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日本の島々 [2013年08月30日(Fri)]
政府が、我が国の領海の範囲を決める根拠となる
離島のうち、正式名称のない約200の無人島に
名前を付ける作業を始めました。

中国をはじめ、近隣諸国が日本周辺海域への海洋
進出を活発化させているため、島の管理を厳格化
することで、海洋資源の保全と安全保障の強化を
図ることが目的とのことです。

島の名称については地元で使われてきた呼び方が
あればその名前を採用し、なければ国が地元自治
体と相談して決めるそうです。また、近年では密
漁基地化等が深刻化している無人離島への対策と
して、定期的な見回りや国有化等の可能性を検討
する有識者会議も設置されました。

名無しの島の命名も、無人離島対策の検討も歓迎
すべき政策ですが、無人とはいえ、国土の立派な
一部である離島の内の200もが無名だったこと
に、つくづく驚かされます。

以下余談ですが、夏休みも終わることですから、
日本の島について、おさらいクイズです。
もしも、いまだに自由研究が白紙のお子さんを
ご存じでしたら、ネタとしてもご提供ください。

〜大人の皆さんも、是非チャレンジしてください!〜

(質問)
Q1:そもそも、島ってなに?
Q2:日本に島はいくつある?
Q3:日本国内でいう最大の島は?
Q4:人口の一番多い島は?
Q5:6,852島のうち、人が住んでいる島は?
Q6:島が多い都道府県は?
Q7:では最後に、島が一つもない都道府県は?




(回答)
A1:四方を海に囲まれた大陸ではない陸地です。
   ということで、世界最大の島はグリーンランドです。
   つまり、本州も九州も厳密には島なんです。
   ※一般に、国内では北海道・本州・四国・九州・沖縄本島
   千島列島は島といいません。

A2:海岸線が100m以上の島が、6,852あります。

A3:1位佐渡島(855ku)、2位奄美大島(720〃)、3位対馬島(709〃)

A4:1位淡路島(14万7千人)、2位天草下島(8万9千〃)、3位佐渡島(6万7千〃)

A5:有人島は約400で、その他は無人島

A6:1位長崎県(971)、2位鹿児島県(605)、3位北海道(508)

A7:大阪府でした。






猛暑、サンゴに大打撃の可能性! [2013年08月23日(Fri)]
列島に猛暑をもたらしている太平洋高気圧の影響で
沖縄周辺の海面水温が大幅に上昇していることが
気象庁の観測で分かりました。

環境省の担当者も「水温が高い状態が続くとサンゴが
白化して大量死が発生し、生態系への影響が出る恐れが
ある」と懸念するコメントを発表しています。

気象庁によると、沖縄周辺海域では、今月9日以降に
海面水温が外洋ではそれ以上暖かくならないとされている
31℃を上回りました。太平洋高気圧に覆われて晴天が
続き、例年より日射量が多く、風も弱かったことが
原因とみられています。

高い海面水温が続いた場合、サンゴに共生する植物プランクトン
である「褐虫藻」の活性が弱まって白化現象が起こり、この
状態が続くとサンゴの大量死が懸念されます。

沖縄南海上の8月上旬の平均海面水温は例年を1.0℃も上回る
30.3℃となり、観測データがある1985年以降では、98年と
並んで最も高温となっています。なお、98年には、やはり
大規模なサンゴの白化現象、そして大量死が発生しました。

石垣島にある環境省の国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター
によれば、いまのことろ沖縄周辺で大規模な白化現象は観測
されていないようですが、今後も猛暑は続くと予測されており
漁業や観光にも影響を及ぼすサンゴ礁の健康状態が心配されて
います。

「たかが1.0℃海水温が高いだけ」とお感じになる方もいらっしゃる
かもしれませんが、雑に表現すると海の生物にとっての1℃は
人間にとっての10℃といわれるほど、海の生物は海水温に敏感で
大きな影響を受けます。猛暑にうだるのは私たち人間だけでは
ないようです。

「UmiMori」Vo.13完成! [2013年08月16日(Fri)]
お待たせいたしました。
今年度最初の会報誌「UmiMori」Vol.13が完成しました。
ご購読者様のお手元にはすでにお届けいたしましたが、今号の概要をご紹介いたします。

「UmiMori」Vol.13概要
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【会員活動紹介】
  片岡和夫さん(多摩川とびはぜ倶楽部 代表)
  岩井克巳さん(NPO法人 環境教育技術振興会 理事/
         NPO法人 大阪湾沿岸環境創造研究センター 専務理事)

