海保長官、初の現場出身者起用へ! [2013年07月18日(Thu)]
報道等でご存知の方も多いかと思いますが、本日、政府が海上保安庁の
次期長官に、初めて海保の現場出身者である佐藤雄二海上保安監(59)を 起用する人事を固めたようです。 佐藤氏は海上保安大学校出身で、これまで旧運輸省や国土交通省の幹部 が占めてきた長官ポストへの、生え抜きの海上保安官が起用されるのは 初めてのことです。 第十一管区海上保安本部で巡視船の通信長を務める等、海上警備の実務 に詳しい佐藤氏の起用は、尖閣諸島周辺の領海警備等で現場の士気を高 める狙いもあるとみられています。 本日午前中の記者会見では、「首相から、現場で汗を流している人をしっ かり登用してほしいという指示があった」と官房長官がコメントし、佐藤 氏起用については「まだ閣議決定していない」と明言を避けたとのことです。 「現場を知る者がトップに就き」 「現場の声がトップに届き」 「その声が組織を動かしていく」 そんな好例になることを願います。 |