「ふなかん」展示終了! [2011年07月28日(Thu)]
「海守の集い」での会場提供など、以前より様々なかたちで海守の活動にご協力
いただいてきた、東京お台場にある「船の科学館(通称:ふなかん)」が、リニューアル 準備のため本年9月30日をもって本館展示を休止することになりました。 同館は1974年の7月20日(海の記念日)に開館し、以来、37年間にわたり延べ 1,800万人を超える来館者を迎え、海と船の文化を伝える海洋総合博物館として 親しまれてきました。しかし、6万トン級の大型客船を模したユニークな本館は 施設及び展示共に老朽化が著しく、次世代の海洋教育拠点へのリニューアルに 向けて、ひとまず本館展示を休止し、青函連絡船「羊蹄丸」の保存・展示は終了します。 再オープンの日程は未定とのことですが、本館は当面の間、所蔵品の保管などに 活用され、マスト部分の海上保安庁「港内管制信号」はこれまでどおり運用されます。 また、屋外展示中の南極観測船「宗谷」も一般公開が継続されます。 同館では、9月30日まで、通常大人700円・子供400円の入館料を、それぞれ 200円と100円に引き下げ、8月1日からは「日本の海−まもるべき島々」 「進水100周年 豪華客船タイタニック号展」 「海と船の工作ひろば」の特別企画を 開催し有終の美を飾ります。国内有数の海事博物館として名高い施設ですので まだ訪れたことのない方は、是非ともこの機会に足を運んでみてはいかがですか? 筆者も小学校の社会科見学で訪れて以来、公私ともに関わりが多かった施設であり しみじみと寂しさを感じますが、生まれ変わる「ふなかん」に期待したいと思います! 船の科学館ホームページ→ http://www.funenokagakukan.or.jp/ 船の科学館 |