【海上保安庁の業務紹介】
  湘南海上保安署

【インタビュー】
  鈴木大地さん

【コラム】
  海からの恩恵を頂くために(サーファー/工学博士(海洋研究・深海工学))


会報誌「UmiMori」は年間購読方式です。
新たにご購読を希望される方は、以下よりお申し込みください。

≪購読のお申込み方法≫
年間購読料1000円を、郵便局より以下までお振込みください。
順次発送いたします。

≪お振込み先(郵便局のみ)≫
口座記号番号:00110-0-456733
加入者名:海守事務局
金額:1000円(送金手数料は別途ご負担ください。)

振込用紙をご希望の方は、住所・氏名・振込用紙送付希望を明記のうえ
info@umimori.jpまでご連絡ください。海守事務局より郵送いたします。
佐藤新長官の就任会見 [2013年08月09日(Fri)]
8/1、海上保安大学校卒として初めて海上保安庁長官に就任した
佐藤雄二第43代長官が就任記者会見を行い、「尖閣諸島の国有化
以来、中国公船が日常的に出現している。海保の抱える事案は国
家の主権・領土領海の確保など国家の根幹にかかわる業務が多い
が、これまでの経験を生かして立ち向かいたい。職員と一丸とな
って難局を乗り越えたい」と決意を語りました。

佐藤長官は、海保の目指す気風として「海保のモットーは『正義
仁愛』だ。正義は『法執行』であり、法にのっとり冷静に対応し
ていく。それには職員全員の力が必要で、風通りが良く、笑い声
が出る職場を作るという北村前長官の方針を堅持したい」としま
した。

具体的な課題としては、尖閣諸島警備をトップにあげ「最近では
中国側が海上勢力を持つ4つの機関を統合したが、引き続き関係
省庁と緊密な連携をとり、領海警備に万全を期したい」と強調し
ました。

2番目に「巡視船14隻相当の尖閣専従体制を確立するための予算
要求を行い、体制の充実強化を図りたい」と語りました。

また、ソマリア沖等で頻発している海賊問題への対策法案成立や
拉致問題への取り組み、南海トラフの巨大地震を想定した防災・
減災対策への意欲を示し、原発対策、海洋調査、交通安全対策等
の日常業務にも職員一丸となって対処したい述べました。

現場出身の初の長官としては「尖閣警備などで実際に船に乗り、
厳しい局面を現場で処理してきており、今後に生かせるのではな
いか」とし、「海保にはさまざまな分野、能力をもった人たちが
おり、私一人で背負うのでなく、皆が知恵を出し合って対処して
いる。職員を信頼しており、そうした面でのプレッシャーはない」
と笑顔を見せて言い切りました。

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●写真:笑顔で報道陣の質問に答える佐藤長官

※本記事は海上保安新聞から抜粋、再編集したものです。
「森は海の恋人」が研究所建設へ! [2013年08月02日(Fri)]
海守会員である畠山重篤さんが代表を務める気仙沼のNPO「森は海の恋人」は、
海を豊かにするための植林活動で有名ですが、東日本大震災で被災した地元の自然環境
の変化を調査する舞根森里海研究所を設立し、昨日から同研究所の建設が始まりました。

カキ養殖の第一人者としても活躍する畠山さんは、震災後、海中のプランクトンや
生息する動植物など、森と里と海が震災前後でどう変化し、どう回復していくか等を
複数の大学と調査してきましたが、今回、海守の助成元である日本財団の支援を
受けて研究所を建設現場で簡易な海水分析等が出来る設備を整備することになりました。

建設が始まった施設は子供向けの環境教育にも利用する予定とのことですので、
「海守でも何か企画出来ないかな〜」と期待が膨らみますが、付加価値の高い新たな
カキの養殖手法の研究等も予定されており、まずは地元産業復興に拍車をかける存在
として期待が寄せられます。

気仙沼には震災前後に何度も訪れ、畠山さんのカキ養殖場にもお邪魔しました。
「全て」が流された光景を震災後に目にした時は、親類を無くされた畠山さんに
声をかけることも出来ませんでした。
あれから3年、初めて彼のもとを訪ねたとき、山積みになったカキが怒涛のように剝かれる
熱気あふれる作業場の脇から、孫を連れて満面の笑みで現れた畠山さん、あの時の熱気と
笑顔が、彼の地に戻ることを祈るばかりです。