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カンボジア師範学校奨学生アテンド [2009年06月06日(Sat)]
おはようございます笑顔
この頃週末がずっと雨で、洗濯物が乾きません困った

今週は、3回外勤がありました。
何をしていたかと言いますと、ツアーガイド(!)です祝日

日本財団は、カンボジアの貧しい地域で学校の先生になることを目指す学生を、奨学金制度によって支援しています。
そして、毎年(2007年〜)奨学生の中でも特に成績の優秀な学生さんを日本に招き、日本の小中学校にて授業参観や交流を行っています。

私はこの事業を担当しませんが、今回学生さん(女性三人)と学校関係者、奨学金事業を司るNGO団体「ESC絆」の関係者の方々を東京観光にお連れしました。
行き先は、一日目は明治神宮と原宿、日枝神社、二日目は東京タワーと浅草、三日目は鎌倉でした。
上京して2ヶ月、かつ筋金入りの方向音痴の私の拙すぎるガイドにもかかわらず、皆さん根気良くついて来てくださって、感謝しています悲しい

日本の給食や授業、通勤ラッシュ、地下鉄乗り換え、言葉の壁など、母国と何もかも違う環境のため、学生さんたちはわくわくすると同時に緊張や疲れもあったと思います。
それでも、今後彼女たちが先生になった時、少しでも何か役に立つ、有意義な経験として思い返せるようであればいいと願っています。

私も、カンボジアで教育に関わる方々とお話できたことは、大変勉強になりました。
ESC絆の方に日本の小学校を見学した感想を伺うと、「一日スケジュールがぎっしりあることに驚いた」「先生に授業のマテリアル(指導要領のことでしょうか・・・)があることがすごい」とおっしゃっていました。
カンボジアの小学校では、大抵授業は半日で、もう半日は英語の学校に通うなど別の勉強をすることもあるそうです(ただし、家庭の経済状況によりますが・・・)。
また、決まった授業のマテリアルもないので、教え方は人それぞれ違い、特に公立学校では先生の質も決して良いとは言えないそうです。

日本の義務教育が一日あることに何の疑問も持ったことはありませんでしたが、世界でそれは当たり前のことではないのだなぁと気づかされました。

とはいえ、日本の教育を、進んでいて優れていると手放しで賞賛できないのは、言うまでもないことですよね汗
指導要領ががっちりあるということは、詰め込み教育と揶揄される一因でしょうし・・・。
日本の学校を見学した彼女たちが何を思って、カンボジアの教育をどう変えていくのかが、気になるところです。

カンボジアについて、恥ずかしながら何も知らず、ちゃんとお迎えできるだろうかと不安に思っていましたが、とても素朴でよい方々で、私も楽しかったですラブ
カンボジアでは伝統的にお嫁さんの家に婿入りが普通で、奥さんの両親がお婿さんを気に入らなかったら放り出す怒りなんてすごい話も聞きました(笑)

将来是非行ってみたいと思います飛行機