成を受けて
県下6会場で行ったいる「アートスタート事業」の笠岡会場のスタートです。
「つもれ、つもれ、こころのえいよう」を合言葉に、
「ブックスタート」が絵本との出会いのように、
乳幼児とすぐれた芸術文化作品との「出会い」の機会を提供することにより、
親子のきずなと乳幼児の心を育てる活動です。
別部屋で、小さな人たちの託児をしながら・・・
第1回子育てトーク「感動すること・育つこと」
〜感動する心が考える力を育てる〜
講師に人形劇団「ひぽぽたあむ」代表の永野むつみさんを迎えた。
2時間にわたるエネルギッシュなお話のなかで、
ダイヤモンドのように輝く言葉がちりばめられていた。
・小さな人の受け止める力をあなどってはいけない
・小さな人は産まれてからすぐに顔色を見ることを覚え、声を聞き分け。
・小さな人へのポジティブナ言葉がけが必要
・なぜおとなになれたか、外あそび・自然・人間とのかかわり
・人間は自分が気づき、心で感じたことは覚えている
・けんか、他者、考えが違う人を受け入れる作業
・芸術にふれ続けることは、受け止める力が育つ
・コミュニケーションへの信頼、受け止める力があれば対話が成立する
・何をほめ、何をしかる、芸術に問いかける
・愉しむ=わかる≒受け止める・推し量る・置き換える
・小さい人の声「目で見る言語」
・経験・体験・知識⇒言語化 などなど
最後に、今一番大切なことは何か、
それは、「幸せのビジョン = どんな幸せを手に入れたいか」
すべてにわたり、人間へのとりわけ小さい人への愛が感じられる話であった。