「プレジャーボート」事故増加 [2014年04月18日(Fri)]
海上保安庁は昨年1年間の海難事故状況をまとめた「海難の現況と対策について」(平成25年版)をこのほど発表しました。〈以下海上保安新聞から抜粋〉
船舶事故隻数は2306隻と前年比45隻増加し、死者・行方不明者数も84人と同6人増えた。船舶種類別ではプレジャーボートが1012隻と全体の事故の約44%を占め、特に見張りの不十分さなどの人為ミスによる衝突事故が増えている。同庁では操縦者への免許更新講習会などを活用して、航行の安全指導や事故防止の啓発に力を入れる。 船舶事故以外の乗船中の事故(海中転落、負傷、病気など)や海浜事故には昨年2877人が遭遇し、死者・行方不明者は1240人だった。マリンレジャー中の海浜事故者は857人にのぼり、うち死者・行方不明者は280人。内訳は釣り中が111人、遊泳中が106人と、死者・行方不明者の8割近くを占める。特に飲酒をして遊泳中に事故にあった45人のうち6割が死んだり、行方不明になっている。 とのことです。海に出るときは十分注意しましょう。 |