神奈川県において、海岸清掃や美化啓発、ボランティアによる活動の支援、
海岸美化に関する調査など、さまざまな事業を進めている
公益財団法人かながわ海岸美化財団より『なぎさのごみフォーラム』のお知らせです。
相模湾を中心とした神奈川県の約150kmにも及ぶ自然海岸の清掃と年間約15万人の
海岸清掃ボランティアをサポートしている公益財団法人かながわ海岸美化財団が
今年で設立20 周年を迎えました。
美化財団は、これまで、海岸をいかに効率的・効果的に清掃していくか取組み、
近年では「海岸が昔に比べてキレイになった」との声も多く寄せられるようになりました
が、20 年間のごみ処理量を見てみると、大きな変化はなく、ごみの発生量は
必ずしも減っていないのが現実と言えます。
一方、全国的には、一昨年に、海岸漂着物の円滑な処理と発生の抑制に関する
対策を進める「海岸漂着物等処理推進法」が施行され、
海岸ごみ問題取組の機運が高まっています。
そうしたことを踏まえ、美化財団では、この20 周年を機に、
これまでの海岸美化を見つめなおし、これからの20 年を考える記念事業
「nagisa20(ナギサトゥエンティー)」を2011 年4 月から実施。
その一環として、「ごみがあるからキレイにするNAGISAから、
ごみが流れつかないNAGISAへ」をキーフレーズに、
海岸美化のこれからを考える『なぎさのごみフォーラム』を開催します。
1 開催日時 平成23年10月29日(土) 12:30〜19:00
2 会 場 神奈川県立かながわ女性センター
(藤沢市江の島1-11-1 TEL 0466-27-2711)
3 フォーラム内容(1)定員400 名
(2)開催時間12:30〜19:00
○11:30 開場
○12:30〜17:20 かながわ海岸美化シンポジウム
○17:30〜19:00 交流会
(3)かながわ海岸美化シンポジウムについて
○基調講演『海岸ごみの現状と今後』 大妻女子大学 教授 兼廣春之氏
○基調講演『海岸漂着物対策の現状と取組について』 環境省海洋環境室 中村祥氏
○取組紹介『美化財団のこれまでの取組と現在の課題』
公益財団法人かながわ海岸美化財団
○パネルディスカッション
●テーマ1『望ましい清掃の仕組(清掃費の確保とごみ処理の充実)』
●テーマ2『ごみの発生抑制(山・川・海へ通じる生活圏全体の取組)』
○パネルデイスカッションメンバー
●コーディネーター 鹿児島大学 教授 藤枝繁氏
●コメンテーター 大妻女子大学 教授 兼廣春之氏
●パネリスト
・環境省 海洋環境室 中村祥氏
・一般社団法人 JEAN 代表理事金子博氏
・神奈川県 資源循環課長 太田仁志氏(テーマ1のみ)
・小田原市漁業協同組合 漁業者 江森正典氏
・神奈川県海水浴場組合連合会 会長 小西美恵子氏
・コカ・コーラセントラルジャパン株式会社
常務執行役員広報・CSR 推進部長 島田勝一氏(テーマ1 のみ)
・桂川・相模川流域協議会 山梨県事務局 河西義信氏(テーマ2のみ)
・海さくら代表 古澤純一郎氏
・NPO 水辺に遊ぶ会理事長 足利由紀子氏
○事例発表
●『学校キャラバン学習報告』
●『海水浴場におけるたばこ対策の取組〜安全・きれい・快適なビーチを目指して〜』
神奈川県環境衛生課
(4)交流会について
ボランティア団体・行政・学校・企業等、海岸美化に係る様々な関係者の交流や
ネットワーク作りを図る場として交流会も開催します。
会場には、飲み物と軽食を用意される他、協賛企業・ボランティア団体の
ブースが出展され、開演前・休憩中・交流会時に自由にご覧いただけます。
4 参加方法 ○参加無料。但し、事前申込が必要です。
○下記方法でお申込みいただけます。
●TEL 0467-87-5379
●FAX 0467-87-5340
●ホームページ
http://www.bikazaidan.or.jp/forum.html ●E-Mail
info@bikazaidan.or.jp ○2011 年10 月21 日(金)
5 問い合わせ先 公益財団法人かながわ海岸美化財団
○TEL 0467-87-5379
○FAX 0467-87-5340
○E-Mail
info@bikazaidan.or.jp